FOOD

家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!

牛乳で作る「家族のためのプリン」レシピ/藤井恵さん

  • 藤井 恵

2026.09.15

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藤井 恵さんがLEE世代に伝えたい

家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!

二人の娘さんが巣立った今、実感するのは「定番」こそが、家族の味になっていたこと。忙しさの中で藤井さんを助けた、なじみの味。今の私たちに必要なのは、そんな一皿でした。

藤井 恵さん

藤井 恵さん

Megumi Fujii

料理研究家・管理栄養士

大学在学中から料理番組のアシスタントを務め、5年間専業主婦として過ごしたのち復帰。子育てをしながら雑誌や書籍、テレビ出演など多忙な日々を過ごす。著書に『働きながら家族のごはんを作るために』(大和書房)。

藤井 恵さんが作り続けてきた

わが家の定番、5つの味

今でも、「あの味が食べたい」とリクエストされる「とりあえず、これさえあれば」の頼れる一品。藤井家の思い出のストーリーとともに紹介します。

5.【家族のためのプリン】

家族のためのプリン

調理時間 40分(冷やす時間を除く)

材料・直径20cmの型1個分

  • 卵……3個
  • 卵黄……2個
  • A)
    • グラニュー糖、きび砂糖……各40g
  • 牛乳……3カップ
  • バニラビーンズ……1/2本(またはバニラオイル少々)
  • B)
    • グラニュー糖……80g
    • 水……大さじ2
  • バター……少々


下準備

  • 型(底が抜けないもの)の内側に薄くバターを塗る。
  • オーブンを種類に合わせた温度で予熱する(国産のガスオーブンなら170℃、海外メーカーのオーブンなら上下加熱で150℃、国産の電気オーブンなら180℃)。
  • 熱湯を適量用意する。

作り方

  1. 小鍋にBを入れ、中火にかける。時々、揺すりながらカラメル色になるまで煮詰め、型に流し入れて素早く全面に広げる。
  2. ボウルに卵を割り入れ、さらに卵黄を加えて泡立て器で混ぜる。Aを加え、さらに混ぜる。
  3. 1とは別の鍋に牛乳と縦半分に切ったバニラビーンズを入れ、沸騰直前まで温める。バニラビーンズを取り出し、中身をこそげ入れてなじませる。
  4. 23を入れて混ぜ、1の型にザルなどでこしながら入れる。アルミホイルを二重にしてフタのようにかぶせ、ふちを型に合わせて折るようにしておおう。
  5. 型をバットの上にのせ、さらに天板にのせる。
  6. オーブンの中段に5の天板を入れ、まずバットに型の半分程度の高さまで熱湯を注ぐ。さらに天板にも、天板の高さ半分程度まで熱湯を注ぐ。
  7. 予熱したオーブンで30分焼く。焼き上がったら、型の周りを氷水で急速に冷やす。冷めたら冷蔵庫に移し、2時間以上冷やす。
  8. 型の内側にぐるりと包丁を入れてプリンをはがし、皿をのせ、ひっくり返して型から出す。

「プリンがおいしく作れるお母さんになりたい」と思っていました。たくさんのレシピを見て、試作をして、ようやくこの形に。気づけば、もう30年余り作り続けているおやつです。
 
はじめはグラニュー糖だけで作っていましたが、あるパティシエが「きび砂糖を半分混ぜると素朴な味になる」とおっしゃっていて、それからは半量ずつ、使うようになりました。
 
生クリームを入れたこともあったけれど、今は牛乳で。家庭のお菓子は、できるだけ特別な材料を使わず、思い立ったときに作れるレシピがいいな、と思っています。
 
バニラビーンズがなければ、バニラオイルで。あくまで香りですから、無理なら入れなくても十分おいしいですよ。
 
きっとシンプルな味だからこそ、娘たちの舌や心に残ったのでしょう。
 
特別な日には、生クリームを絞って、缶詰の赤いチェリーをのせて。それだけで、ちょっと格上げされてワクワクしたのも思い出です。

過去のレシピも大充実な


Staff Credit

撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/今田 愛 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE10月号(9/7発売)「家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!」に掲載の記事です。

藤井 恵

料理研究家・管理栄養士

料理研究家・管理栄養士。大学在学中からテレビの料理番組のアシスタントを務めた後、フードコーディネーターを経て、料理研究家として独立。 ヘルシーなおかずやおつまみ、お菓子までわかりやすいレシピが好評。著書に『繰り返し作りたい定番料理』(主婦の友社)、『世界一美味しい! やせつまみの本』(主婦と生活社)など、多数。

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