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FOOD

料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?

副菜も作れる!「鶏もも肉とキャベツ&ワカメとひき割り納豆のみそ汁」レシピ/今井真実さん

  • 今井 真実

2024.07.05

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大人気シリーズ第4弾!

料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?

料理を仕事にする今井さんに「しんどい」の悩みを相談したら、「頑張りすぎなくてOKです。休んで!」ときっぱり。でも時に、逃れられないこともある……というわけで、そんなときでも何とか作れる、とっておきを教わりました!

今井真実さん

教えてくれたのは

今井真実さん

Mami Imai

作った人がうれしくなる、「毎日の新しい家庭料理」を提案し、話題となる。雑誌、書籍、TV、広告など多岐にわたって活躍。日々の暮らしを綴るnoteも好評。

「鉄板ルール」があれば乗り越えられます

今井真実さん

「しんどいときは、何より“考える”のがイヤ!」という今井さんが編み出したのが、夜は調理法しばりで料理に取りかかるルール。「このルールで何度助けられたことか!」(今井真実さん)

夜は肉をゆで、ゆで汁もスープなどに

夜の調理プロセス

  1. 火をつける火をつける
  2. 肉をゆでる肉をゆでる
  3. ゆで汁も活用ゆで汁も活用

鍋に水と肉を入れて火にかける。じわじわと温度を上げることで、肉がふっくらと仕上がる。肉に火が通ったら、メニューによっては野菜も入れて。これで、主菜と副菜(つけ合わせ)が出来上がり。さらにゆで汁には、塩気をつければ汁物にも変身!

鶏もも肉とキャベツ&ワカメとひき割り納豆のみそ汁

副菜も作れる!「鶏もも肉とキャベツ&ワカメとひき割り納豆のみそ汁」レシピ/今井真実さん

“焼く”&“炒める”は、集中力が必要。しんどいときは火入れがアバウトでOKな“ゆでる”に限る!

調理時間15分

「大きめの肉は少々ゆで時間が長くても、おいしさに大差なし。キャベツも一緒にゆでて、栄養たっぷりのつけ合わせまで完成です」(今井真実さん)

材料・2~3人分

  • 鶏もも肉……大1枚(300g)
  • キャベツ……200g
  • 塩……小さじ1
  • 〈タレ〉
    • みそ、ハチミツ、しょうゆ……各大さじ1
  • 〈みそ汁〉
    • 乾燥カットワカメ……2g
    • ひき割り納豆……1パック(40g)
    • みそ……小さじ1

作り方

  1. 鶏肉に塩を振る。出てきた水気をふき取る。タレの材料を混ぜ合わせておく。
  2. 大きめの鍋(深めのフライパンなど)に鶏肉と水3カップを入れ、みそを溶き入れてからフタをして中火にかける。沸いたら弱火にし、フタをせずに5分ゆでる。
  3. ②にキャベツを5㎝角程度にちぎって加える。フタをして5分ほどゆでる(途中でキャベツを一度裏返す)。
  4. キャベツを器に取り出す。
  5. ふつふつとしたら鶏肉を取り出し、少し休ませてから食べやすく切って④の器に盛る。混ぜ合わせたタレをかける。
  6. ⑤の鍋にワカメと納豆を入れ、2分ほど煮てからお椀によそう。



Staff Credit

撮影/鈴木泰介 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE8・9月合併号(7/5発売)「料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?」に掲載の記事です。

今井 真実 Mami Imai

料理家

レシピやエッセイ、SNSでの発信が支持を集め、多岐の媒体にわたりレシピ製作、執筆を行う。身近な食材を使い、新たな組み合わせで作る個性的な料理は「知っているのに知らない味」「何度も作りたくなる」「料理が楽しくなる」と定評を得ている。2023年より「オージービーフマイト」日本代表に選出され、オージービーフのPR大使としても活動している。既刊に、「低温オーブンの肉料理」(グラフィック社)など。

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