特別な調味料も道具もいりません!
毎日食べたい“やさしい中華”
「中華はお店が一番」な印象があります。理由は、大火力や鍋振りなどのプロの技が重要そうだから。でもそれは思い込み! 家庭には家庭のやり方で、現地の人が食べている「本当の中華料理」が作れるのです。
\驚くほどシンプル!/
中国各地の本場の味を訪ね歩いた
酒徒さんの本格おうち中華
「中国の食卓で何品も料理が並ぶのは、1品が驚くほど簡単だから。少ない素材をシンプルに味わいきる。それが、僕の出会ったおうち中華です」(酒徒さん)
味つけはコレだけ![塩]
トマトの卵炒め
調理時間10分
材料・2~3人分
- トマト……3~4個
- 卵……3個
- 塩……適量
- 炒め油(菜種油などくせの少ないもの)……大さじ3
作り方
- トマトは8等分程度のくし形切りにする。
- ボウルに卵を割り入れ、塩少々を加えてよく溶きほぐす。
- フライパンを強火で熱する。炒め油大さじ2を入れてなじませたら、②を流し入れる。焦げ目をつけないよう、大きくふんわりと炒め、一度取り出す。
- フライパンに炒め油大さじ1を足し、強火で①を炒める。トマトの角が取れてきたら③の卵を戻し入れて大きく混ぜ、塩(ひとつまみ~)で好みの味に調える。
おいしく作るコツ
卵は強火で炒めて一度取り出すと、ふんわり仕上がります。トマトを炒めるときも強火を保ち、トマトから出た水気と油を乳化させるイメージで手早く炒めて。調味料は塩だけですが、絶品なんです。
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Staff Credit
撮影/松村隆史 スタイリスト/河野亜紀 イラストレーション/ミツコ 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE7月号(6/7発売)「毎日食べたい“やさしい中華”」に掲載の記事です。