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FOOD

毎日食べたい“やさしい中華”

調味料は塩だけ!「トマトの卵炒め」レシピ/酒徒さん

  • 酒徒

2024.06.11

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特別な調味料も道具もいりません!

毎日食べたい“やさしい中華”

「中華はお店が一番」な印象があります。理由は、大火力や鍋振りなどのプロの技が重要そうだから。でもそれは思い込み! 家庭には家庭のやり方で、現地の人が食べている「本当の中華料理」が作れるのです。

\驚くほどシンプル!/
中国各地の本場の味を訪ね歩いた

酒徒さんの本格おうち中華

酒徒さん

「中国の食卓で何品も料理が並ぶのは、1品が驚くほど簡単だから。少ない素材をシンプルに味わいきる。それが、僕の出会ったおうち中華です」(酒徒さん)

酒徒さん

教えてくれたのは

酒徒さん

Shuto

中華料理愛好家

北京・広州・上海に10年間駐在し、仕事先で精力的に、あるいは休日も惜しまず各地の料理を食べ歩く。本場で知った手軽に作れる本格中華のレシピを紹介するnoteも好評。昨年、初の著書『あたらしい家中華』(マガジンハウス)が大ヒットし、話題に。

味つけはコレだけ![

トマトの卵炒め

調味料は塩だけ!「トマトの卵炒め」レシピ/酒徒さん

調理時間10分

材料・2~3人分

  • トマト……3~4個
  • 卵……3個
  • 塩……適量
  • 炒め油(菜種油などくせの少ないもの)……大さじ3

作り方

  1. トマトは8等分程度のくし形切りにする。
  2. ボウルに卵を割り入れ、塩少々を加えてよく溶きほぐす。
  3. フライパンを強火で熱する。炒め油大さじ2を入れてなじませたら、②を流し入れる。焦げ目をつけないよう、大きくふんわりと炒め、一度取り出す。
  4. フライパンに炒め油大さじ1を足し、強火で①を炒める。トマトの角が取れてきたら③の卵を戻し入れて大きく混ぜ、塩(ひとつまみ~)で好みの味に調える。
トマトの形を残すと、ジューシーなおいしさに!

おいしく作るコツ

卵は強火で炒めて一度取り出すと、ふんわり仕上がります。トマトを炒めるときも強火を保ち、トマトから出た水気と油を乳化させるイメージで手早く炒めて。調味料は塩だけですが、絶品なんです。



Staff Credit

撮影/松村隆史 スタイリスト/河野亜紀 イラストレーション/ミツコ 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE7月号(6/7発売)「毎日食べたい“やさしい中華”」に掲載の記事です。

酒徒 shuto

中華料理愛好家

中華料理愛好家。北京・広州・上海に10年間駐在し、仕事先で精力的に、あるいは休日も惜しまず各地の料理を食べ歩く。本場で知った手軽に作れる本格中華のレシピを紹介するnoteも好評。昨年、初の著書『あたらしい家中華』(マガジンハウス)が大ヒットし、話題に。

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