長い子どもたちの夏休み。忙しい中、毎日のお昼ごはん作りまで頭が回らない……。そこで頼りたいのが、タイパ=タイムパフォーマンスばっちりの麺。時間がかからず、なのに抜群においしい一皿が、私たちを救ってくれます!
パスタもレンジにおまかせ。調理の手間だけでなく、洗い物まで減っていいことだらけ!
調理時間15分
えのきのとろみで、味がなじみます
レンチンえのき塩バターレモンパスタ
「手順2までの基本のえのき塩バターパスタを覚えておくと、とても便利。納豆とノリをのせるなど、自由にアレンジできますよ」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- スパゲッティ(7分ゆでタイプ)……160g
- えのきだけ……100g
- コンソメ(顆粒)……小さじ2
- 黒こしょう……少々
- バター……大さじ2
- ツナ缶(オイル漬け、スープ漬けなど好みで)……1缶(70g)
- レモン……1個
作り方
- えのきだけは根元を切り落とし、食べやすくさく。
- 耐熱容器にスパゲッティ、①、水500㎖、コンソメ、バターを入れてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で10分間加熱する。大きい容器がない場合は、スパゲッティを半分に折って半量ずつ作る。
全体になじむよう、バターは上に。小さい耐熱容器の場合はパスタを半分に折って
- レモンは半分は果汁を絞り、軽く汁気をきったツナと混ぜる。残りの半分は輪切りにする。
- ②が熱いうちに全体をよく混ぜ合わせる。半量ずつ器に盛って③をのせ、黒こしょうをかける。
※パスタをレンジでゆでる際は、水の分量はパスタの重さの3倍程度、加熱時間はパスタの袋の表示時間の+3分が目安。
教えてくれたのは
本多理恵子さん
具材選び&手間をカットするアイデアを上手に取り入れて
のべ12000人の“料理がしんどい人”を救った画期的な料理教室が人気。「タイパのコツは、具材は火の通りやすい食材を選ぶこと。洗い物を減らすためにキッチンバサミを活用したり、切る手間のない食材を使うこと。市販のレモン汁やチューブにんにくなども、どんどん利用しましょう!」(本多理恵子さん)
Twitter:riettahonda
公式サイト:https://rietta.me/profile/
【特集】夏を乗り切る「タイパ麺」31days
撮影/メグミ スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)『夏を乗り切る「タイパ麺」31days』に掲載の記事です。
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。