長い子どもたちの夏休み。忙しい中、毎日のお昼ごはん作りまで頭が回らない……。そこで頼りたいのが、タイパ=タイムパフォーマンスばっちりの麺。時間がかからず、なのに抜群においしい一皿が、私たちを救ってくれます!
冷たくしめた麺を、温かいつけ汁でツルッと。肉入りだから食べごたえ十分、うま味もしっかり。麺はお好きなものでどうぞ。
調理時間10分
人気メニューをつけ麺仕立てに!
担々つけ汁
「ポイントは、ひき肉にしっかり味をつけてから水分を入れること。味にメリハリがついて、最後まで飽きずにおいしく味わえます」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- 冷凍うどん……2袋
- 豚ひき肉……100g
- 青梗菜……1株
- A)
- しょうがのすりおろし、にんにくのすりおろし、豆板醤(トウバンジャン)、みりん、しょうゆ……各小さじ1
- B)
- 白すりごま……大さじ2
- 鶏ガラスープの素(顆粒)……小さじ2
- 豆乳(成分無調整)……200㎖
- めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ4
- みそ、ごま油……各小さじ1
作り方
- 青梗菜は1枚ずつはがし、長さを半分に切る。
- フライパンにひき肉とAを入れ、中火で炒める。肉に火が通ったらBを加え、沸いたら①を加える。しんなりしたら火を止め、つけ汁用の器に半量ずつよそう。
- 冷凍うどんは袋の表示どおりに電子レンジで解凍し、流水で洗って水気をきり、半量ずつ器に盛る。
教えてくれたのは
本多理恵子さん
具材選び&手間をカットするアイデアを上手に取り入れて
のべ12000人の“料理がしんどい人”を救った画期的な料理教室が人気。「タイパのコツは、具材は火の通りやすい食材を選ぶこと。洗い物を減らすためにキッチンバサミを活用したり、切る手間のない食材を使うこと。市販のレモン汁やチューブにんにくなども、どんどん利用しましょう!」(本多理恵子さん)
Twitter:riettahonda
公式サイト:https://rietta.me/profile/
【特集】夏を乗り切る「タイパ麺」31days
撮影/メグミ スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)『夏を乗り切る「タイパ麺」31days』に掲載の記事です。
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。