長い子どもたちの夏休み。忙しい中、毎日のお昼ごはん作りまで頭が回らない……。そこで頼りたいのが、タイパ=タイムパフォーマンスばっちりの麺。時間がかからず、なのに抜群においしい一皿が、私たちを救ってくれます!
暑いなかでもツルツルいける、食欲を誘う一皿です。
調理時間8分
レンジで作れる“ひと手間かけた味”
なすの甘酢漬けそば
「おいしいけれど面倒な、なすの甘酢漬けを電子レンジで。甘酸っぱいつけつゆは、食欲のない夏でも、箸がぐんぐん進みます」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- そば(乾麺)……200g
- なす……2本
- 大葉……4枚
- 七味唐辛子……適量
- 〈甘酢ダレ〉
- めんつゆ(3倍濃縮)、ポン酢しょうゆ……各大さじ4
- みりん、ごま油……各大さじ1
- しょうがのすりおろし……小さじ2
作り方
- なすはヘタを切り落とす。長さを半分に切ってから、それぞれ縦4等分に切る。皮に5㎜間隔で斜めに切り目を入れる。大葉は細切りにする。
- 耐熱容器に甘酢ダレの材料を入れる。①のなすを加えてよくからめ、ふんわりとラップをして電子レンジ(600W)で5分加熱する。ラップを外して冷ましておく。
- そばは袋の表示どおりにゆでる。流水で洗って水気をきり、半量ずつ器に盛ってそれぞれ①の大葉をのせる。
- ②のタレに水大さじ2を加えて薄め、つけ汁用の器に半量ずつよそい、好みで氷を浮かべ、七味唐辛子を振る。
教えてくれたのは
本多理恵子さん
具材選び&手間をカットするアイデアを上手に取り入れて
のべ12000人の“料理がしんどい人”を救った画期的な料理教室が人気。「タイパのコツは、具材は火の通りやすい食材を選ぶこと。洗い物を減らすためにキッチンバサミを活用したり、切る手間のない食材を使うこと。市販のレモン汁やチューブにんにくなども、どんどん利用しましょう!」(本多理恵子さん)
Twitter:riettahonda
公式サイト:https://rietta.me/profile/
【特集】夏を乗り切る「タイパ麺」31days
撮影/メグミ スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)『夏を乗り切る「タイパ麺」31days』に掲載の記事です。
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。