長い子どもたちの夏休み。忙しい中、毎日のお昼ごはん作りまで頭が回らない……。そこで頼りたいのが、タイパ=タイムパフォーマンスばっちりの麺。時間がかからず、なのに抜群においしい一皿が、私たちを救ってくれます!
うどんも具材も、加熱はレンジにおまかせ。調理時間は長めに見えるけれど、実際に働いているのはレンジだけ!
調理時間15分
もちもち麺が、懐かしいおいしさ!
レンチンナポリタンうどん
「うどんのもっちり感とケチャップの甘さって、とても合うんです。ピーマンは繊維を断つ向きに切ると、麺になじむやわらかさに」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- 冷凍うどん……2袋
- 玉ねぎ……1/4個
- ピーマン……1個
- ソーセージ……4本
- 粉チーズ(好みで)……適量
- A)
- トマトケチャップ……大さじ4
- 中濃ソース……大さじ1
- コンソメ(顆粒)……小さじ1
- バター……大さじ1
作り方
- 玉ねぎは薄切りにする。ピーマンは縦半分に切ってヘタと種を取り除き、繊維を断ち切る向きで5㎜幅程度に切る、ソーセージは斜め薄切りにする。
- 耐熱容器にうどんを重ならないように並べる。上に①を広げ、Aを材料表の上から順に加えていく。ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で10分加熱する。
レンジ調理するときは、麺→具→調味料の順にのるのが基本。できるだけ、具材も調味料も偏りなく広げて
- 全体をよく混ぜ合わせて半量ずつ器に盛り、好みで粉チーズをかける。
※大きい耐熱容器がない場合は、半量ずつ作る。加熱時間は半分の5分間に。
教えてくれたのは
本多理恵子さん
具材選び&手間をカットするアイデアを上手に取り入れて
のべ12000人の“料理がしんどい人”を救った画期的な料理教室が人気。「タイパのコツは、具材は火の通りやすい食材を選ぶこと。洗い物を減らすためにキッチンバサミを活用したり、切る手間のない食材を使うこと。市販のレモン汁やチューブにんにくなども、どんどん利用しましょう!」(本多理恵子さん)
Twitter:riettahonda
公式サイト:https://rietta.me/profile/
【特集】夏を乗り切る「タイパ麺」31days
撮影/メグミ スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)『夏を乗り切る「タイパ麺」31days』に掲載の記事です。
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。