にんにくやごま油の風味が食欲をそそる
白菜と牛こまのプルコギ鍋
「白菜から出る水分だけで煮るので、肉や野菜のうま味が凝縮されます。大人はコチュジャンをつけて辛味を加えても」(重信初江さん)
材料・2〜3人分
- 白菜……1/2個(約1㎏)
- 牛こま切れ肉……300g
- にら……1/2束
- 塩……大さじ1/2
- A)
- しょうゆ……大さじ2
- ごま油、ハチミツ……各大さじ1
- にんにくのすりおろし……小さじ1
- 塩、こしょう……各少々
- 白すりごま、コチュジャン(好みで)……各適量
作り方
- 白菜は7〜8㎜幅で5〜6㎝長さに切る。ボウルに入れて塩をまぶし、15分ほどおいて水気を絞る。にらは4㎝長さに切る。
- 牛肉はボウルに入れ、Aを加えてもみ込む。
肉にがっつりした下味をもみ込むと、白菜から水が出ても味がぼけない。調味料を吸い込んだらOK。
- 鍋に①、②を入れて強めの中火にかける。煮立ってきたら中火にし、時々上下を返しながら、白菜から水分が出て肉に火が通るまで4〜5分煮る。
- 器に取り分け、好みでごまを振ったり、コチュジャンを加えても。
シメはこちらで
器にごはんと残った鍋の具を盛り、白すりごまを振り、好みでコチュジャンを混ぜる。
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
こちらは2020年LEE1月号「白菜・大根・キャベツ 大量消費 激うま「鍋」」に掲載の記事です。
重信初江
料理研究家
少ない材料と手間でできる、アイデアあるレシピがSNSなどで話題に。テレビや雑誌、企業のレシピ制作、料理イベントにもひっぱりだこ。近著に『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)『冬つまみ』(池田書店)、『おうちで深夜食堂』(共著、小学館)