ふんわり立ち上る湯気もごちそう
牛肉の蒸しずし
ガツンと肉食派の人も、きっとこんなおすしなら大満足。炒め物をのっけて蒸すだけなので、気負わず気軽に作れます。
材料・4人前・24.5×20×深さ4㎝のバットを使用
- すし飯(作り方はこちら)……2合分
- 牛切り落とし肉……300g
- パプリカ(赤)……1/4個
- ごぼう……80g
- しょうが……2かけ
- 油(サラダ油などクセのないもの)……大さじ1/2
- A)
- 酒……大さじ2
- しょうゆ……大さじ1 1/2
- 砂糖……大さじ1
- 菜の花……30g
- れんこん……50g
作り方
- ごぼうはささがきにして、水につけておく。パプリカは3~4㎜幅に切る。しょうがは千切りにする。バットにすし飯を詰める。れんこんは輪切りにし、ゆでる。菜の花もゆで、2㎝幅に切る。
- フライパンに油を熱してごぼう、しょうがを加え、ごぼうが透き通るまで強めの中火で2~3分炒める。肉を加えて焼き色がついてきたらパプリカ、Aを加え、汁気がなくなるまで炒める。
- すし飯の上に②をのせ、れんこん、菜の花を散らす。蒸気の立った蒸し器に入れ、5~7分ほど蒸す(電子レンジ対応バットなら、600Wで5~6分加熱してもよい)。
撮影/清水奈緒 スタイリスト/岩﨑牧子 取材・原文/田中のり子 撮影協力/UTUWA
2022年3月号【バットで作る「大きなおすし」 ラップで包む「小さなおすし」】より
重信初江
料理研究家
少ない材料と手間でできる、アイデアあるレシピがSNSなどで話題に。テレビや雑誌、企業のレシピ制作、料理イベントにもひっぱりだこ。近著に『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)『冬つまみ』(池田書店)、『おうちで深夜食堂』(共著、小学館)