鶏むね肉が、湯せんでしっとり!
塩麹サラダチキン
保存袋ごと、厚手の鍋で沸かした湯の中においておくだけ。塩麹漬けの下ごしらえ+ゆっくり余熱で火を通すことで、パサつきがちな鶏むね肉が驚くほどやわらかく!
材料・4人分
- 鶏むね肉(皮なし)……2枚(600g程度)
- 塩麹……大さじ3
- ベビーリーフ、紫玉ねぎ(薄切り)、チャバタ……各適量
作り方
- 鶏肉をジッパー付き保存袋(Lや特大など、大きめのサイズ)に入れ、塩麹を加えてよくもみ込む。空気を抜いてジッパーを閉じ、冷蔵庫でひと晩おく。
- 調理の30分~1時間前に冷蔵庫から出して常温に戻しておく。
- 大きい厚手の鍋に水2ℓほど入れ、②の空気を再度抜いて袋ごと鍋に入れる。弱めの中火にかけ、小さな泡が立って沸騰してきたら弱火にして10分加熱する(10分加熱後に鶏肉が白くなっていなければ、加熱時間を増やす)。
- 袋ごと上下を返して火を止め、袋の上部をはさんでフタをして1時間30分~2時間おき、余熱で火を通す。粗熱が取れたら薄切りにし、上下に切ったチャバタにベビーリーフ、紫玉ねぎとともにのせる。
POINT!
ジッパー付き保存袋は湯に入れやすいように、縦横27㎝程度がおすすめ。袋が直接火に当たって溶けないよう注意。
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撮影/キッチンミノル スタイリスト/駒井京子 取材・原文/田中理恵
2021年11月号【漬けるだけでやわらかく、味つけの手間なし!肉も魚も「発酵漬け」でラクして主役おかず】より
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。