レモンシロップの作り方
基本的には、同量のレモンと砂糖を保存瓶に入れて1週間ほどおくだけ。
ポイントは、瓶に入れるときにレモンと砂糖を少しずつ交互に入れてなじみやすくすることと、1日1回、清潔なスプーンなどで全体をかき混ぜること。
砂糖は、今回はグラニュー糖を使いますが、上白糖やきび糖、黒砂糖などでもできます。
砂糖が溶けて液体になったら完成。出来上がったら、冷蔵庫などで保管を。2〜3週間で使い切って。
材料(1ℓの保存瓶1個分)
- 国産レモン……6個程度
- グラニュー糖……皮をむいたレモンと同量
レモンシロップの作り方 01
レモンの皮の黄色い部分をむき、ワタの部分も少しむいて、2〜3mm幅の輪切りにして、種を取る。保存瓶は耐熱のものを煮沸して乾かしておく。
レモンシロップの作り方 02
瓶の中にレモンとグラニュー糖を適量ずつ交互に、重ねるようにして入れる。
レモンシロップの作り方 03
すべて入れたら、ぴっちりとフタをする。常温で置き1日1回フタを開けてかき混ぜる。1週間ほどおき、グラニュー糖がすべて溶けたら出来上がり。冷蔵庫で保存する。
Point 皮も有効活用!
黄色い皮の部分は、捨てずに「レモンシュガー」に。皮をみじん切りにしてザルやペーパーの上に広げ、少し乾燥させたら、グラニュー糖と混ぜて保存。100gのグラニュー糖に10gのレモンの皮のみじん切り(10%)が目安です。そのままヨーグルトに混ぜたり、バタートーストにのせてもおいしいし、レモンのお菓子を作るときに使うと香りが豊かになります。
2018年6月号【甘酸っぱさに心ときめく レモンシロップで幸せおやつタイム】より
撮影/馬場わかな スタイリスト/今田 愛 取材・文/沼田美樹
小堀紀代美
料理研究家
料理家。料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」を主宰。食卓に映えるおしゃれで美しいおやつから、シンプルで簡単なのに見映えのするふだんのおかずまで、幅広いオリジナルレシピが人気。著書に『ライクライクキッチンの毎日和食』(枻出版社)など。