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FOOD

我が家の秘伝「黒豆」 &「栗きんとん」

さつまいもの食感を活かした「栗きんとん」レシピ/ワタナベマキさん

  • ワタナベマキ

2019.12.23

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栗きんとん

さつまいもの食感が残る、素朴なおいしさ。甘味はハチミツで軽やかに。

材料・作りやすい分量

さつまいも……500g
栗の甘露煮……150g
ハチミツ……80㎖
栗の甘露煮のシロップ(必要であれば)……30〜50㎖
くちなしの実……1個

作り方

1 / 11
  • くちなしの実を包丁で割り、お茶パックなどに入れる

  • さつまいもは皮をむき、1.5㎝厚さの輪切りにする

  • ②をたっぷりの水にさっとさらし(5秒程度)ザルに上げて水気をきる。ボウルに新しい水と①のくちなしとともに入れ、10分つけおく

  • ③を鍋に移し、中火にかける。煮立ったらアクを取る

  • ハチミツを加え、さらにアクを取る

  • 弱めの中火にして、フタをずらした状態で12分ほど煮る

  • くちなしの実を取り出す

  • 鍋を火にかけたまま、木べらを使い、ざっくりとさつまいもをつぶす

  • 泡立て器に持ち替え、さらに細かくさつまいもをつぶす

  • 弱火にし、なめらかさがないようなら、シロップを加える。ゆっくり煮詰め、木べらで鍋底をなぞったときにすじがつく程度になるまで練る

  • 火を止め、栗の甘露煮を加えてさっと混ぜる。バットに移して落としラップをし、冷ます。粗熱が取れたらフタ付き容器に移し、冷蔵保存する※保存期間は冷蔵5日間

さつまいもは、ほくほくした食感と甘さが特徴の"鳴門金時"。栗の甘露煮は、自家製。「毎秋、栗の渋皮煮を作るのですが、そのときに、皮がむけてしまったり、欠けてしまった栗で甘露煮を作っておきます。この頃から、おせち作りをほんのり意識しはじめます」

 


2018年1月号【 我が家の秘伝「黒豆」&「栗きんとん」 】より

ワタナベマキ

料理家

ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。

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