自身の子育てを通して作り出す、手作りおもちゃがかわいいと、雑誌やwebなどで大人気のおもちゃ作家、佐藤 蕗さん。
そんな佐藤さんに、子供と一緒に楽しめる、ハロウィンキャラクターの工作を教えてもらいました!
「毛糸玉ジャックオランタン」や「ティッシュボックスコウモリ」、とぼけた動きが愛嬌のある「ホネホネマン」。
作って楽しいキャラ工作、さっそくチェック!
ぐるぐる巻くだけ!
毛糸玉でジャックオランタン
材料
- 毛糸玉2個
- 緑色の画用
- 紙・緑色の太めリボン
- 粘着シート付きの黒フェルト(なければ普通のフェルト+接着剤等)
- モール(ディスプレイ固定用)
- はさみ
作り方
1 かぼちゃの芯用に緑の画用紙を丸める。端に両面テープで緑色のリボンを巻きつけ、ヘタを作る(緑の画用紙だけでもOK)。1つ目の毛糸玉を土台として、作りたいかぼちゃの形に握りつぶして整え、その中心に芯をさす。
2 さした芯を中心にして、もう1 つの毛糸をらせん状に巻きつける。少しずつずらして巻く、を繰り返し、土台の毛糸玉が見えなくなる程度まで(毛糸玉1 個分巻ききっても、途中で切ってもOK)。最後は、毛糸の端を底面から中に深くもぐり込ませて留める。
3 粘着シート付きの黒フェルトを顔のパーツの形に切って貼る。飾るときは、下に小さく輪っか形に丸めた同色のモールを置くと安定する。
動画コーナー「LEEチャンネル」でも作り方をご紹介中!
口をガバッと開けばビックリ
ティッシュボックスでコウモリ
材料
- 空のティッシュボックス
- 両面テープ
- 画用紙(黒・赤・白のほか好きな色)
- カッターナイフ
- はさみ
- 白のペン
作り方
1 ティッシュボックス全体に、両面テープで黒画用紙を貼る。
2 カッターで底面に、右図の赤線Hの切り込み(幅6.5㎝×高さ2㎝)を入れる。点線は谷折りにする。
3 赤い画用紙(幅6.5㎝×長さ10㎝)を2枚用意して重ねる。片端をそれぞれ約1㎝逆に折り返し、そこから約5㎝開けて残りの重なり部分は両面テープで貼り合わせて舌を作る。②の切り込みに、右図のように内側から折返し部分を貼りつける。
4 写真のように画用紙を切って耳・目・歯を作って貼りつける。翼も切って白のペンで骨を描き、端を少し折って両面テープで本体に貼りつける。
裏のベロを押すと口が開く!
とぼけた動きが子供ウケ確実
厚紙でホネホネマン
材料
- 白の厚紙(100円ショップで売っているカードボードなど)
- 白のビニールテープ(Ⓐ幅1 ㎝×長さ17㎝を2 本、Ⓑ幅1 ㎝×長さ2㎝を24本切る)
- はさみ
- ひも
- 持ち手用の黒の棒(割り箸もしくは画用紙を丸めたもの)
- セロハンテープ
- 黒のペン
★ 骨の型紙はコチラからダウンロードできます!
作り方
1 厚紙をはさみで切って、骨のパーツを作る。
2 頭と骨盤の骨を材料Ⓐのビニールテープの両端につける。間の接着部に短い骨を等間隔で置き、もう1 本のⒶのビニールテープで表裏をはさみ込むように貼りつける。
細かい関節も、骨のパーツを表裏からはさみ込むようにⒷのビニールテープで貼り合わせ、骨をつなぐ。
3 黒の棒に3カ所ひもを結び、頭と手の甲にテープで固定する。手は少し前に折ると動きが出やすい。
4 黒のペンで顔などを描く。
毛糸玉ジャックオランタンは、ハロウィン気分を盛り上げる、ちょっとしたインテリアにもおすすめです!
撮影/松村隆史 デザイン・工作・イラストレーション/佐藤 蕗 取材・文/薫森亮子 撮影協力/アワビーズ タイトルズ
詳しくは2017年10/7発売LEE11月号に掲載しています。
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