日本初のハラスメント裁判の行方を描く映画『ファーストボイス』公開!
綾瀬はるかさんインタビュー「日々の小さな『あれ?』って違和感を自分で否定しないことが大事」
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折田千鶴子
2026.10.02

綾瀬さんが再び弁護士役に!
相変わらずの大活躍ぶり、その長~く続く人気の秘訣が、お会いするたびに納得させられてしまう綾瀬はるかさん。そんな綾瀬さんの今年3本目となる主演映画『ファーストボイス』が、いよいよ公開に。ドラマ「元彼の遺言状」でも弁護士を演じた綾瀬さんですが、タイプや人間像は、ある意味、真逆。しかも本作のお題は、なんと“日本初のハラスメント”事件というから興味津々です!
舞台は、まだ世の中に“セクシャルハラスメント”なんて言葉さえなかったバブル全盛期。思い返せば、女性は会社に入ると「まずお茶くみ」なんて時代でした。綾瀬さんは、そんな時代に前例もなく絶対に負けると言われた裁判を引き受けてしまう、困った人を放っておけないお人よし弁護士・朝日道子を演じます。役を通してどんなことを感じたか、いろいろ聞きました。

“天然”と“ストイック”という両極を持ち合わせ魅力も倍増!
綾瀬はるか
Haruka Ayase
1985年3月24日生まれ、広島県出身。2000年にデビュー。主な代表作に、大河ドラマ「八重の桜」(13)、ドラマ「義母と娘のブルース」シリーズ(18〜)、「天国と地獄~サイコなふたり~」(21)、「元彼の遺言状」(22)、映画『海街diary』(15)など。近年の作品にドラマ「ひとりでしにたい」(25)、映画『レジェンド&バタフライ』(23)、『リボルバー・リリー』(23)、『ルート29』(24)、『人はなぜラブレターを書くのか』(26)、『箱の中の羊』(26)など。
今回、弁護士を演じるに当たって、何か準備されたことはありましたか?
「過去にも弁護士を演じたことがありますが、背景となる時代も人物像もまったく違うので、新たな気持ちで臨みました。実際に裁判を傍聴しに行くことはありませんでしたが、ハラスメント裁判を闘われた弁護士さんの資料や映像、または作品をたくさん拝見しました。それと撮影現場にいらした弁護士の先生に、いろんな話をうかがいました。
裁判で心理戦や駆け引きをされている先生方の姿を、私が『まるで演技みたいですね』と言ったら、『そうですね、みんな演じています。敢えてやっています』とおっしゃられたことが、とても印象に残っています。すごい仕事だな、って」
『ファーストボイス』ってこんな映画
バブル経済絶頂期の1989年。困った人を放っておけない弁護士、朝日道子(綾瀬はるか)のもとに、職場で嫌がらせを受けた上に辞めさせられた恵(ファーストサマーウイカ)が、会社と上司を訴えたいと訪ねてくる。前例のない案件に事務所の新人弁護士・栞(松本穂香)は「勝ち目がない」と反対するが、朝日は「この裁判は必ず未来につながる」と引き受ける――。実際に争われた日本初の“ハラスメント裁判”に着想を得て、それまでの思い込みや常識や法律をも変えていく彼女たちの奮闘を活写した痛快リーガル・エンターテインメント。監督は『九十歳。何がめでたい』『花まんま』などの前田哲。
朝日先生を、どんな人間像と捉えましたか?
「とても強い人ですが、それよりもまず目の前の人に寄り添える優しさ、困った人を放っておけない優しさを持ち、一度決断したことは最後までやり遂げようと、粘り強く依頼者と一緒に戦おうとする先生だなと思いました。その優しさと粘り強さを前提に、役作りをしました」
物語の舞台は、着想を得た実際の裁判と同じ1989年です。当時、声を上げた人たちがいたことを、どのように感じましたか。

「今でこそ『そんなことあるの?』と驚いたり、今では当たり前のことが当時は全く当たり前ではなかったんだな、と気づかされました。例えば、今なら簡単に『止めてください!』と言えることでも、当時はその一言を口にすることが、どんなに大変で勇気を要することだったのか、とか。
でも、もしかしたら何十年先の未来の人たちが、今を生きる私たちを見て、『何故この時代の人たちは、そんなことをしていたの?』と思うことがあるかもしれない。その時代における“当たり前”――世の中の常識や風潮が、どれほど大きな壁になっていたかを強く感じました。
1989年という時代はバブルと言われ、ものすごいエネルギーや勢いがあったことは、着る洋服ひとつ見ても分かります。でも同時に、女性たちが今よりずっと生きづらい状況の中で、いろんな葛藤を抱えていたんだなと思いました」
女性が働く環境が今よりも大変だった時代に、幼い3人の子育てをしながら弁護士として働く朝日先生ってスゴイですよね。しかもイライラもせず、大らかに構えていて。

「もちろん落ち込むことも色々あるけれど、常にそれを前向きなパワーに変えられるのがスゴイですよね。ユーモアがあり、たおやかさもありつつ、メゲずにすぐに起き上がる、“起き上がりこぼし”人形みたいというか(笑)。しかも、『まあ頑張りましょう~』と、どこかのんびりしているような感じもあって。
きっと元からマイペースで、損得よりも目の前の人を放っておけない性分というか。優しさが強さにどんどん変わっていって、粘り強く依頼人と一緒にずっと走っていく。こんな先生になら安心してなんでも話せるし、信頼して一緒に闘えるなと私も思いました」
弁護士としても、働く人としても、母としても、理想ですよね。
「本当にそうですよね。例えば小学生の娘さんが不登校気味になる場面では、もう少し心配したり怒ったりしそうなものを、朝日先生は動じず『そのうち家に居るのも飽きるわよ』みたいな(笑)。なんかスゴイな、めちゃくちゃ達観しているな、と。

今年は母親役が続きましたが、今回は子どもが3人に増えて(笑)、抱っこ紐をしながら両手に2人の子どもと手をつないで弁護士って、スーパーウーマンですよね。すごい母親役がまた来たな、ものすごくカッコいいパワフルな先生を演じることになるな、と思いましたね」
そんな朝日先生は、どこか少し綾瀬さん自身にも重なるのでは?
「悩んで、難しいなと思っても、何か出来るんじゃないかと可能性を探ろうとするところは、共感できるというか少し似ているところはあるかな、とは思います」
現場で誰もが涙した最後の口頭弁論シーン
改めて弁護士という仕事について、印象に残ったことは?
「まずは、(一つの裁判にかかる)期間が長い。大体3年くらい掛かりますから。だからこそ長期戦における粘り強さが本当に必要だなと感じました。また、例えば今回の裁判で応援してくれる女性の支援団体の皆さんとの関係性も、なかなか難しいんだなということも知りました。(ファーストサマーウイカさん扮する依頼者・)恵さんが、自分の裁判なのに『あなたたちみたいな人と(共闘するなんて)』となってしまったり、ちょっと駆け引きみたいな状態に陥ってしまったり。どちらも同じ思いのはずなのに、『これは私の裁判です!』vs『私たちは無料で手伝っているのに!』的な状況になって」
最後の口頭弁論シーンでは、現場で皆さんが涙されたそうですね。しかも朝日先生は一見裁判に関係ないような、自分が弁護士になるまでの経緯を語ったりします。

「確かにあの現場は、画面には映っていない皆さんも感情移入し、一緒に“場”を作ってくださっている感じがして、とても一体感がありました。そんな場面で朝日先生は、至極真っ当なことを言うよりも、もう少し私的で心に寄り添うようなお話をして、『想像してみてください。自分の子どもが同じ立場に立たされたら…』と語り掛けていく。
より皆さんに伝わるようにそうしましたが、同じような思いを抱えている人たちと一緒に声を上げているような気持ちになりました。数日を掛けて撮った長いシーンでしたが、とてもいい緊張感で張り詰めた空気の中、最後まで撮影することが出来ました」
あのシーンで朝日先生は、真っ赤なボディコンスーツで現れます。いつもとは違う姿が、また痛快でもありました。

「それまでは、もう少しカチッとしたスーツを着ていますよね。でもあの日は、『このスーツは恵さんたち女性にとって、こういうもの(自己表現や意思表示)です!』と説明するためにも着ています。だから朝日先生にとっても勝負服でしたし、私自身もあの真っ赤なスーツにパワーをもらえました」
バブルの象徴、ボディコンスーツ
普段、着なれないボディコンスーツを身に着けると、身体感覚的にも変わるものはありましたか?
「やはりタイトなのでポテッと歩くより、自然と背筋が伸びて、胸を張って堂々と歩く感じになりましたね。より女性っぽさを意識するということではないですが、女性らしいラインが強調されていて歩く時も膝がちょっと見えるので、綺麗に歩こうと意識していました」
ファッションやヘアスタイルも見どころですね。
「衣装デザインの小川久美子さんが、弁護士全員に色んな国をコンセプトとして打ち出されて、個性やキャラクターに合わせて表現されているんですよ。例えば朝日先生はニューヨーク、木村多江さん演じる弁護士はフランスとか。他にもスウェーデンやイギリスなど、それぞれの国のイメージやファッションがモチーフとして使われていて、とても面白かったです。皆さんとも『ニューヨークの人って、こういう感じだよね』とか『このギンガムチェックがこうだよね』『~っぽいね』なんて話をしていました。

朝日先生のヘアスタイルも最初は髪を膨らませるのが不思議でしたが、段々と目が慣れるというか、馴染んで来るというか(笑)。でも膨らませる時間はかなり掛かりました。私の毛質なのか、時間が経つとフニャっと落ちてきちゃって、監督に『ここの膨らみが足りない』と指摘され、合間でよく巻き直していました」
前田監督からは、他にどんなお話が?
「常に監督は朝日先生について、『エレガントに』と口にされていました。『エレガントにやで~』って(笑)。普段、特に初日は緊張することが多いのですが、今回は監督のお人柄もあって安心感がありました。初日は図書館のシーンから入ったのですが、監督がカメラのすぐ脇で俳優の演技を見ていて、『うわ、なぜか監督がここにいる!』とすごい距離が近いのが面白くて(笑)、少しほぐれました」

楽しい現場だったようですね。
「ウイカさんはムードメーカーで、ずっと元気に喋られていました。ウイカさんも松本穂香さんも監督も関西の方なので、とてもテンポの良いトークを繰り広げてらして。最初は、みんな怒っているのかと思うくらいでした(笑)。私は大抵ツッコまれていましたね。特に松本さんがサッと鋭いツッコミを入れるんですよ。関西の方は皆さん本当にツッコミが上手いなと思いました」
“小さな違和感”を信じる大切さ
エンドクレジットにもありますが、今でも種々のハラスメントに苦しむ人は少なくないと思います。
「男女を問わず、苦しさを抱えている方はいらっしゃると思います。でもそんな時、何か大きなことをしようとするのではなく、自分の中の“ちょっとした違和感”――『あれ?』と思えること、そんな自分をちゃんと信じることが、まず第1歩になると思いました。自分の違和感を否定せず、それを信じることが大事なんだな、と。
朝日先生たちが、あんな風に何かを信じて大きな1歩を踏み出し、諦めずに戦っていく姿からも、その(否定せず信じる)1歩を踏み出すことが大事だと勇気をもらえると思うので、その辺を見て欲しいですね」

一方で当時、実際に一歩踏み出して闘った方たちに、どんなことを伝えたいですか?
「本当に私たちの想像を超えるぐらい、最初の1歩は大変だったと思います。でも勝敗に関係なく誰かが踏み出したことで、同じ思いを抱えていた人たちが一緒になり、それが力となって動き始め、少しずつ世間や時代が変わっていったと思うので、本当に有り難いです。その方たちの1歩があったからこそ、今の時代が昔より良くなって、『ありがとうございます』の気持ちを大事にしながら演じさせていただきました」
“100%無理”を可能にするには⁉
本作に掛け、「100%無理」と言われていたけれど、やってみたら意外に出来ちゃったエピソードを教えてください。
「そういうことって結構ありません? 私は日々の生活の中で、やってみたら意外に簡単なんだなと思うことが割とあって。例えば、絶対に予約がとれないと言われるお店にふと電話してみたら、キャンセルが出て入れた、とか。勝手に無理とか難しいと決めつけていたけれど、トライしてみたら出来たことは、他にもいろいろある気がしますね。
でも逆に、『え、こんなに難しいの?』と驚くこともあって。だから決め込むことを止めよう、と。年齢を重ねると、経験値で『こうだ』と決めつけてしまうことが多い気がするので、何事も決めつけないようにと心がけています」

特に激しいアクションシーンがある作品などで、共演者の方々から「綾瀬さんがとてもストイック」だとお聞きします。
「私、自分が出来なくてNGを出して現場が止まるのが嫌なんです。だから準備を徹底的にして不安をなくしておきたい気持ちが強くて。少しでも不安を残したまま現場に臨むと、自分も怖いし、失敗する可能性も大きい。だから自分の中で『ここまでやったから大丈夫だ』という安心が欲しい。いつも『もう大丈夫だ。でも念のためもう1回』みたいな。自分の中に不安がないように詰めておきたい」
それでいて、ふわっとしているギャップが……。
「そう、そのくせズボラなんですよ(笑)。だから周りからも『そこが宇宙だな』と言われるし、自分でも思います(笑)。ストイックな面とズボラな面が、両極端にありすぎて、『そこはそんなにやるのに、ここは全くやらないのか』と、自分でもよく分からない。ことアクションに関しては過去に怪我もしてきたので、徹底的にやらないと気が済まないんです」
と同時に例の最後の口頭弁論シーンは、なんと台本4ページにわたる長台詞があったそうですね。よく逆立ちをしながら覚えると記憶が定着するとか聞きますが、そういう長いセリフを徹底的に頭に入れる綾瀬流の方法はありますか?
「アクション同様、自分が言えなくて現場が止まることは、絶対にないよう完璧に詰めておきたいタイプです。だから『もう完璧だな』と思って寝ても、(パッと起き上がって)『もう1回やっておこう』の繰り返しで(笑)。確かに運動しながら覚えるといいと聞いたことがあるので、すごい長セリフや(覚える)時間が足りないときは、外に出て歩きながらブツブツブツブツ繰り返して覚え、完璧になるまでは家に帰らない、という方法をとることもあります」

今年は、『人はなぜラブレターを書くのか』『箱の中の羊』、本作と3作も主演映画が続きました。タイプもテーマも違う作品で真ん中に立つ立場として、現場での居方はそれぞれ違いますか?
「ご一緒するキャストや監督によって現場の空気感が全く違うので、居方も変わりますね。ほとんど喋らない静かな現場もありますし、すごいワチャワチャしている現場もあって。今回は、本番ギリギリまでみんなワチャワチャ喋っていて、女子校ノリで常に盛り上がっていたので、逆に集中したい時は1人で離れたりもしていました。
『箱の中の羊』の現場は、是枝裕和監督が『その雰囲気ごと撮りたい』という強い希望がありましたし、セリフも現場でどんどん変わっていって、どこかドキュメンタリーを撮っているようでした。その場の空気感を大事にしながら、あまりオン/オフがなく普通に話している延長で、いつの間にか演技や撮影が始まっている、みたいな感じでした。
逆に『人はなぜラブレターを書くのか』は、作品のテイストに合わせて、めちゃくちゃ緊張感がありました」
今、綾瀬さんを癒すものは――
そんな風に多忙な綾瀬さんを癒すものは何ですか?
「もともと香りが好きなので、コンセントに差し込んでアロマを垂らして温めるものを使っています。でも、思ったほどアロマが広がらなくて(笑)。お薦めのアロマや、香りが広がるものを教えて欲しいです。
お風呂では基本、エプソムソルトにラベンダーの精油を垂らしたり。ミックス系もローズも好きですが、やっぱり疲れている時はラベンダーが癒される気がします。日常的に呼吸が浅くなっているのかもしれないな、とも思って」
絶対に聞くのを止めようと思っていましたが……どうしたら、その若さと可愛さをキープできるのですか。絶対に努力しているはずだ、と思いたい(笑)。
「いや、キツイですよ(笑)。ハリも弾力も減ってきたなって自分で感じますから。そんな中で日々気を付けているのは、なるべく顔をこすらないようにすることかな。あとは頭皮マッサージです。
ジムで、『おでこの筋肉は(頭頂~後頭部~首へ)ぐ~っと繋がっているから、頭皮を柔らかくすることが大事だ』と言われて。頭皮が硬いと垂れるし、単純に頭皮は凝るので必ずゴムのマッサージ・ブラシで頭皮マッサージをして、血行促進してから寝るようにしていますよ!」

取材後記
ユーモアとたおやかさもありつつ、粘り強さもある……という朝日先生を形容する言葉は、そのまま綾瀬さんに繋がるように感じた今回の取材。いつお会いしても変わらず機嫌よく、ほわっとしつつキリっともしていて。
さて、初めて「おかしいぞ!」と声を上げた女性と、彼女に寄り添って共に闘う弁護士たち、支援者らの奮闘を描き、誰が観ても楽しいエンターテインメントに昇華させた『ファーストボイス』。もちろん、けしからん男たちが登場し怒りも覚えますが、それよりも“社会や日本全体がそういう雰囲気だった”ということ、「それが一番、怖いし手ごわい」と思わされます。常識や認識も刻々と変化している(ここ数年は激変!)からこそ、私たちも常にアップデートしていかなければ……とも感じさせられました。果てさて、裁判の行方は? ぜひ劇場で熱くなり快哉の声を上げてください!
映画『ファーストボイス』
全国公開中

監督:前田哲
出演:綾瀬はるか、ファーストサマーウイカ、松本穂香
配給:松竹/ワーナー・ブラザース映画
©2026「ファーストボイス」製作委員会
Staff Credit
撮影/山崎ユミ ヘア/ ASASHI(ota office) メイク/ASAMI TAGUCHI (home agency) スタイリスト/中澤咲希
ニット¥456,500・スカート¥1,705,000・靴¥220,000(全て予定価格)/プラダ クライアントサービス(プラダ) お問い合わせ:プラダ クライアントサービス☎︎0120-45-1913
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折田千鶴子 Chizuko Orita
映画ライター/映画評論家
LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。
















