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【令和ロマン・松井ケムリさん】「迷ったら子どもにチヤホヤされるほう」ケムリさんのパパ1年目&おすすめ絵本4選

2026.07.25

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お笑いコンビ・令和ロマンの松井ケムリさんが、描き下ろし絵本『ちがうちがう』を出版。インタビュー後編では、お子さんができてからのお話を伺いました。さらに、ご自宅に絵本が約50冊あるというケムリさんに、おすすめの絵本についても教えていただきます!

松井ケムリさんが描き下ろし絵本を出版!

松井ケムリ

MATSUI KEMURI

お笑い芸人

1993年5月29日生まれ。神奈川県出身。お笑いコンビ令和ロマンのツッコミ。2023年、2024年に『M-1グランプリ』で史上初の二連覇を果たす。TBS系バラエティ番組『ラヴィット!』木曜日隔週出演、stand. fmラジオ番組「令和ロマンのご様子」毎週月曜日22:30配信などレギュラー番組多数。4月には動物エッセイ『ナマケモノの朝は、午後からはじまる。』(Gakken)を出版するなど、様々なジャンルで活躍中。プライベートでは2024年に結婚、2025年に第1子が誕生。

パパ1年目・松井ケムリさんにインタビュー

二択で迷ったら「子どもにチヤホヤされるほう」を選ぶ

お子さんが生まれて1年、お子さんとの関わりの中で、特に「うれしかったな」と感じた瞬間はどんなときでしたか?

「うーん、いろいろありますけど、子どもが明確に理由があって笑ったときですかね。新生児の頃の反射的な微笑みじゃなくて、たとえば“この布絵本のこのページを開いたから笑ったんだな”とわかったときです。その瞬間、赤ちゃんがはっきりと一人の人間に見えて、なんだか嬉しかったんですよね。あとはベタですけど、“パパ”っぽい言葉をしゃべってくれたときも、やっぱり喜びました」

ではこの1年で、ご自身の生活やお仕事、内面など、何か「変化したな」と感じる部分はありますか?

「こっちもいろいろあるのですが、仕事の話でいうと、迷ったときに“子どもが喜ぶか喜ばないか”を考えるようになりました。それによって仕事へのスタンスや仕事の内容がガラッと大きく変わるわけではないんですが、“こっちとあっち、どっちにしよう”と悩んだときは、子どもの顔を思い浮かべるようになりましたね。

といっても、子ども向けに寄せるというわけじゃないですよ。あの、僕、とにかく子どもからチヤホヤされたくて(笑)。だから“パパすごい!”ってなるならやりたいし、“パパ…………”って引かれそうならちょっとやめときたいな、みたいな。純粋に、とにかく、我が子から“かっこいい!”と思われたいんですよ」

そんな松井ケムリさん、自宅には我が子のために手に取った絵本がゆうに50冊はあるそう。中でもおすすめをききました。

松井ケムリさんのおすすめ絵本①ベタ絵本

『しましまぐるぐる』かしわらあきお/Gakken

シリーズ累計400万部を突破した、0歳から読める初めて絵本。赤ちゃんが夢中になる3要素「コントラストが強い色」「しましま柄ぐるぐる柄の繰り返し模様」「目と口がある“かお”」でできている。様々なグッズが発売され、遊び場施設『しまぐるランド』も全国に4か所あるほどの人気ぶり。

『きらきらぴかぴか どうぶつだいすき』監修:瀧靖之 絵:あかいしゆみ/朝日新聞出版

キラキラのホログラムがインパクト大! 子どもが反応しやすい「鮮やかな色」と「きらきら光るもの」がちりばめられていて、脳が育つ効果も。『どうぶつだいすき』は、MOE絵本屋さん大賞2024ファーストブック賞1位を受賞した、シリーズ第二弾。

『しましまぐるぐる』も『きらきらぴかぴか』も、多くの赤ちゃんが一度は夢中になると言っていいほど大人気のファースト絵本です。この、まさに定番とも言える絵本を選んだ理由はなんでしょうか。

「“王道を外さない”というのは、僕の中で大事にしている考え方なんですよ。だから、まずはベタな子どもに育ってほしいんですよね。これは芸人的な考え方かもしれませんが、ベタを知らないとズラせないじゃないですか。そのせいもあって『アカチャンホンポ』で目立つところに置いてあるような絵本は、けっこう片っ端から買っちゃいますね(笑)。

本なら何を読んでもいいと思っているし、押し付けたくはないし、好きなことに向かって頑張ってくれればベタでもベタじゃなくてもいいんですけどね。でも、できればベタを知っておいてほしい。だからうちの本棚にはスタンダードな絵本が多いんです。

といっても、大人からしたら『きらきらぴかぴか』はキラキラすぎてびっくりしますけどね。“ふざけた絵本だな!”って(笑)」



松井ケムリさんのおすすめ絵本②親が楽しい絵本

『100かいだてのいえ』いわいとしお/偕成社

空まで届く不思議な100階建ての家。様々な生き物と出会いながら上へ上へと登って探検! 横ではなく縦にめくるのも体験として楽しい。

『ぞうくんはいちねんせい』ながしまひろみ/アリス館

小学1年生になり、はじめて学校に行くぞうくんは不安でいっぱい。緊張して、挨拶に失敗し、先生をお母さんと呼んでしまったけれど……? 

次の2冊は、対象年齢が少し上の、ストーリー性のある作品ですね。1歳のお子さんには少し早いようにも思えますが、こちらの2冊をおすすめとして挙げられたのはどうしてですか?

「そうですね。うちの子はまだ1歳で、“ページをめくるのが楽しい”みたいな段階なので、自分の子どもに読み聞かせるには正直まだ早いです。でも『100かいだてのいえ』は、普通に良すぎて買っちゃいました(笑)。絵の描き込みがすごいんですよ。これにワクワクするのは子どもだけじゃないですね。僕もすごくワクワクします。

『ぞうくんはいちねんせい』も、完全に僕の好みで買いました。とにかく絵がかわいいのと、ぞうくんを自分の子どもと重ねると本当に心がキュンと来るんですよ。親目線で読んじゃう絵本で、“大人の心”で買ってしまいましたね。

買った絵本を読むことを、子どもに強制はしたくないんですよね。とりあえず本棚に並べておいて“気になったら読んでね”というスタンスでいたい。だからこそ、大人である僕も楽しめる絵本を選んでいるんですよ。もし子どもが読まなくても“僕が楽しめたから、まあいいや”って思えますからね。

そうやってつくった本棚に、僕の絵本も一緒に並べておいて、いつか子どもが自分で手に取ってくれたら嬉しいですね」

book information

令和ロマン 松井ケムリさん『ちがうちがう』(集英社)

2025年6月に第一子が生まれたパパ芸人・令和ロマン松井ケムリさんが自らから絵本を描き下ろし! 神様が間違えて作ってしまった世界に少年がツッコミを入れるストーリー。普通とちがう面白い世界に「ちがうよ!」とツッコミながら、親子で楽しめる1冊です。

Staff Credit

撮影/露木聡子 取材・文/東美希

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