お米の値段が上がってしまったこの頃だからこそ、今ここにあるお米を最良の形で食べたいと思ってしまいますよね。
タイガー魔法瓶から6月21日に発売される「土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊き立て>土鍋ご泡火炊き JRT-A100」は、同社が土鍋炊飯器を手掛けて20周年の記念モデル。
価格は決して安くはないのですが、味はまさに料亭で味わう締めのごはん。発表会や展示会などで実際に試食してみた感想とともに、おすすめのポイントをご紹介したいと思います。
Vol.#
131
土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊き立て>土鍋ご泡火炊き JRT-A100

写真は2026年5月21日に開催された新製品発表会の時のもので、登壇しているのはタイガー魔法瓶株式会社 執行役員ソリューション本部長の岡本正範さん
タイガーの土鍋炊飯器は誕生から20周年。さらに進化した土鍋釜

業界初の本物の土鍋を内なべに導入した土鍋炊飯器がタイガー魔法瓶から発売されたのは2006年のこと。三重県四日市市の伝統工芸品「四日市萬古焼」の技術を受け継ぐ職人たちと共に歩み続けて、今年で20周年になります。炊飯器の中に蓄熱性の高い土鍋を入れて炊くのは本当に難しく、完成までにはかなりの試行錯誤があったといいます。

初代モデル誕生後も寸法精度と強度の向上を重ね続け、約3か月の時間をかけて完成する土鍋釜。
新モデルのJRT-A100では、理想の対流を作り出すべく、より丸みのある、球体を囲い込むような形状に土鍋の形状を進化させました。土鍋の厚みを精密に変化させることで、釜内部に多方向に攪拌する理想的な熱対流を発生させ、釜全体にまんべんなく熱を伝えてごはんを炊き上げることができるのだそうです。
センサーの検知精度を高めるために、底面をあえて薄型化したり、力強い攪拌を生み出す波紋の形状を新たに取り入れるなどして20周年の集大成にふさわしい炊き上がりを実現することができました。
かみしめるたびに甘さが広がる! とろ火IH制御で甘みが約19%もアップ
さらなる土鍋釜の進化に「まだやれることがあるのだなあ」とびっくりしましたが、新モデルでは加熱方式にも甘みを引き出すための新しい温度コントロールが取り入れられています。
それは、一流料亭の土鍋ごはんの「弱火での連続加熱」を科学的に解析して再現したという「とろ火IH制御」。炊き上げの最終局面で料亭の“追い火”に倣ってお米にじわじわと熱を加えることで従来モデルに比べて甘みが約19%、もっちり感も約6.7%アップしているのです。
発表会後の試食会や展示会などで実際に食べてみましたが、お米の外側にはしっかりとハリがあるのに、かみしめるほどに口の中に甘さが広がり、「これは甘いですね!」と声が出てしまうほど。土鍋炊飯器のイメージはやや硬めという方もいらっしゃるかもしれませんが、もっちりした粘りも感じられて美味。おかずがなくても1膳ぺろりと食べてしまえるくらいのおいしさでした。
79銘柄&6地域の産地炊きで85種類の炊き分けも
いまや、様々なメーカーの炊飯器に採用されている銘柄炊き分け機能ですが、タイガー魔法瓶の銘柄炊き分けはほかとは違ってかなり科学的です。国内外から約5000を超える計測データを「米・食味鑑定士協会」協力のもと活用し、水分率やたんぱく質、アミロースの量など、各銘柄の持つ特徴を細かく分析。それぞれのお米に合った炊き方で炊き上げます。JRT-A100では「サキホコレ」「はれわたり」「カルローズ」などが新たに追加され、79銘柄&6地域の産地炊きで85種類の炊き分けが可能になっています。
私自身、「米飯管理技能士」の資格を所有していますが、実はこうした炊き分けには少し懐疑的に思っていたこともありました。同じ銘柄でも年によって作柄が異なるし、自分の好みに合わせてチューニングできればそれでいいのかなとも。ただ、開発の方に詳しく話を聞いてみると、昨今はお米の品種も増えてきて、その味わいもかなり個性的になっているため、銘柄に応じた熱の入れ方などの炊き分けをしないと、美味しく炊けないものもあるのとのこと。
また、生産者さん側からも「この品種を最大限生かした炊き分けを実現させてほしい」という声が届くという話を聞いて、深く納得したのでした。ササニシキやコシヒカリが主な品種だったころから考えると、お米の進化もすごいということですね。今後は暑さに強い品種なども生まれてくることでしょうし、私たちが求めるお米のおいしさも変化してくることでしょう。それに合わせて炊飯器も進化していくのだなと思います。

「スムーズタッチディスプレイ」で直感操作OK

墨黒と月白、それぞれバックライトのカラーがブラックとホワイトになっていて、本体カラーと馴染んでいるのも素敵です


トラの形の米計量カップが可愛い!

使うたびに「うふふ」とうれしくなってしまいそうです
最後に、ちょっとうれしいトピックを1つ。タイガー魔法瓶の米計量カップが2026年モデルからトラの形になっているのです。お米をすくって計量するたびに「うふふ」とうれしくなる。そんな小さな楽しさまで用意されているところにも、20年にわたって土鍋炊飯器を育ててきたタイガー魔法瓶らしさを感じました。
2026年11月1日からタイガー炊きたてキャンペーンも予定

製品DATA
- ブランド:タイガー魔法瓶
- 商品名:土鍋圧力IHジャー炊飯器<炊き立て>土鍋ご泡火炊き JRT-A100
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