「暑いから、シャワーだけ」で済ませてしまう人が多い夏。でも、汗を流しただけでは、なんとなくさっぱりしきれなかったり、気分をうまく切り替えられなかったりすることもあります。そこでおすすめしたいのが、先日、パナソニック ハウジングソリューションズの新製品発表会で提案された「温シャワー&ぬるめ浴」。
暑い季節に、あえて熱めのシャワーを浴びてから、体温に近いぬるめのお湯につかるという、少し意外な入浴法です。これ、夏の入浴としてもぴったりなんです。新製品の特徴とともに、今ある自宅のお風呂でも今日から試せる方法をご紹介します。
Vol.#
133
お風呂に入るのは何のため? パナソニックが考える「疲労回復」のための入浴

パナソニック ハウジングソリューションズは、システムバスの新たな需要の創造を背景に、さまざまな視点から入浴スタイルを提案してきています。それは、バスルームを単なる「身体を洗う場所」ではなく、心地よく心豊かな時間を過ごす空間として考えているから。これまでも睡眠、温度、美容などをテーマに、自宅で毎日セルフケアができるよう、新しい入浴スタイルを提案してきました。

今回の発表会で披露されたのは、スポーツ・リカバリーの専門家である国際武道大学・笠原政志教授の知見をもとに企画された「リフレッシュ・スイッチstyle」。リフレッシュとスイッチが組み合わさっているのは、単に心身をすっきりさせるだけでなく、そこから気分を切り替えるという意味が加わっているからです。
つまり、ただ気持ちよくなって終わるのではなく、入浴を一つのきっかけにして、心身を次のモードへ切り替える。その考え方が「リフレッシュ・スイッチ」という名前に表れているのです。
笠原先生によれば、「従来は、疲労といえば肉体的疲労のことを指していたが、現代人にとっては脳疲労や精神的疲労のほうが課題になっている。疲労回復のためには、自律神経・脳にオフの時間を作らせるために、気分の切り替えこそが大切」だと言います。
精神的リカバリーに有効な温冷交代浴。その次の手段「不感温浴」とは?

入浴には温水浴、冷水浴、交代浴とさまざまな種類がありますが、スポーツ選手にとってリカバリーにおすすめなのは「交代浴」とのこと。熱めのお風呂と水風呂というように湯温の差が20℃以上の温冷交代浴では、副交感神経が活発になり、精神的なリカバリーに有効だそうです。とはいえ、家庭では実践しにくく、急激な血圧・心拍数の変動など一般的におすすめできるとはいえません。
そこで温度差を和らげて、多くの人に試せるようにと注目したのが「不感温浴」です。これは、体温に近い34℃~36℃のぬるいお湯につかる入浴法で、熱くも冷たくもないため、皮膚の温度刺激をほとんど感じず、身体への負担を抑えながら、リラックスしやすくすると言われているのですね。私はこれまで全く知らなかったのですが。今では多くの温泉施設に導入されているのだそうです。
この「不感温浴」こそが、今回の新しい入浴法につながるキーワードなのです。
「42℃の温シャワー×約36℃のぬるめ浴」でやさしい交代浴を

では、「リフレッシュ・スイッチstyle」とは、具体的にどのような入浴スタイルを言うのでしょう? これは、42℃の温シャワーと約36℃のぬるめ浴を交互に行うことで、“やさしい交代浴”をしてみましょうというものなのです。
つまり、精神的リカバリーに有効な温冷交代浴と、リラックスしやすい不感温浴のいいとこどりと言ったらいいでしょうか。温度差の小さい、穏やかな温度刺激を与えるこの方法なら、無理なく取り入れやすいし、気分転換にも最適だというわけですね。
さらにパナソニックのバスルームでは、浴室内に床暖房が取り入れられているから、シャワー中も足元からぽかぽか温まり、大判のシャワーヘッドで全身を気持ちよく温めることができるのが特徴。ぬるめ浴の際にも、マイクロバブルによって小さな気泡がお湯いっぱいに広がっているので、ぬるめのお湯でも心地よいとのこと。

天井からは、3つのスウィングパターンの涼風が出るため、最後の休憩タイムには床暖房で足元を冷やさずにクールダウンができるとしています。

【自宅で実験】汗をかかずにすっきりして“ととのう”から夏の入浴にぴったり!

パナソニックのバスルームならではの提案で、1年中快適に“やさしい交代浴”ができるという話を聞いて、さすがだなあと感心した私ですが、「でも夏の今なら、床暖房がなくても大丈夫なのでは?」と思ったのです。
そこでさっそく自宅のバスルームで試してみました。お風呂の温度は36℃に設定し、シャワーは42℃に。元々、シャワーオンリーではなく、夏でも湯船につかるのが好きでしたが、湯温もシャワーも40~41℃に設定だったので、これは全く新しい体験です。しかも交互に繰り返すのも初めて。

まずは温シャワーでいつも通りに身体や髪を洗ってから、ぬるめのお風呂へ。36℃というのはもっと冷たく感じるのだと思ったら、全然そんなことはなくて、気持ちよくつかれることにびっくりしてしまいました。だから「不感温浴」なんですね。最初は聞き慣れずに妙だなと思ったネーミング、よくできています。
熱くもない、冷たくもない、汗も出ない…だから、不思議と身体がのびのびできるんですよね。3分くらい経ったら、また42℃のシャワーです。で、この熱さがなんとも言えずに心地よくて。その繰り返しをすること約3回、時間にして13分程度ですが、本当にすっきりとして気分がよく、まさに気分転換になったと思いました。これぞ、“ととのう”ということなのかもしれません。
浴室から出た後も汗をかかないのに、身体の芯は温まっている感じがするのも初めての体験でした。これなら、いつものお風呂で手軽に実践できますし、そもそも湯温が36℃でいいというのは、省エネでもありますものね。この夏、ぜひ試してみてはと思います。
製品DATA
- ブランド:パナソニック ハウジングソリューションズ
- 商品名:リフレッシュ・スイッチstyle
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。毎週金曜20時更新!
この連載コラムの新着記事
-
眠る前と朝のスマホ時間がラクに。lipro(ライプロ)の「太陽光スリープライト」がとてもいいです【ベッドサイドライト】
2026.06.26
-
まるで料亭のごはんの味! タイガー魔法瓶「土鍋炊飯器20周年記念モデル」はさすがの出来栄えです
2026.06.12
-
まるでトースターみたい! コンパクトでおしゃれなダイニチの“生ごみ乾燥機”で夏の生ごみ問題をすっきり解決
2026.05.29
-
【ミラノデザインウィーク2026】ロッサーナ・オルランディのギャラリーの魅力とは
2026.05.15
-
大人女子にもうれしい!おしゃれでコンパクトなハンディファン「JisuLife」が上陸です
2026.04.24
















