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【マイナ免許証】メリットとデメリット。マイナンバーカードと運転免許証の一体化には注意が必要
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松崎のり子
2025.04.08
マイナ免許証で便利になる??

2025年3月24日から、マイナンバーカードと運転免許証(及び運転経歴証明書)の一体化が始まりました。一体化すると免許情報の記録されたマイナンバーカード=マイナ免許証を持つことができます。
警視庁によれば、メリットとしては運転免許証の更新時の講習をオンラインで受講できるようになること。都合の良い時間、場所で講習を受講でき、更新にかかる時間も短縮されるそうです。
また、住所変更手続等のワンストップサービスが受けられ、本籍・住所・氏名・生年月日に変更が生じた場合でも、警察への届出は不要になります(マイナンバーカードの署名用電子証明書暗証番号が必要)。
でも、講習はオンラインで可能とはいえ、受講後に運転免許センター等に行って視力検査や写真撮影を行う必要があるというのですから、正直言って「え? それって便利になったの?」ですが…。
なお、マイナ保険証とは違い、現在使っている運転免許証が廃止されるわけではありません。
私たちの選択肢としては、①マイナ免許証のみ保有し、現在の免許証は返納 ②マイナ免許証と一体化したのちも、現状の免許証を保有する。③マイナンバーカードとの一体化はせず、今の免許証をこれまで通り保有する、このいずれかが選べます。
マイナカードの期限切れに注意!

それよりも気になることが。それはマイナカードの有効期限についてです。
今一体化の手続きをした人が、今年の秋ごろにカード自体の更新を迎えた場合、現行のシステムでは新しいマイナカードに運転免許の情報は引き継がれないというのです。もしそうなったら、マイナカードを持っていても「免許不携帯」になってしまう可能性が…。
さらに、一体化の手続をやり直さなくてはならなくなり、再登録のための手数料が1500円かかるというから注意が必要でしょう。
カードの有効期限が迫っている人は、新しいカードに更新するまで一体化の手続きを待つか、従来の免許証との二枚持ちをするようにと警視庁も勧めています。
急いでシステムを改善中とのことですが、なんとも後付けで作った制度という印象ですね。
私事ですが、カードの有効期限とは別に署名用電子証明書暗証番号の更新時期が来て、その手続きは役所に行かなくてはできないとありました。会社員だとわざわざ有休をとって足を運ぶしかありません。「次からはオンラインでできるようになると思うんですが…」と担当の方に恐縮されました。
マイナカードで手続きのデジタル化が進むようになりますとの政府の説明の割には、実態は中途半端なのですね。
今後マイナカードとの一体化が進むなら、免許証の更新、マイナカードの更新、署名用電子証明書の更新と、忘れてはいけない期限がどんどん増えそうです。
なお、マイナ免許証には免許情報の記載はありません。つまり免許証の有効期間も書いていないのです。免許情報を読み取るにはマイナポータルにログインするか、「マイナ免許証読み取りアプリ」を利用する必要があります。
一体化すると「今より不便になる」気がするのは、筆者だけでしょうか…。
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
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