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お祝いに、人が集まる日に、お弁当に ハレの日、ハルマキ

野菜ひとつがこんなごちそうに!

野菜ひとつ、でつくる【春巻きレシピ2選】

2025.02.21

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お祝いに、人が集まる日に、お弁当に

ハレの日、ハルマキ

ひなまつり、卒入園、卒入学にお花見と、ワクワクの季節に、その名もおめでたい春巻きは、ぴったりなおかずです。揚げ物ならではの満足感。作ってみれば驚く手軽さ。おいしさの秘訣は、ちょっと意外な具材の組み合わせ。おもてなしにも普段ごはんにも、みんなが喜ぶ春巻きです。今回は「塩もみキャベツの春巻き」と「大根もち風春巻き」レシピをご紹介します。

桑原亮子さん

教えてくれたのは

桑原亮子さん

Ryoko Kuwahara

スパイス、ハーブ料理を得意とする。大阪と東京、オンラインで料理教室「SPICEUP」を主宰。著書『予約の取れない料理教室 SPICEUPの作りたくなる日々のごはん』(主婦と生活社)が好評。

中本千尋さん

教えてくれたのは

中本千尋さん

Chihiro Nakamoto

イベントディレクション、ケータリング、料理教室など、国内、及びヨーロッパにて活躍。自身のプロダクトブランド「Dish(es)」を主宰。初の著書『中本千尋のひと皿レシピ』(主婦の友社)も話題。

\どんなシーンでも大好評の完売御礼!/

ハルマキストに、こんな春巻きリクエスト

具材を替えれば七変化。春巻きの可能性は無限です。最高のおかず、気軽なおつまみ。春巻きの皮さえあれば、どんなものでもおいしく変身。



野菜のおいしさ、最大限に引き出します!

野菜ひとつで春巻き

春巻きの皮に巻けば、野菜ひとつがこんなごちそうに。おかずとしても、おつまみとしても!

桑原亮子さん

塩もみキャベツの春巻き

「塩もみキャベツの春巻き」レシピ/桑原亮子さん

調理時間15分(キャベツの塩もみ時間は除く)

「春巻きの皮の中でキャベツが蒸され、なんともいえない甘さに。今回は半量を紫キャベツにしましたが、普通のキャベツだけで作ってももちろんOK。お好みで中濃ソースを添えても」(桑原亮子さん)

材料・10本分

  • 春巻きの皮……10枚
  • キャベツ、紫キャベツ……各1/4個(計400g)
  • 塩……小さじ1/2
  • 片栗粉……小さじ2
  • 揚げ油……適量

作り方

  1. キャベツと紫キャベツは芯を取り除いて1㎝幅に切る。塩をもみ込み、5分ほどおく。出てきた水気をよく絞る。
  2. ①に片栗粉を加えて混ぜる。
  3. 春巻きの皮1枚に②の1/10量をのせ、左右を折りたたまずに巻き上げる。巻き終わりに水をつけて留める。軽くぬらした手で皮の両端をひねってキャンディ状にする。残りも同様に巻く。
  4. フライパンに揚げ油を深さ1㎝ほど入れ、170℃に熱する。③を巻き終わりを下にして入れ、上下を返しながら色よく揚げる。

巻き方

キャンディ包みは、“ひねり部分”がクリスピーでおいしい!

  1. 春巻きの皮をひし形になるように置き、具材をのせて巻く。具の入っていない端の部分に水を少しつける。春巻きの皮をひし形になるように置き、具材をのせて巻く。具の入っていない端の部分に水を少しつける。
  2. 水をつけた部分をひねって閉じる。もう一方も同様に閉じる。水をつけた部分をひねって閉じる。もう一方も同様に閉じる。

中本千尋さん

大根もち風春巻き

「大根もち風春巻き」レシピ/中本千尋さん

調理時間15分(大根の塩もみ時間は除く)

「中華料理の大根もちを、春巻きにしたら……?のアイデアから生まれたレシピです。甘さを引き出した大根とだしの味わいを、片栗粉のとろみがひとつにまとめます。ぜひ、アツアツをどうぞ」(中本千尋さん)

材料・10本分

  • 春巻きの皮……10枚
  • 大根……350g
  • 塩……小さじ1/2
  • A)
    • 片栗粉……大さじ2
    • 無添加だしパック(塩分のないもの・粉末)の中身……小さじ1
    • オイスターソース、ナンプラー、ごま油……各小さじ1
    • 粗びき黒こしょう……適量
  • コチュジャン、揚げ油……各適量

作り方

  1. 大根は千切りにし、塩をまぶしてしばらくおく。しんなりしたら、よく水気を絞る。
  2. ボウルに①とAを入れ、混ぜ合わせる。
  3. 春巻きの皮1枚に②の1/10量をのせ、巻く。巻き終わりに水をつけて留める。残りも同様に巻く。
  4. 鍋に揚げ油を入れ、弱火でじっくり温める。170℃まで熱したら、③を巻き終わりを下にして入れ、上下を返しながら4分ほど揚げる。好みでコチュジャンを添える。

Staff Credit

撮影/田上浩一 スタイリスト/官野亜海 樽山リナ 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE3月号(2/7発売)「お祝いに、人が集まる日に、お弁当に ハレの日、ハルマキ」に掲載の記事です。

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