きちんと感が求められるシーンはもちろん、カジュアルコーデの格上げにも重宝する端正な顔立ちの黒バッグ＆黒ローファー。

トラッドブームが盛り上がりを見せる今季は、バリエが豊富に揃い、選択肢の幅もぐんと拡大！ いつまでもワードローブに置いておきたい〝MY名品〞にきっと出会えます。

フォトプリントTシャツにナロースカート、肩にはテーラードジャケットをさらり。キャンバストートやスニーカーで抜け感を出し、リラクシーに着こなすことが多かったミックスカジュアルも、かっちりとした黒バッグ＆黒ローファーに替えるだけで、たちまち洗練感たっぷりに。

どんなシーンもテイストも受け止めてくれる懐の広さは、さまざまな役割を持つ大人の女性にとってうれしい限りです。

凛と美しく、しなやか。携える姿に気品をもたらす最新作

1984年の創業以来、妥協のないクラフツマンシップから生まれる優美なレザーアイテムで、〝エブリデイ・ラグジュアリー〞を表現する英国ブランド。

最新作の「DASH BAG S」は水滴をイメージしたモダンなフォルムと、品よくつやめくブラッシュドレザーの質感が目を引くショルダーバッグ。立体的でいてスリムなボディには、マグネットで開閉するフラップを配置。ストラップの長さは5段階で調節でき、肩がけに斜めがけにとアレンジが可能。どんなふうに持っても絵になります。

世界中で愛され続ける、永久不変のアイコンモデル

ジェイエムウエストンは、130年以上の歴史を持つフランスの老舗シューズブランド。

キリッとした光沢をまとったこちらのローファーは、1946年誕生の「シグニチャーローファー ＃180」。当時のパリの若者の間で伝説的なブームを巻き起こし、今もなおブランドの〝顔〞。フレンチトラッドを象徴するモデルです。

製造はすべて自社工場で職人の手によって行われ、一足に要する時間は約2カ月、完成までには何と150もの工程があるのだそう。愛着を持って、長く履き続けたいと思わせる名作です。

次回は、「手元に“品格”を添える『黒バッグ』6選」をご紹介します。

こちらは2024年LEE11月号（10／7発売）「長く愛せる『黒バッグと黒ローファー』徹底研究」に掲載の記事です。

※本文中（　）の数字はバッグが（縦×横×マチ）、靴はヒールの高さを表し、単位は㎝です（すべて編集部調べ）。

※商品価格は消費税込みの総額表示（掲載当時）です。