【火曜日】魚介炊き込み+みそ汁の和風セットで体をととのえる
あっさりやさしいおいしさ「アサリと豚肉、ミニトマトの和風炊き込みごはん」「フライパンで作る目玉焼きみそ汁」レシピ/長谷川あかりさん
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長谷川あかり
2024.09.08
私たちのためのがんばらない献立
長谷川あかりさんの「炊き込みごはん+1」
お米を炊く間に、肉or魚のたんぱく質と野菜がとれるメインや副菜を作らねば……と大急ぎで日々疲弊していませんか? でも、まとめてごはんに炊き込んじゃえば、ぐっと手間なし! あとはスープか簡単小鉢を+1するだけ。無類の炊き込みごはん好き&自身も多忙な長谷川あかりさんが、ラクして栄養バランスも味も◎のメニューを提案します。
Tuesday
まだ週初めで先は長いから魚介炊き込み+みそ汁の和風セットで体をととのえる
アサリと豚肉、ミニトマトの和風炊き込みごはん
調理時間10分 ※水きり・炊飯・蒸らしの時間を除く。
「洋風に仕上げることの多い、アサリ、トマト、豚肉のトリオ。和のテイストにアレンジしたら、あっさりやさしいおいしさに。豚肉は脂の少ないロースを使うのが軽やかさのポイントです」(長谷川あかりさん)
材料・2~3人分
- 米……2合
- アサリ水煮缶……2個(130g)
- 豚ロース薄切り肉……150g
- ミニトマト……1パック(200g)
- 三つ葉のざく切り……1/2束分
- A)
- みりん……小さじ2
- しょうゆ、塩……各小さじ1
作り方
- 米は洗ってザルに上げ、水気をしっかりきる(できれば30分ほどそのままおく)。
- ミニトマトはヘタを取り、半分に切る。豚肉は食べやすい長さに切る。
- 炊飯器の内釜に①を入れ、アサリの水煮缶の缶汁、Aを加える。2合の目盛りよりやや少なめに水を注ぐ。アサリの水煮と②をのせて炊く。アサリの缶汁も加えて、うま味たっぷり。トマトから水分が出ることを計算して、加える水分はやや少なめに。
- ③が炊き上がったらさっくりと混ぜて器に盛り、三つ葉をのせる。
+1 フライパンで作る目玉焼きみそ汁
調理時間10分
「おみそ汁は、フライパンで作ってもまったく問題なしなんです! 油を使うからほのかなコクも出て、落とし卵より食べごたえあり。ねぎの甘味と後足しの削り節で、うま味を重ねていきます」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- 卵……2個
- 長ねぎの白い部分……1本分
- 削り節……3g
- みそ……大さじ2
- サラダ油(または米油などくせのないもの)……小さじ1 1/2
作り方
- 長ねぎは1㎝幅程度の斜め切りにする。
- 深めのフライパンにサラダ油を中火で熱し、①を炒める。くったりしたら端に寄せ、空いたところに卵を割り入れる。
- ②の卵の白身が固まったら、水2カップと削り節を入れ、煮立たせたらみそを溶き入れる。水を注ぐときは、卵の黄身を割らないように静かに。「黄身が好みのかたさになったら、みそを溶き入れて」(長谷川あかりさん)
all だしいらず!
あかり流・みそ汁バリエーション
切り干し大根とにらのみそ汁
「切り干し大根は戻さず使い、そのうま味をみそ汁全体に余すことなく広げます」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- 切り干し大根……8g
- にら……1/2束
- みそ……大さじ1 1/2
- 粉山椒……適量
作り方
- 切り干し大根は水で戻さずに粗く刻む。にらは4㎝幅に切る。
- 小鍋に①の切り干し大根と水2カップを入れ、中火にかける。煮立ったらフタをし、弱火で5分煮る。①のにらを加えてさっと煮たら、みそを溶き入れる。器に盛り、粉山椒を振る。
玉ねぎとシラス、柚子こしょうのみそ汁
「主役となるだし食材は、シラス。玉ねぎの甘さ&柚子こしょうの香りとの相性も◎なんです」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- 玉ねぎ……1/2個
- シラス……40g
- みそ……大さじ1 1/3
- 柚子こしょう……小さじ1/3
作り方
- 玉ねぎは繊維に沿って5~8㎜幅の薄切りにする。
- 小鍋に①とシラス、水1 1/2カップを入れ、中火にかける。煮立ったらフタをして弱火で5分煮る。柚子こしょうとみそを溶き入れて器に盛り、好みでさらに柚子こしょう(分量外)をのせる。
アミエビとかぶのみそ汁
「アミエビは、小さいけれどうま味のかたまり。ごま油で香ばしく炒めれば、コクのある一杯に」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- かぶ……1個
- アミエビ……6g
- みそ……大さじ1 1/2
- ごま油……小さじ1
作り方
- かぶは皮をむいていちょう切りにする。かぶの葉は粗く刻む。
- 小鍋にごま油とアミエビを入れて弱火にかける。エビの香りが立ったら、①のかぶを加えてさっと炒め。水1 1/2カップを加える。中火で熱して煮立ったらフタをし、そのまま弱火で6分煮込む。かぶの葉を加えてさっと煮たら、みそを溶き入れる。
火曜日のあかりさん
試作で、頭の中で作ったレシピを確認&調整
台所に立つ段階にくる前に、ほぼ料理のイメージは固まっているそう。「試作は、頭の中で組み立てたとおりに味が着地しているかの確認作業なんです。さらに、ちょっとした塩分の調整などを、実際に味をみながら詰めていきます」(長谷川あかりさん)
Staff Credit
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「長谷川あかりさんの「炊き込みごはん+1」」に掲載の記事です。
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