今週の星回り
2024年3月18日〜3月24日
20日（水）、太陽がおひつじ座に入ります。いわゆる「春分の日」で、西洋占星術における1年のスタートでもありますね。折しも新年度、フレッシュな気持ちで新たなことをスタートするにもいいのかなと思います。というのも4月はほぼ1ヵ月まるまる、コミュニケーションやビジネスを司る水星が逆行するため。物事の進み方がゆっくりで、想定外の出来事も増えると予見されます。もちろん水星逆行だからダメになる！というわけではまったくないのですが、「春だし、なんとなく新しいことがしたいな！」と思っているなら新年度まで待たず、さくさく始めちゃってもいい流れに乗れるだろうと思います。23日（土）には火星がうお座へ。熱意の持ち方、強い感情の矛先などが変わってくるかもしれません。
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おひつじ座
あなたの発言や一挙手一投足に注目が集まる予感です。注目が集まるというのは、それだけ「この人が何かしたら、ついていこう」「共感できることがあれば、ぜひ支えたい」と思われているということ。考えたこと、あたためてきたことなどを積極的に人に伝え、行動に移していくことでチャンスをつかむことができるでしょう。ときに、人からの注目がプレッシャーや邪魔なものにしか感じられないこともあるでしょうか。でも、「向かい風は前進している証拠」なんて言葉もありますね。前へ進もうとしているご自分を、信じてもいいのだろうと思います。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
隠者（逆） 現実離れ、過去への執着
周りの人とのコミュニケーションは積極的にとっていったほうがいい予感。言ってもわかってくれない相手も「今までの言い方では通じない」というだけの話かもしれません。アプローチを変えてみたいところです。
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おうし座
イマジネーションを大切にすることが、ブレイクスルーを呼ぶ星回り。「そうはいっても、現実は厳しい」「目の前のことをちゃんと見ないと」などといったことも事実ではありますが、それだけだと気力は痩せてしまいやすいのです。夢を見ること、想像を膨らませること。うんと、大きなビジョンを描くこと。それでこそ湧いてくる意欲も、前に進むエネルギーも、わいてくるのだろうと思います。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
恋人（逆） 無責任、選べない
一度決めたことはとことん頑張ってみる、そうした姿勢が大事なときです。仮に「選択を間違えた」と感じているのなら、方向転換するなり、間違いを正解と呼べるように努力するなり、とことんやってみるといいでしょう。それでこそ、開ける道もあるはずです。
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ふたご座
「ジョーシキ」や「ふつう」がひっくり返ってしまうような、ワンダーな星回り。といっても、自分が考えていることがただの思いこみなのか、「普通」と思っていることが本当の意味で「普通」なのか、自覚することは難しいもの。だからこそ人との交流のなかで「そう来る！？」「マジで！？」などと「！？」つきの感想を抱いたときは、チャンスと思ってみるといいでしょう。自分の殻を破るきっかけや、自分で自分を縛りつけていた鎖を解くヒントが、そこにあるからです。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
吊られた男（逆） 受け入れる必要性
おそらくですが、今のあなたは自覚しないレベルでネガティブな方向に気持ちが向かいやすくなっておられるよう。心配や不安は、未来をより安全・安心なものにしようという意思の表れです。決して悪いものではありませんが、過度になっている部分はここで軌道修正していけます。
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かに座
目上の人から引き立てを受けたり、大きなチャンスをもらったりしそうな暗示が出ています。「やってみたらいいじゃない」「君ならできるよ」などと後押しをもらったら、その言葉を信じてみるといいでしょう。自信はなくとも、やっているうちに世界が広がったり、自分の力を活かせる部分がわかったりと手応えがちゃんと出てくるはず。あなたが勇気を出したり、前に進んだりすることで、周囲や社会との結びつきが確かなものとなっていきます。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
運命の輪（正） 運命、上昇、チャンス
直感に従うことでいい流れに乗れる予感。もちろんひらめきや思いつきだけで全てがうまくいくほど世界はイージーではありませんが、どちらにしようか迷ったときなどの2択は、あれこれ理屈で考えるよりも「こっちだ！」と思った選択肢のほうがうまくいくようです。
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しし座
思った以上にできることが多いとき。「このくらいで十分」「ふつうでいい」と思ったときほど、面白いこと・興味深いと思える点に目を向けて“少し上”を目指してみませんか。自分のことは自分が一番よくわかっているようで、実はそうでもない──そうした経験はあなたもひとつやふたつ、あるだろうと思います。能力についても同じことで、この時期“少し上”を目指すことで伸びる能力が、たしかにあるのだろうと思います。なお、人間関係でシビアな状況に直面している方もいらっしゃるかもしれませんが、これについても“少し上”を目指してみることで「気にならない」状態にまでもっていくことができるかもしれません。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
力（正） 力、誠意、信頼関係
困難に対処する力が高まるとき。「自分ならできる」と信じて、粘り強く挑戦してみるといいでしょう。仮にピンチやリスクとしか思えないようなことが目の前に現れても、やりようによってはそれをチャンスに変えることもできるだろうと思います。
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おとめ座
グッと引き込まれるように興味深いことが見つかりそうな予感。「気付いたらハマっていた」「いつの間にか夢中でやっていた」などと、自覚のないままに心奪われるようなこともあるかもしれません。仕事や作業も、やると決めたら集中して一気に仕上げることがいい結果につながります。自分の勢いをせき止めないよう、スケジュールを組んでみるといいでしょう。ただし、ここ最近の慌ただしさで疲れもかなり溜まっているはずですから、体や頭がうまく動かないときは「休むことに集中する」が正解となるはずです。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
教皇（逆） 疑う必要性、不本意、不信感
「あなたが選んだほうでいいよ」と判断を他人任せにしたり、他人の意見に合わせてばかりだと、人に振り回されやすい状況を生み出してしまう予感。小さなことでも「私はこう思う」と、ひとつひとつ考えることが大事です。仮に間違ったとしても、今はそれが大事な学びとなります。
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てんびん座
人間関係において「パターンを崩す」タイミング。いつも一緒にいる顔ぶれとは違う人と接点が生まれたり、疎遠になっていた地元の友達と久々につながったりする暗示が出ているのですが、そうした人たちからとてもいい刺激をもらえそうなのです。場合によっては、ずっと悩んでいたことについて「気にする必要なんて、まったくなかったんだ！」と気が楽になることも。「雲散霧消」とまではいかずとも、「もっと大事なことに時間を使おう」「自分が幸せと思えることをしよう」と、ベクトルを正しい方向に向けることができるのでは。きっと悩みがなくなること以上に素晴らしいことです。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
死神（正） 変容、停止、リセット
起こったことは変えられないけれど、未来はこれからいかようにでも作っていけるもの。気持ちを切り替えて、仕切り直しをはかってみるといいでしょう。いったん「終わり」にすることで、見えてくる可能性もあるはずです。自分を不本意な場所に置いたままにしないために、これからの時間があります。
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さそり座
持ち前の粘り強さが、少しずつ形になってきている予感。正直なところ「誘惑」と呼んで差し支えなさそうなお楽しみが多い時期なのですが、頑張る必要があることについては腰を据えて取り組んでみるといいでしょう。ただ、計画を進めるなかで「無理」や「無茶」が見えてきている場合は、今週の後半に仕切り直してみるといいでしょう。それは決して、「負け」でも「逃げ」でもありません。自分が心身ともに健康で頑張れる道を見つけることも、この時期は大きな課題なのです。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
正義（正） バランス、公正、合理的
ほどほどにネガティブで、ほどほどにポジティブであることがベストな状況に。仮にどちらかに寄りすぎている自分に気付いたときは、ひと休みのタイミング。深呼吸をひとつして、「両方アリ」の世界に戻ってきましょう。ゆらゆらしているときは、判断を下すために考えを熟成させているときなんですね。
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いて座
「この壺は満杯か？」というお話をご存知でしょうか。よろしければネットで検索などしていただけたらと思うのですが（私は好きな話です）、要は壺を限りある人生に見立てた例え話です。結論だけ申し上げれば「人生において重要度の高いことから取り組め。そうでないと、人生が重要度の低いことで満たされてしまう」ということですね。さて今週のいて座さんは、ぜひ楽しいこと、好きなことから壺を──限りある1週間を、満たすよう考えてみてはどうだろうかと思います。さして大切でもないものが1週間を満たす前に。そうすることで、協力者も理解者も、格段に増えます。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
月（逆） 現実を見る必要性
自分が本当に求めているものを、改めて確認することも大事なよう。「これが普通だから」などといったつまらない発想をするあなたではないはずですが、確かな未来をつかもうとするときどうしても理屈を心の頼りにしたくなるのも人間です。本心とブレた発想は、この機会に軌道修正できたらいいですね。
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やぎ座
なかなか断りにくいお願い事をされたり、頼られたりと、何かと出番が多そうです。直接的に依頼まではされずとも、期待でいっぱいの視線が注がれているのが痛いほど感じられることも。もちろん引き受けるかどうかはあなたの自由ですが、無理のない範囲でひと肌脱いであげるのはいい選択であるように思います。おそらくですが、純粋に人のために動いているようで、巡り巡って「自分が居心地のいい世界を作っていく」になっているのが、この時期であるからです。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
教皇（正） 秩序、伝統、ルールを守る
「決められたルールのなかでどこまでできるか」を考えるといいとき。もちろん従うわけですが、ただ自分を制限するつまらない決まりと思ってしまうと面倒なだけ。それよりも、ルールが決められた背景を想像することで「じゃあ、こういうやり方もできるね」という第三の可能性が見つかるのだろうと思います。
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みずがめ座
多忙さは今週がピーク。日曜以降はホッとしたムードが訪れるでしょうが、ウィークデーは少々バタバタした時間が多くなりそうです。体力と相談したうえで、できるだけフットワーク軽く行動を起こしてみることが大事です。新しいことをスタートさせるにもいい時期ですが、やるならまずは「体験レッスン」「お試しコース」などで感触をつかんでみるのがいい判断材料となりそう。同じ内容でも講師やプログラムが変わればまったく感じ方が変わることもあるでしょう。あれこれ試しながら選択を。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
女教皇（正） 直感、知性、理性
生活のリズムを整えることが、健やかな心と思考を育てます。たまには夜ふかしや夜遅くのグルメも楽しいものですが、規則正しく過ごしてこそ判断力も、運気も整ってくるのがこの時期。叶えたいことがある人ほど、ちょっぴり己を律することができると素敵です。
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うお座
来週からはガツンと忙しくなってくる見通しが出ています。かかわる人が増える分、自分のペースばかりを大事にしていられないことも多いでしょう。比較的穏やかな運気である今週のうちに、手をつけられそうなものはどんどん進めておくといいでしょう。お願いごとを持ちかけられる人も多そうですが、まずは自分のことをクリアしてから応じるようにするとちょうどいい様子。無理ばかりを重ねると、来週の自分が頑張る体力を温存しきれないので注意したいところです。
ちょっぴり前向きになれるタロット・アドバイス
皇帝（逆） 実力不足、不安定
周りの人の意見に学ぶところが多い時期。自分のほうが圧倒的にすぐれた能力や知性を持っている場合でも、「知らない」「詳しくない」からこそ見えている世界もあるはずです。そこにもしっかり目を向けることで、足下が確かなものとなるでしょう。
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イラスト／オカヤイヅミ 文／真木あかり
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