東京・銀座にある、シャネル・ネクサス・ホールでは、芸術を愛し、支援したガブリエル  シャネルの精神を受け継ぎ、コンサートとエキシビションの２つの柱をベースに様々な企画が催されています。そして、2024年2月7日（水）から3月31日（日）に開催されるのが、日本で初開催の個展となる「ジョージ ホイニンゲン＝ヒューン写真展」。

ジョージ  ホイニンゲン＝ヒューン（1900‐1968）は、アート、ファッション、映画の結びつきを写真で表現した先駆的なフォトグラファーとして知られ、本展では、代表的なファッション写真に加え、シャネルとの交流を物語る作品や、著名人のポートレートや旅先での風景を収めた作品など、約65点が展示されています。

ガブリエル シャネルとジョージ ホイニンゲン＝ヒューンの出会い

1920年代、芸術とファッションの中心地として、世界中から多くの才能あふれる人々が集まったパリ。ガブリエル シャネルとジョージ ホイニンゲン＝ヒューンも、1920年初頭のパリで出会いました。その後、長きにわたり、シャネルのルックも撮り続けています。

ファッション、ポートレート、旅先の風景まで。20世紀を代表する写真家の軌跡をたどって。

ロシア、サンクトペテルブルクに生まれ、10代で英国に渡り、1920年にパリに移住したジョージ ホイニンゲン＝ヒューン。1926年から『ヴォーグ』誌と『ヴァニティ・フェア』誌でファッション写真、ポートレートを発表。1935年に渡米し、『ハーパース バザー』誌に移籍。1947年にはハリウッドに移り、その後映画業界でも活躍しました。ハリウッドスターのポートレートから、世界各地の風景を捉えた写真やそこで出会った人々の飾り気のないポートレートまで、多くを写真に捉え、今に残しています。

20世紀のスタイルを象徴するガブリエル シャネルとジョージ ホイニンゲン＝ヒューンのつながりを称える展覧会。ぜひ足を運んでみてください。

Master of Elegant Simplicity：ジョージ ホイニンゲン=ヒューン写真展

会期： 2024年2月7日（水）～  3月31日（日）

開館時間： 11:00ー19:00（最終入場18:30）

入場無料・会期中無休・予約不要　

会場： シャネル・ネクサス・ホール（中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4Ｆ）

主催： シャネル合同会社

URL:ジョージ ホイニンゲン＝ヒューン写真展