シメの“夜鳴きそば”がお楽しみ
「牛肉とごぼうの夜鳴き鍋」自家製のかえし&漬け込み肉がポイント【福田春美さん】
2024.01.30
料理上手なあの人のNo.1レシピ、大公開
何度作っても感動!
\わが家の/
「レジェンド鍋」
手軽に栄養をたっぷりとれる一方で手抜きの印象もあり「また鍋?」と家族に言われかねない鍋を、今年の冬は格上げ! 人気料理家が、家族や友達と食べている、周りでも大好評の鍋レシピを特別公開。「さすが」と「なるほど」な手順と食材の組み合わせから生まれる格別なおいしさは、まさにレジェンド級です。

教えてくれたのは
福田春美さん
HARUMI FUKUDA
ブランディングディレクター
ライフスタイルストア、ホテル、企業等のプロジェクトなどのブランディングに携わる。最近では静岡県の「冨茶園」の茶葉の新シリーズを手がけた。
シメのそばを楽しみにする客多数! 冬のhamiru亭の裏メニュー
牛肉とごぼうの夜鳴き鍋

「シメのおそばが最高なので、屋台で売られる“夜鳴きそば”をもじって“夜鳴き鍋”と名付けました。甘じょっぱいかえしと、すりおろし野菜に漬け込んだ牛肉から、鍋全体にじんわりおいしさが広がります」(福田春美さん)
材料・4人分
- 牛バラ薄切り肉……500g
- ごぼう……1袋(大1本分)
- まいたけ……1パック(100g)
- クレソン……1パック
- A)
- かえし……350㎖
- 大根のすりおろし……6〜7㎝分
- 玉ねぎのすりおろし……小1個分
- にんにくのすりおろし……2かけ分
- しょうがのすりおろし……1/2かけ分
- ハチミツ……大さじ1
- B)
- 昆布……20㎝長さ1枚
- 塩……ひとつまみ
- 水……1.5L
下準備
*かえしを作る(作りやすい分量)。鍋にみりん500㎖を入れて中火にかけてひと煮立ちさせ、アルコール分を飛ばす。しょうゆ500㎖を入れ、すぐ火を止める。粗熱が取れたら、清潔な瓶などに入れて冷蔵庫で保存する。作りたてでも使えるが、10日以上たってからのほうがおいしい(冷蔵庫で6カ月ほど保存可能)。
*保存容器にAと牛肉を入れ、軽くもんで冷蔵庫でひと晩おく。
*Bを合わせて冷蔵庫でひと晩おく。
作り方
- ごぼうは皮をよく洗い、ささがきにする。水にしばらくさらし、水気をきる。
- ひと晩おいたBのだしを350㎖、弱めの中火にかける。沸く直前に、昆布を取り出す。Aに漬けておいた牛肉の半量を、漬け汁ごと加える。
- ①を入れ、煮込む。ごぼうがやわらかくなったら、まいたけ適量をほぐしながら加え、ひと煮立ちしたらクレソンを食べる分だけ加える。適宜、牛肉や具材を足していただく。
シメの
“夜鳴きそば”がお楽しみ

そばをゆでて器に盛り、ノリをちぎって散らす。鍋の残りを別の器によそい、1㎝幅程度の斜め切りにした長ねぎを添え、つけ汁にする。あれば、かきもちを添えていただいても。ちなみに福田さんのかきもちはお手製で、まずもち(今回は豆もち)を1週間以上天日干しに。170℃に熱した揚げ油で、ぷっくりと膨らむまで揚げる。揚げるうちに自然に割れるが、大きいままなら後で手で砕く。
ブランディングディレクター
福田春美さんのレジェンド鍋

やわらか牛肉&さわやかなクレソンの滋養たっぷり。メインの鍋というより、おもてなし最後のお楽しみに
自宅はその名をもじって「hamiru亭」と呼ばれるほど、手料理目当ての友人で大繁盛。「ある夜、一通り料理を出した後、まだ小腹が減ってそうな人がいて。たまたま漬け込んであったお肉で適当に作ったのがきっかけ」という鍋が評判に。味を決める自家製のかえしは手間がかかるように思えて、みりんをひと煮立ちさせて同量のしょうゆを加えるだけ!
「おいしいLEEレシピ」に伝説級の鍋レシピ、まだまだあります!
Staff Credit
撮影/メグミ 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)『何度作っても感動! わが家の「レジェンド鍋」』に掲載の記事です。
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