気分もおしゃれも開放的になる夏だからこそ、チャレンジしてみたい少しの非日常感。ピリッと辛口な夏の小物も〝ひとさじ〞だったら格好のスパイスに！

大人な着こなしにさりげなく〝やんちゃ〞を取り入れる名人、と評判の伊藤真知さんのスタイルを拝見。

軽さよし！ 価格よし！ おもちゃみたいなサングラスが欠かせません

「UV対策とはいえ、あまりに本格派だと気恥ずかしいので、クリアやカラーフレームのようにどこかポップで価格的にも〝遊べる〞サングラスが普段使いにはジャスト。プラスチックならではの軽いかけ心地もお気に入り」（伊藤真知さん）

サングラス￥6930／ブルームーンカンパニー（エキアビド）　カットソー￥12100／カイタックインターナショナル（ヤヌーク）　パンツ［商品コード：411818］￥15400／LEEマルシェ（12closet）　ピアス￥7920／トレス　バッグ￥8800／ドゥーズィエム クラス青山店（ドゥーズィエム クラス）

「一見派手に思えるイエローフレームも実は肌なじみがよく、明るめの髪色ともマッチするので、思った以上に自然。色で遊ぶなら、形はどんな顔型にも似合いやすいボストン型あたりから始めてみても」（伊藤真知さん）

（上）ピンクみを帯びたクリアフレーム×ブラウンレンズが上品。￥6930／ブルームーンカンパニー（エキアビド）　（中）洒落感の出やすいグレーで一歩先へ。￥4180／エミ ニュウマン新宿店（エミ）　（下）お茶目な丸型フレームは豊富なカラバリで展開。￥6600／イデアポート（イジピジ）

「レンズもほんのり目元が透ける薄色で、優しい印象に」（伊藤真知さん）

ギラッとひと盛り。アクセは４ケタで買えるゴールドを

「ネックレスなら太く、ピアスなら大きく。着こなしがさっぱりしがちだからこそ、夏のアクセは大胆に。ワンシーズンと割り切って積極的にトレンドも楽しみたいので、価格は4ケタオンリーで。

お値段以上の高見え力とインパクトを狙って、色はゴールドが絶対！」（伊藤真知さん）

CHAIN
NECKLACE

ネックレス￥9900／フォーティーン ショールーム（エイチアッシュ）　カットソー￥5390／ヘルスニット・ブランズ（ヘルスニット）　パンツ￥20900／シンゾーン ルミネ新宿店（ザ シンゾーン）　ピアス￥9900／アルアバイル（フィリップ・オーディベール）　バッグ￥12100／スローブ イエナ 自由が丘店（オウレンティ）

「シンプルで使い勝手のいい42cmチェーンは、どんなトップスにも似合う万能選手。細かいところですが、留め具が棒を輪に通すトグルタイプなのも◎。着脱しやすく、360度どこから見ても様に」 （伊藤真知さん）

HOOP
EARRINGS

ピアス￥2000／セネ　ニット￥9900／セテンス　スカート￥36300／マリハ　バッグ￥35200（バケット バゲージ）・ストール￥49500（アソース メレ）／アイネックス

「サージカルステンレスという合金を使い、金属アレルギーの方も安心してつけやすいセネのピアス。汗や水に強く変色もしにくいので、プールや温泉につけたまま入れるのは、おしゃれのうえでもありがたい限り。

鮮度の高いデザイン、豊富なバリエーション、驚くべきプチプラと、すべてが完璧でどハマり中です」（伊藤真知さん）

時間のない朝にカチューシャ代わりのスカーフが便利

「マスクを外したら顔まわりが寂しい…そんなときこそ、多色使いで華やか＆キャッチーな柄スカーフの出番！ 細くたたんで首の後ろで結ぶだけという簡単テクで、カジュアルな夏服も一瞬で女っぽく。小顔効果にもひと役買ってくれるので、ますますテンションが上がります」（伊藤真知さん）

スカーフ￥14300／パリゴ 銀座店（マニプリ）　ベスト￥18700／ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店（ミーンマシーンエイジ）　タンクトップ￥4015／ロサンゼルス アパレル ジャパン（ロサンゼルス アパレル）　ブレスレット￥6600／フォーティーン ショールーム（エイチアッシュ）　バッグ￥35200／メアリ オル ターナ

「額の生えぎわから頭頂部にかけて、やや幅広に巻くのがポイント。耳のトップをスカーフで少し隠したり、顔まわりに後れ毛を出したり、ニュアンスをつけるとさらにこなれた表情に仕上がります」（伊藤真知さん）

（左）￥14300／マニプリ　（右）モデル着用と同じ

「色ならイエローやブルー、柄なら風景や植物など、華やかだけどバブリー感とは違うさわやかな一枚を選んでセンスよく。そんな旬のシルクスカーフが、手頃に買えるマニプリは最高！」 （伊藤真知さん）

教えてくれたのは？

スタイリスト 伊藤真知さん

出版社勤務後、フリーのエディター＆ライターとして女性誌などで活躍。2019年には『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』を出版したことでも話題に。身長155cm。

●Instagram：machiito__

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次回は、「ママスタイリスト発 私たちには“手抜き応援服”がある！」をご紹介。

撮影／遠藤優貴（人物）　魚地武大（TENT）（物）　ヘア＆メイク／遊佐こころ　スタイリスト／水野利香　取材・文／伊藤真知

こちらは2023年LEE8・9月合併号（7/7発売）「大人の夏カジュアルはもっと自由でいいんです！」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（掲載当時）です。