大人の夏カジュアルに“やんちゃマインド”をひとさじ【エディター伊藤真知さんのデイリーコーデ8選】
2023.08.10
気分もおしゃれも開放的になる夏だからこそ、チャレンジしてみたい少しの非日常感。イケイケな派手色もピリッと辛口なアイテムも〝ひとさじ〞だったら格好のスパイスに!
大人な着こなしにさりげなく〝やんちゃ〞を取り入れる名人、と評判の伊藤真知さんの夏スタイルを拝見。
教えてくれたのは?
スタイリスト 伊藤真知さん
出版社勤務後、フリーのエディター&ライターとして女性誌などで活躍。2019年には『「ユニクロは3枚重ねるとおしゃれ」の法則』を出版したことでも話題に。身長155cm。
●Instagram:machiito__
後ろが主役! 夏の毎日はインパクト抜群のロゴTで
「夏らしい明るいムードを盛り上げるロゴTは、中途半端に控えめなものより大胆なデザインで振り切ったほうが、おしゃれも気分も上がるもの。
ただし、大人のロゴは前より〝後ろ〞で。派手色も大きな文字も顔から離すほうが着やすくなるし、背中の丸みもごまかせるので(笑)おすすめです」(伊藤真知さん)
「かつて実在していたハンバーガーショップの写真をコラージュしたというバックロゴTは、必ず〝どこの?〞と聞かれるほどの圧倒的なインパクトが! 街で楽しむときはフェミニンなスカートを合わせるなどして、ほどよくきれいめ感をプラスするのがマイルール」(伊藤真知さん)
「生地色も含めて2~3色くらいが好バランス。気張らず楽しめるリラクシーなサイズ感もポイントに」(伊藤真知さん)
実はほっそり見えにきく、ぶっといデニムも大好きです
「大きめのウエストをベルトでギューッと絞ったり、裾もたぷっとたゆませたり…少年のようなルーズな着方も今どきで可愛いビッグデニムは、そのゆるさがかえって体をきゃしゃに見せてくれるうれしい効果も!
相性抜群のコンパクトトップスであくまで女性らしく、が大人流」(伊藤真知さん)
CURVY TYPE
「スタイリストさんに教えてもらったその日のうちに買いに走ったほど、一目惚れしたカーヴィデニム。前裾のタックでひざ下がほんのりすぼまるデザインは、ゆったりしつつもルーズになりすぎず小柄な私にもぴったり。切りっぱなしの裾も洒落てます」(伊藤真知さん)
STRAIGHT TYPE
「本格派のユーズド加工や、何年もはき込んだようなくったりした風合いで〝デニム上手〞を演出してくれる一本。テープベルトでやんちゃムードを後押し」(伊藤真知さん)
気分を上げたい! 楽しいお出かけにはどこかにビタミン色
「南国のフルーツのようにみずみずしく鮮やかなカラーは、やっぱり心を元気にしてくれる色。どんなアイテムを選んでもOKですが、色に強さがある分、コーディネートはどこか優しげにいきたいところ。
スカートの日にさらりときかせるくらいが、大人にちょうどいいさじ加減に。」(伊藤真知さん)
GREEN
「これまではポシェットなどで取り入れることが多かったビビッド色も、夏ならリュックでガツンときかせても素敵。
グリーンは何といっても黒との相性が抜群なので、いつものモノトーンをちょっと味変したいときにも活躍してくれます。軽く耐久性に優れたナイロンも日常向き」(伊藤真知さん)
PINK
「初挑戦のピンクは、新鮮!とまわりの評判も上々。パールやチェックで品よく味つけを」(伊藤真知さん)
ORANGE
「ボリュームスカートで楽しむときは、柔らかなコットン混やゴムウエストといったリラクシーな素材&デザイン選びが決め手に。スポサンなど足元で〝抜く〞のも、強い色が着やすくなる秘訣」(伊藤真知さん)
意外なキャラチェンジは、夏だからできる「やんちゃ」
「可愛いとは思いつつ、なかなか手が出せなかった流行りモノも夏の勢いを借りてトライ! ガールズライクな短丈もボーイズライクな辛口ルックも、年相応の品をまとえば意外とアリ…かも!?」(伊藤真知さん)
大人の“短丈”は肌を見せずに品よく!
「絶対に無理!と思っていた短丈トップスは、ゆとりのあるシルエットより、適度にフィットするデザインでおなかまわりに隙間を作らないほうが、私にはうまくいくという発見が。
今どきのガールズのような肌見せにはさすがに抵抗があるので、ハイウエストなスカートを合わせ、肌は見えるか見えないか程度に。これだけでも大きな前進!(笑)」(伊藤真知さん)
“男前な黒"で作るハンサムコーデに挑戦
「かっちりベルトにスラックス、グルカ靴とどこかで見た〝推しメン〞さながらの男前な3点コーデ。
イージーな着こなしが増える夏にあえての格好いい黒、しかもきれいめに楽しむという目新しさが、おしゃれの幅を広げてくれます」(伊藤真知さん)
他にも「大人の夏カジュアルはもっと自由でいいんです!」を公開中!
次回は、「エディター伊藤真知さんの夏カジュアルに“やんちゃマインド”をひとさじ 小物編」をご紹介。
撮影/遠藤優貴(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/遊佐こころ スタイリスト/水野利香 取材・文/伊藤真知
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)「大人の夏カジュアルはもっと自由でいいんです!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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