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映画ライター折田千鶴子のカルチャーナビアネックス

魅惑の初コラボ!宮藤官九郎監督×池松壮亮さん『季節のない街』。コンプライアンスに委縮した今こそ放つ会心の青春群像エンターテイメント

  • 折田千鶴子

2023.08.15

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原作・山本周五郎×黒澤明版映画×宮藤ワールドの面白マッチング

とんでもなくパワフルでハチャメチャで面白いドラマ『季節のない街』が、ディズニープラス「スター」で全10話一挙独占配信されています!

原作は山本周五郎さんの同名小説(1962年刊行)で、1970年には、かの黒澤明監督が『どですかでん』というタイトルで映画化した、不朽の名作。その日暮らしに追われる貧民街の人々の悲喜こもごもを描いた作品ですが、宮藤さんが20歳のときに原作と出逢って以来、長年温めて来た企画だそう。さらに宮藤さんは、数ある黒澤明監督作品の中でも、『どですかでん』が一番好きなんですって!!

そんな思い入れが強いと思しきビッグタイトルの再ドラマ化という試みですが、さすがは宮藤さん。軽やかに飄々と映像化された印象です。登場人物や設定など共通点は多々ありますが、『どですかでん』とは全く異なる、宮藤官九郎版『季節のない街』ワールド。コンプライアンスが声高に叫ばれ、閉塞感に満ちた今こそ快哉したくなるような、かなり攻めつつも、“よ~し、生きちゃる。人間って面白い!”と思わせてくれる青春群像エンターテイメントです。

企画・監督・脚本の宮藤官九郎さん、主演の池松壮亮さんに、ドラマの舞台裏や作品に込めた思いをお聞きしました。

左:宮藤官九郎 
1970年7月19日生まれ、宮城県出身。1991年に「大人計画」に参加。近年の脚本作品に『俺の家の話』(21)、『いちげき』(23)、配信中のNetflixシリーズ『離婚しようよ』(23/大石静共同脚本)の他、公開中の映画『1秒先の彼』(23)、10月13日公開の『ゆとりですがなにか インターナショナル』など。監督としては長編4作目『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(16)以来、7年ぶり。出演作に、公開中の映画『渇水』、9月1日公開の『こんにちは、母さん』など多数。TBSラジオ『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』ではパーソナリティを務める。
右:池松壮亮
1990年7月9日生まれ、福岡県出身。『ラストサムライ』(03)で映画デビュー以降、多数の映画やドラマで活躍。近年の主な映画出演作に、『ちょっと思い出しただけ』(22)、中国映画の『1921』(21)や『柳川』(22)など。今年は『シン・仮面ライダー』(23)、『せかいのおきく』(23)が公開されたほか、10月6日公開の『白鍵と黒鍵の間に』、10月27日公開の『愛にイナズマ』が待機中。近年の主なドラマ出演作に、『シリーズ・横溝正史短編集』(20、22)、『オリバーな犬、(GOSH!!)このヤロウ』(21、22)など。

──池松さんは、意外にも宮藤作品に初参加ということですが、宮藤作品に抱いてきた印象、今回のお話をいただいた時のことを教えてください。

池松「やっと自分のところに回ってきたかと思いました(笑)。いただいた脚本は、本当に面白かったです。山本周五郎の原作、黒澤の『どですかでん』、そして宮藤官九郎という人の掛け合わせが見事に上手くいっていて、極上のマッチングでした。今の時代に見合うヒューマニズムのようなものが心地よく流れていて、迷わずこれは絶対にやりたいと思いました。宮藤さんの作品に対しては、普段はもう少し尖っている印象がありました、本作においては3者が絶妙に良いところを抽出しあっていて。決してマイルドになっているわけではなく、正真正銘宮藤作品でありながら、山本周五郎、どですかでんを感じられることがとても面白かったです」

『季節のない街』ってこんなドラマ

「ナニ」から12年――。被災した人々が身を寄せる仮設住宅には、今もまだ18世帯のワケあり住人が暮らしている。家賃はタダだが、月収12万を超えると“即立ち退き”ゆえに、みんなギリギリの生活を送っている。しかし12年を一つの節目として、復興支援の打ち切りが検討されている。そんな折、田中新助こと半助(池松壮亮)は、“街で見聞きしたことを報告すれば、1件最大1万円”という条件につられ、アルバイト気分で街に潜入。しかし住人たちを観察するうち、次第に住人たちを好きになっていく。実は半助も、12年前に大切な家族、住む場所も全てを失っていた--。

──映画『どですかでん』には半助のエピソードは出てきませんが、今回それを復活させ、さらに主人公に据えたのは、どんな意図だったのでしょうか。

宮藤「誰かの目線、できれば若者の目線を通して物語を再構成しないと、連続ドラマとして成立しないかな、と思いました。その目線を、原作の中で誰がいいかと考えたとき『親思い』のタツヤ(仲野太賀)、『半助と猫』の半助(池松)、そして『がんもどき』に登場する酒屋の店員オカベ(渡辺大知)がいいな、と思って。導入で彼らのエピソードから始めれば、たとえ『どですかでん』を思い浮かべて観る人がいても、そこから離れられるとも思いました。そうすれば、あとはもう僕の好きな『どですかでん』をなぞっても大丈夫だろう、と。もっとシンプルに言えば、彼らのエピソードが好きだったから。特に『半助と猫』。半助は半助でトラに隠し事をし、トラはトラで半助に隠し事というか、半助が見てないところではスゴイふてぶてしい猫なんですよね(笑)」

──その半助に池松さんを起用されたのは、“好きな俳優だったから”と資料にもありますが、池松さんのどこが半助に合うと思われたのでしょうか。

宮藤「面白そうだと思って観に行く映画に必ず池松さんが出ていて、好きな作品にたくさん出ている役者さんだな、と最初はただのファンでした。そういう中で『季節のない街』が実現するとなった時、唯一の(街の)部外者であり、最初はただの傍観者で、やがて観察者になる半助――冷めた視点から入り、段々と街の人々に興味を持っていくうちに、自分もその中に入って、最終的に“俺もなんかやらなきゃ!”と爆発する流れが作れそうだなと。その時、やっぱり池松君がいい、と思ったんです。でも一緒にやってみたかったのが一番です」

現代に見合ったヒューマニズム

──先ほど、池松さんの“現代に見合ったヒューマニズム”という発言がありました。実際に2ヶ月半(撮影期間)この街で暮らして、感じたことを教えてください。

池松「脚本を読んだ時、今この作品に触れるのは、宮藤さん以外は難しいだろうと感じました。コンプライアンスや多様性など、表現がいろいろと難しい時代に、それを逆手にとったヒューマニズムを実現されていて、すごく面白かったんです。対象に愛情を向けるとか優しさを向けるとか、そういう誰もが知るものではなく、何よりまず誰もが誰かに関心を持っている。あーだこーだ言いながらそれぞれが情愛のようなものをもって人に接している。同じ痛みや貧しさを知りながら、ただ隣り合って暮らしている。そして宮藤さんが何よりまずその街に住んでる人を面白がっている。普通は触れられないこと、言っちゃいけないこと、やっちゃいけないこと、そういった倫理観云々よりも、目に見えない大切な何かで互いにそっと繋ぎ止められながら、今日も暮らしている。そういったところが、この作品の面白みだと感じています」

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宮藤「セリフにも、“なんか面白いから人に言いたくなるじゃん”とありますが、それって別に悪いことじゃないと思うんです。腫れ物に触るように見て見ぬフリをしたり、省いたり、あるいは必要以上に美化することで、目配せするというか、間違った配慮をする方が、問題なんじゃないか?と。」

宮藤「例えば六ちゃん(濱田岳)について、原作でも“彼は知的障害でも頭がおかしいわけでもなく、ただ電車が好きで自分は電車の運転手だと思い込んでいる”と書いてあるんです。半助が、“彼のことが見えてない人は、彼からも見えない”と言いますが、つまりは近所に暮らしている人と人の距離感というか。そこへ第1話で半助がやってきて、“面白いじゃん。なんで誰も言わないの!?”的なことを言う。実は、みんな見ていたけれど放っておいていた、ということが後で分かりますが、そういう優しさもあってもいいな、とか。人が人に興味を持つのは、良し悪し以前の問題な気がします。でも今は、それすらも許されない世の中になっている気がしますよね」



2ヶ月半にわたったロケ撮影

──被災後12年経った“仮設住宅の街”に漂う、生活感がすごいリアルでした。

池松「あれだけのセットがあったのは、本当にこの作品を特別なものにしてくれましたし、とても豊かな環境でした。大きなオープンセットには、それぞれの部屋があり、それぞれに作り込まれていて。そこで2ヶ月半、朝から晩まで撮影しました。クリスマスもそこで過ごしました。正月休みは入って、あけましておめでとうございますとみんなで言い合ってまた撮影しました。撮影って大変で、どこの現場でも撮影に入るとスタッフも含めてみんな、どんどん汚くなっていくんですよ。でも今回の現場では汚くなってむしろあの街の住人のようにみんなで馴染んでいきました。多少汚くても、みんな心が豊かになっていく感じがありました。この物語の力だなと思っていました」

宮藤「一方で、本作の舞台はあくまで“仮設住宅”なので、“この街で、これからも生活がずっと続いていく”という原作とは違う終わり方をさせなければならない。仮設住宅はいつかなくなるものであり、実際になくなってしまうけれど、でも何となく(元住人が)繋がっている、という終わり方がいいと思ったんです。それを半助に担ってもらわなきゃいけないので、池松君は大変だろうと思いましたが、僕が何か言までもなく、最初から出来ていました。だから現場で、真面目な話とか一度もしていないんじゃないかな(笑)」

──タツヤ(仲野太賀)とオカベ(渡辺大知)との掛け合いが、笑いあり、青春感にあふれ、すごく楽しかったです。とはいえ原作でも半助について詳しく書かれているわけではないので、難易度が高い役だったのでは!?

池松「半助のリアクションによって、街の人たちの捉えられ方が変わってくるので、その時々のチューニングが必要な役だと思っていました。同時に、半助は語り部でもあったので、『どですかでん』を好きだった宮藤さん自身だと思っていたんです。半助がどう面白がっていけるか、どう街に馴染んでいくか、痛みを忘れていた半助が痛みを知る人たちと出会い、どれぐらい呼吸しやすくなっていくのかという過程がドラマになると考えていました。同時にガイド役として、段々と馴染んでいく姿を見せられたらいいなとも思っていました」

宮藤「半助に僕が投映されているとしたら、僕に倫理観がないみたいになっちゃうからマズいな(笑)。実際、自治体の人から見たら、早く仮設住宅から出て自立して欲しい、というのは正義ですよね。でも、住民からすればそれは敵であり悪で。半助に立ち退きを迫る、言わば悪の側の片棒を担がせることで、負い目を抱えて欲しいと思いました。池松君が言うように、確かに主役って周囲の人物に対するリアクションがメインになる。でもそれだけじゃつまらないので、太賀くんや大知くんと絡ませることで、半助も変な人だと打ち出す思惑もありました。誰も見てないところでは結構ハシャイでいるとか」

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──どことなく“低温”なイメージの池松さんですが、本作の後半で半助は相当な勢いでハッチャケます。観ていて驚きつつ、かなり楽しかったです。

池松「宮藤さんの世界、また『季節のない街』という世界に入るにあたり、半助がどうあれば面白いのかをただ考ていえました。それでも脚本通りです。もし新たな一面が見えたとすれば、宮藤さんとこの物語に感謝です。これまで宮藤さんの作品を見て感じた物語の跳躍力や飛躍力を借りて、押さえるところと遊べるところを選んでいきました。最後は、お祭りというか祝祭ですよね。物語をとんでもないところに運びつつ、ちゃんと半助の心と身体がそこに向かうことを目指していました」

宮藤官九郎版の世界観の出来上がり方

──被災から12年という舞台、大友良英さんのズンチャズンチャという軽快なメロディが醸す世界観、校舎にはためく大漁旗等々、『あまちゃん』を髣髴させるものを感じましたが、どこかで続編的な意味合いを込めたところもありましたか?

宮藤「それはほとんど意識してなかったです。原作のバラック小屋という設定を今の時代に合わせるなら、仮設住宅しかないというのが出発点なので。東北だけでなく、熊本でもあったし、西日本でも水害があったし、いろんな被災地や仮設住宅を見せていただきました。そういう中で聞こえて来たのが、“早く自立して欲しいけれど、出ていけとも言えない”とジレンマを抱えた自治体の人たちの声でした。そういう空気感を、物語の後半に繋げていけるとも思いました。音楽の大友さんとは、共同監督の横浜聡子さんもお仕事されたことがありましたし、逆に僕は、監督として音楽を発注したのは初めてだったんです。今回、民族学的かつ狂騒的な感じの曲を作って欲しいとオーダーしました」

──最初にも話に出た「半助と猫」ですが、宮藤さんには猫を皆川(猿時)さんに演じさせるという切り札がありますね。

宮藤「はい。それは、割とすぐ切る切り札なんですが(笑)」

池松「物凄い切り札ですよね(笑)。共演した本物の猫がとても優秀で、撮影で苦労したことはありませんでした。今回最も大変だったのは皆川さんだと思います。日によってマイナスになる極寒の冬の撮影中、ずっとお腹を出していましたから(笑)」

──さらに荒川良々さんらが酔っ払って歌を歌いながら飲み屋から出てくるシーンは、それこそ何度も噴き出しました。よくぞ笑わず、真面目に介抱したりの演技をされてましたね。

池松「けっこう笑ってると思いますよ。一緒に演技をしていたら、それはもう面白いです。基本的にその場面で半助として最もシンプルな感情を目指していたので、面白いところは素直に笑ってよかったし、テストも本番も何度見ても面白かったです。凄い破壊力でした(笑)。ただ、気にするべきは距離感についてでした。どういう風に(そこに一緒に)居るのがいいか。宮藤さんが用意してくれた脚本の設計としての距離感がすごく気に入っていたので、それを解釈しながら、その場で起こること、その場にいる人たちに対して、自分もちゃんと面白がることが重要でした。狙った笑いではなく、半助がただ面白がっていることが重要でした。みんな面白かったですが、特に荒川さんと増子さん(の面白さ)には、沢山笑わせてもらいました」

宮藤「あの酔っ払いシーンも、僕はただ、“酔っぱらって歌いながら出てきてくれ”と言っただけで、演出的なことは特に何にもなかったです(笑)」

宮藤さんの監督ぶり

──池松さんは宮藤さんの監督ぶりを、どのように感じましたか。

池松「一番感動したのは、団体芸的要素のある本作において、宮藤さんがテストを1テイク見た秒単位のタイミングから全てを指摘して、修正していくんです。それが、本当に見事で、惚れ惚れと見ていました」

宮藤「違うんだよ(笑)!! 近くで(撮影の)近藤(龍人)さんが見てるから、何も考えていないと思われたくなくて、“どんな風に撮ると言おうかな”って、テストの間にずっと考えていて(笑)。近藤さんの手前、役者さんに色々言いながら、実はかなりテンパっていて。だから、言いやすい人にしか言ってないんです(笑)」

池松「そこも含めて現場力ですよね。大勢のキャストやスタッフのムードや空気を、ゲラゲラ笑いながら正しく導いてくれました」

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宮藤「普通の監督さんは多分、撮り方が決まっていたり、撮り方にビジョンがあるんですが、僕は役者さんに動いて頂かないと撮り方が決まらないんです。多分、逆なんです」

池松「生身の人間が動いてることを活かしてくれて、どう切り取るかを考えてくれていました。あの街と同様に、今回の宮藤組の居心地がとても良かったことを覚えています。各スタッフ、キャストもそうですが、中でも宮藤さんと近藤さんのセッションを見ているのが、面白かったです。お互いに異種でありながら、宮藤さんと『どですかでん』のタッグのような、手を組んだ時の感動的な飛躍力を感じていました。今回はスタッフに映画『怪物』(是枝裕和監督作)チームが多くいらっしゃいましたね?」

宮藤「そうそう。近藤さんだけじゃなく、美術の三ツ松けいこさん、照明の尾下栄治さんも『怪物』で。全然テイストは違うけど(笑)……。今回、配信の良さを感じたところもありました。最終話まで脚本が完成している状態でクランクインできたのは、連ドラでは初めてなんです。全員がどこへ向かっていけばいいのか最初から答えがあると、こんな風になるのか、と思いました。もちろん、どうなるか分からないスリルという良さもあるし、脚本家からすれば役者を見ながら続きが書けるメリットはある。でも監督からすると、最後まで脚本があった方がいいと、今回、明確に思いました!」

原作ファンでも、『どですかでん』ファンでも、楽しめること間違いなしの本作。もちろん原作未読の方でも、『どですかでん』はちょっと……という方でも、本作は楽しめること間違いなし! 宮藤さんらしい笑いもあれば、涙も感動もあり。私は、仲野太賀さんが演じる親思いのタツヤが受ける仕打ちに、何度も身体が熱くなったり落涙したり、感情が揺り動かされました。

また渡辺大知さん演じるオカベと、三浦透子さん演じるかつ子の恋話にも、意外にキャンとしたりして。なんかすごく救われた気分になりました。そしてもちろん池松壮亮さんが醸す、ダメだけと憎めない、半助の絶妙な人間味もたまらない味わいです。終盤に向けてどんどんボルテージが上がっていく感じが、たまりません。

街の人々の性に対する大らかさも、『どですかでん』の湿ったほの暗さ(勝手に私が感じただけかも)が笑いに転換され、ドンと来い的な強さに繋がっているし。原作より各エピソードの物語性や味わいも大きく膨らみ、『どですかでん』よりもカラッと明るく笑い飛ばせる空気感が、たまらなく好きでした。

『季節のない街』で心を潤して、この暑過ぎる夏を乗り切ってください!

『季節のない街』

ディズニープラス「スター」で8月9日(水)より全10話一挙独占配信

原作:山本周五郎「季節のない街」
企画・監督・脚本:宮藤官九郎/監督:横浜聡子、渡辺直樹
出演:池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知/三浦透子、濱田岳/増子直純、荒川良々、MEGUMI、高橋メアリージュンほか


写真:山崎ユミ
ヘアメイク(宮藤さん):北川 恵(Kurarasystem) スタイリスト:チヨ(コラソン)
ヘアメイク(池松さん):FUJIU JIMI

折田千鶴子 Chizuko Orita

映画ライター/映画評論家

LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。

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