【インスタグラムも大人気!ビームスプレス目黒越子さんの私服コーデ9選】地味色でもおしゃれに見えるコツは?
2023.04.08 更新日:2024.09.13
普段、何気なく頼っている黒、白、ベージュなどの定番色。便利だけど無難、で終わっていませんか? 配色や素材にこだわればもっと素敵に着こなせるし、地味色だからこそ挑戦できるコーデだってあるんです。
LEE世代にはメリット尽くしの"地味色おしゃれ"を極めるテクニックとセンスに迫ります!
教えてくれたのは?
ビームスプレス目黒越子さん
Profile
1983年生まれ。アパレル会社「ビームス」に勤続18年。「素敵な年上女性のお客様が多かった」という販売員時代を経て、現在はプレスとして活躍中。この春には、自身がプロデュース協力した通称「メグロライン」がスタート。葉山の自宅で夫や友人と過ごす休日が何よりのリラックスタイム。
●Instagram:meguro_etsuko
フォロワー4万人超え! 地味色コーデのお手本満載
洗練された仕事服から休日のヘルシーカジュアルまで、ほぼ毎日更新される私服はオール〝地味色〞。チャーミングな笑顔や海を感じるライフスタイルも人気。
ビームスプレス目黒越子さんが「地味色だけでおしゃれ」な理由
その品よくシンプルなセンスにLEE読者からも「気になっています!」との声が上がっている目黒さんのおしゃれ。トレンドに流されすぎず〝自分に似合う〟を大切にした私服スタイルには、大人が地味色だけで素敵になれるヒントがいっぱいです。
※●印のものはすべて私物です。
●sweat hoodie:AK+1
●camisole, skirt, earrings, bangle:Demi-Luxe BEAMS
●glasses:OLIVER PEOPLES
●bag:GASPINO
●shoes:CONVERSE
「ニットキャミ×タイトスカートのような女性らしいコーデをほどよくクールに楽しめるモノトーンが一番落ち着きます。スウェットやコンバースでカジュアルミックスするのも定番。肌見せがヘルシーに転ぶし、親しみやすさが増す気がします」(目黒越子さん)
基本は自分の顔立ちや肌に似合う「黒ベース」。使う色は最大3色までに抑えています。
「きちんと品よく見えて、童顔とイエベ肌を引き締めてくれる黒は私の最愛カラー。同じ黒でも素材を替えたり、合わせるアクセ次第で印象が変わるので飽きません。色を欲張らないと合わせに迷わず、朝が本当にラクなんです」(目黒越子さん)
01.
小粋な小物使いでカジュアルにモノトーンを楽しむ
●coat, earrings:Demi-Luxe BEAMS
●tops:AK+1
●pants:TSUBOTA ASAMI × woadblue × Demi-Luxe BEAMS
●cap:upper hights × Demi-Luxe BEAMS
●bag:ORSETTO
「〝ほっこりしないカジュアル〞が理想なので、黒、白、カーキで辛口に。トレンチはオーバーサイズ、ブラックデニムはセンタープレス入りと、都会的な要素も意識しました。その分小物でカジュアルに遊び、気分を上げています」(目黒越子さん)
02.
ギャップのあるワンツーで黒とグレーのダークな配色にリズムを
●jacket, earrings:Demi-Luxe BEAMS
●dress:AK+1
●glasses:BEAMS BOY
●bag:GASPINO
●shoes:LAOCOONTE
「リラクシーなマキシワンピにカチッとしたブレザーは、落ち着いた配色ながら今っぽくしゃれて見えるお気に入りのコンビ。ちゃめっ気のある太フレームメガネも、ワンピと同系色のグレーならスッとなじんで〝ちょうどいい〞んです」(目黒越子さん)
03.
春夏のオールブラックは異素材ミックスと白小物で軽快に

靴/ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY店
●tops:ATON
●skirt, earrings:Demi-Luxe BEAMS
●stole:ASAUCE MELER
●bag:AMIACALVA
●shoes:B:MING by BEAMS
「ラフなTシャツとシックなエコレザースカートの対比で黒コーデに奥行きを。春夏らしさは、抜け感たっぷりの白メッシュ靴やグレーのリネンストールに託します」 (目黒越子さん)
04.
甘い黒×ハンサムベージュで作るモダンなフェミニンスタイル
●tops:EFFE BEAMS
●pants:VONDEL
●earrings:Demi-Luxe BEAMS
●bracelet:PHILIPPE AUDIBERT × Demi-Luxe BEAMS
●bag:MARY AL TERNA
「後ろにチュールが仕込まれたバルーントップスは、私にとって冒険アイテムだけど、黒×ベージュのノーブル配色とワイドパンツ合わせならしっくりきます。新しいおしゃれにどんどん挑戦できるのも安心感のある地味色のおかげ!」(目黒越子さん)
地味色でも重たくならず、バランスが決まる「MY鉄板シルエット」を決めています。
「常に意識しているのは、上下どちらかはタイトなシルエットで緩急をつけて、スラリと縦長に見せること。地味色でも女っぽさがあり、コンプレックスの腰まわりを最もすっきり見せてくれる長めスカートを軸にすることが多いです」(目黒越子さん)
ピタトップス × ゆるボトム
光沢フレアスカートがふわりと揺れてミニマル配色でも驚くほど印象的!
●tops, skirt:AK+1
●sunglasses:noeyedia × Ray BEAMS
●earrings, bangle:Demi-Luxe BEAMS
●bracelet:PHILIPPE AUDIBERT
●ring:Fruitsjolie × Demi-Luxe BEAMS
●bag:AMIACALVA
●shoes:LAOCOONTE
「メリハリをつけるほどキュッと細見えするので、コンパクトなノースリニットとドラマティックなフレアスカートは便利。揺れる裾や光沢感のおかげで、グレーのワントーンも退屈になりません。小物でカジュアルダウンするのが今の気分」(目黒越子さん)
ゆるトップス × ピタボトム
衿抜きシャツ×黒タイトスカートで叶えるきれいめと抜けの最強バランス
●shirt:AK+1
●skirt, bangle:Demi-Luxe BEAMS
●ring:Fruitsjolie
●bag:PAPYRUS
●shoes:castellano× Demi-Luxe BEAMS
「上はゆるっと、下はストンと締め色のIラインで下半身をスリムに。モノトーンで堅い印象になりすぎないように、思いきりシャツの衿を抜いて、力の抜けたリラックス感を足しました。ブルーのミニバッグで可愛げもひとさじ添えて」(目黒越子さん)
Tシャツよりも断然ノースリーブ派。抜け感のある女らしさが叶う「肌見せ」がマストです。
「すっきりと女性らしく見えるのはもちろん、地味色の着こなしがぐんとサマになる気がして、日々肌の見せ方を研究中。イタリア人のようにヘルシーでかっこいい肌見せが憧れなので、肌を出す場所や分量、素材の選び方には気を使っています」(目黒越子さん)
ちょうどいい肌見せが叶うキャミとシャツのレイヤード

バッグ/ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY店
●shirt, camisole, pants, earrings:Demi-Luxe BEAMS
●stole:ASAUCE MELER
●bag:MADE IN MADA
●shoes:LAOCOONTE
「シャツがなびいたときなど、ふとした瞬間にチラッと肩がのぞくくらいが大人には◎。デコルテが隠れるニットキャミもお気に入りです」(目黒越子さん)
シックなグレーのリネンセットアップはさりげない背中見せでハッとさせて
●tops, skirt, earrings, bangle:Demi-Luxe BEAMS
●cap:upper hights
●bag:VIOLAd’ORO
●shoes:LAOCOONTE
「素肌が上品に映えるから、年齢を重ねるたび好きになるリネン素材。このセットアップは、衿足の抜けと肩山が隠れるバランスが絶妙でオン・オフ活躍。キャップでハズせば、よりヘルシーに楽しめます」(目黒越子さん)
髪型だってひとつの個性!
「15年来のまとめ髪」を少しずつアップデートしています。
「20代中盤で自分の顔や服装には前髪なしのシニヨンが似合うと気づき、ほぼ365日このスタイル。地味色のシンプル服でも〝目黒さんらしい〞と言ってもらえるのは、髪型の影響も大きいと思います」(目黒越子さん)
●sweat hoodie:AK+1
●camisole, earrings, bangle:Demi-Luxe BEAMS
「美容師さんに〝お団子がきれいに決まるカットとカラーで〞とオーダーするほど、この髪型一筋。ハイライトを入れたり、後れ毛を作ったり、コテで巻いたり、常に新鮮な雰囲気、気持ちでいられるようアップデートは欠かせません」(目黒越子さん)
色を取り入れたいときは「ネイル」で。毎週、セルフケアして楽しんでいます。
「服では難しくても、〝指先に小さく〞なら気になるカラーを週替わりで気兼ねなく楽しめます。特に春夏はサンダルを履くので、手足の色合わせを考えながらネイルケアするのが週末の習慣です」(目黒越子さん)
●nail: NAILS INC
「無意識に甘くない色を選んでしまいます(笑)。最近の一番のお気に入りは、地味色に映えてモダンになるパキッとした白。トレンドカラーとしてこの夏気になるブルー、色気が欲しい日の赤みブラウンと、気分によって色をチョイス」(目黒越子さん)
次回は、「『最旬アースカラー』はカジュアル増しで着る!」をご紹介。
撮影/金谷章平(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) スタイリング協力/平賀緋奈子 取材・文/榎本洋子(TENT) 撮影協力/サイクルベースあさひ
こちらは2023年LEE5月号(4/7発売)「『地味色だけでおしゃれ』って最高です!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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この記事へのコメント( 3 )
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はるぴ
こんにちは。お久しぶりに、コメントをさせていただきます。「地味色」シンプル服が大好きですので、たくさんの素敵なコーデを参考にさせていただきたいです
これからの季節がとても楽しみです︎
素敵なコーデの記事をありがとうございます。
2023.04.09
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TB ふわふわ