こんにちは。長井かおりです。
この秋冬のおすすめメイクとして、前回、ベージュ&ブラウンアイシャドウの使い方をお伝えしましたが、今回はその第二弾、ベージュのリップです!
ベージュリップのいいところは、すっぴんではない適度な“メイクしてる感”がありつつも厚化粧っぽくならず、カジュアルなファッションと相性がいいことですね。
でも「ベージュの唇って顔色が悪くなりそうで難しい…」と思っている人も多いのでは?
最近では化粧品技術の進化によって、誰でも使いやすく、今のメイクに取り入れやすいベージュリップが増えていますよ。
成功するベージュリップの条件とは?
ベージュリップを選ぶときの基準にしたい条件は、以下の3点です。
1.白っぽすぎない!
ベージュリップに対する苦手意識はまさにこれではありませんか? 今はあまり多く見られませんが、白っぽく輝くパール入りなどは少し古い印象に見えてしまうかも。
2.血色感がある!
おすすめは血色感のニュアンスがあるベージュ。リップの血色で元の唇を覆うことをイメージして。
3.透明感より高発色!
ベージュで発色がシアーだと、元の唇の色が透けることで顔色が悪くみえてしまう可能性も。しっかり発色するものを選んで。
おすすめのベージュリップの新色をご紹介
【血色系ベージュリップ】
元々の唇の血色のような自然なベージュです。誰にでも好印象を与えられて、デイリー使いしやすい万能リップカラー。
(右から)マスクでも色落ちしにくい。万能の肌なじみベージュ。AUBE タイムレスカラーリップ09¥3520/花王 好感度の高いピンクベージュ。ピュアセラムルージュ8339 ¥1320/オルビス 唇の色がしっかりカバーできる。ラスティング フィニッシュ オイル モイスト ティントC 007 ¥1760/リンメル(使用色)
【おしゃれベージュリップ】
ベージュに赤みやコーラル、ブラウンなどのニュアンスあり。彩度の高いおでかけリップといえばこんな感じ。
(右から)ブラウン味のあるベージュはクールな印象。ヴィセ ニュアンス マット ルージュ BR340¥1540/コーセー 今年も気になる赤みブラウンベージュ。ルージュ・アンテルディ・シルキー500¥5060/パルファム ジバンシイ オレンジみのあるベージュ。なめらかなフィット感も人気。エクシア ルージュ ルフレ BE400 ¥4950/アルビオン
ベージュリップをしっかり発色させるつけ方テクは?
色としては淡いベージュですから、唇の上でしっかり発色させるのが成功のコツ。大胆に行っちゃいましょう!
step-1
やや圧をかけながら、リップカラーを直接ぐりぐりっと載せます。オーバーリップにはならないようにして。
step-2
上下の唇をずらすように「ンマンマ」としてリップをなじませます。そうすると唇の縁まで自然に色が広がります。
step-3
はい、これで完成。塗り込みすぎないこのくらいのカジュアル感が今どきです。
ベージュといっても、ピンクやコーラルに近いものなら取り入れやすいですよね。怖がらずに、ぜひトライしてみてくださいね!
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次回も長井かおりさんのテクニックをお楽しみに!
text/伊熊奈美
長井かおり Kaori Nagai
Hair & Makeup Artist
1979年、山形生まれ。各雑誌のビューティ企画で活躍する傍ら、多くの講演会やメイクレッスン、イベント、コラボコスメ"N by ONLY MINERALS"開発もこなすヘア&メイクアップアーティスト。著書は『世界一わかりやすいメイクの教科書』など多数。
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