BEAUTY

【2022秋アイメイク】この秋のトレンドは…おかえりなさい「ブラウンアイパレット」!!

  • 長井かおり

2022.10.24

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みなさんこんにちは、長井かおりです。今日はこんなご質問から。

「この秋の流行を取り入れた、長井さんのおすすめのメイクを教えてください!」 (yoko・38歳)

最近のファッション傾向としては「y2k」と呼ばれる2000年代の雰囲気に回帰するような印象がありますね。昔見たようなベージュやブラウングラデーションのアイパレットが際立っていて、ああ、1周して帰ってきたんだなあという感覚があります。ただ、見た目は懐かしくても、最新のアイシャドウは発色も質感も昔よりずっと進化しているので、決して古い印象にはなりません。懐かしいけど新しい、今どきのベージュメイクにトライしてはいかがですか?

今季注目のベージュ&ブラウンパレットをご紹介!

今季注目のベージュ&ブラウンパレット

(左上から時計まわりに)Timeless Goldという名の、時代を超えて愛されるベーシックカラー。ザ アイシャドウパレット004 ¥6820/アディクション(使用色)、肌をきれいに見せるピンクブラウンのグラデーション。しっとりした質感で粉とびも無縁。イプノパレット 18 ¥8250/ランコム、ベーシックな中の上品な輝きが美しい4色。ルナソル アイカラーレーション 15 ¥6820/カネボウ化粧品、手持ちのアイシャドウに重ねたり足したり。ニュアンスチェンジを楽しんで。フジコ 足しパレ04 ¥2090/かならぼ

肌なじみのいいベージュは失敗の恐れがなく、気負いなく使える色。特に今季の新作は、テクニックを更新できていない初心者さんでも、ただ取り入れるだけですぐ!今っぽくなれます。今回は「基本のき」に立ち返り、最新アイパレを使ったベーシックアイメイクをお見せしますね。

 

一生使える! アイパレ使いこなしの超基本ワザ

step-1

明るい色・中間色・暗い色のうち、中間色を上まぶたのアイホールと下まぶたにのせます。上は指先で、下は細い筆かチップを使いましょう。

① 明るい色・中間色・暗い色のうち、中間色を上まぶたのアイホールと下まぶたにのせます。上は指先で、下は細い筆かチップを使いましょう。

 

step-2

細いチップで暗い色を上まぶたの際全体に入れ、下まぶたの目尻から1/3にも入れます。

② 細いチップで暗い色を上まぶたの際全体に入れ、下まぶたの目尻から1/3にも入れます。

 



step-3

最後に明るいラメ色を指で目頭と下の目尻に入れます。下はハイライトゾーンまで広げて。

③ 最後に明るいラメ色を指で目頭と下の目尻に入れます。下はハイライトゾーンまで広げて。

 

仕上がりはこんな感じ!

長井かおりさんのベーシックアイメイク さりげないけどシックな目元が完成

ベージュは影を作る色なので、さりげないけどシックな目元が完成しました!

 

今のベーシックアイメイク、昔と違うのはここ!

これらの回帰系アイパレット、昔だったら一番最初のステップで明るい色をまぶた全体に広げて使っていたかもしれません。当時、最初に明るい色をまぶた全体にのせるのは、グラデーションの発色を高める意味があったと思うのですが、そうするとメイクが濃く見えて、古い印象になってしまいがち。今のカラーはダイレクトに塗ってもひと塗りできちんと発色しますし、抜け感が出てちょうどいいんです。明るい色はベースカラーでなくトッピングカラーとして、スポット的に効かせることをおすすめします!

 

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前回の記事はこちら!

「角質ケア、やるなら今でしょ!」夏の終わりのくすみやゴワつき、長井かおりさんおすすめコスメで解決!


次回も長井かおりさんのテクニックをお楽しみに!

text/伊熊奈美

長井かおり Kaori Nagai

Hair & Makeup Artist

1979年、山形生まれ。各雑誌のビューティ企画で活躍する傍ら、多くの講演会やメイクレッスン、イベント、コラボコスメ"N by ONLY MINERALS"開発もこなすヘア&メイクアップアーティスト。著書は『世界一わかりやすいメイクの教科書』など多数。

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