みなさん、こんにちは。長井かおりです。

ついにマスクオフ生活がはじまりましたが、花粉などによるトラブルも気になる日々ですね。

今日はこんなご質問が届いていますよ！

なるほど、お悩みは深いですね…。

でも朗報がありますよ！　毛穴はある程度メイクで隠せるんです。

しかも、それほど難しいテクニックではなく、誰にでもできるものなので、あまり落ち込まなくても大丈夫。

この機会に、毛穴カバーメイクをマスターしましょう！

どんな毛穴も“くぼんでいる”。だから埋めればいい

毛穴には角栓など過剰な皮脂による「オイリー毛穴」と、
肌のハリ弾力がなくなって引っ張られることによって広がって見える「たるみ毛穴」があります。

いずれの毛穴もくぼんでいるものなので、それをパテのように埋め、肌の見た目をソフトフォーカスする下地を使うことで毛穴は埋められます。

用意するのは毛穴対策用の下地。肌の上のくぼみが埋まり、さらっとマットな状態になります。

こちらはトーンアップ下地のようにただ肌の上に塗り広げるだけでは、表面を上すべりするだけ。
毛穴を埋めるためのテクニックが必要ですので、さっそくご説明しますね！

 

長井かおりさんおすすめ！毛穴対策下地３選

（左）UVケア効果も高く、毛穴だけでなくくずれやテカリを防げる。ケイト プロテクションエキスパート（トーンアップラスティング） 25ml SPF50+、
PA++++ ￥1540／カネボウ化粧品

（中）みずみずしいジェル状のテクスチャーでマットな仕上がりを保つ。NARS　ソフトマットプライマー 30ml　￥5170

（右）毛穴が埋まってサラサラに仕上がるのに保湿効果も高い。クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールマティフィアンリサン 40g ￥7150

 

どれも私自身がよく使っているアイテムです。
毛穴用の下地は、少し前なら気になる箇所にだけ塗る部分用のものが多かったのですが、最近は質感が進化して、全顔に使えるものが増えてきました（便利！）。

使うタイミングはスキンケアの後。
肌色のトーンアップ下地を使う場合は、毛穴下地を先に使いましょう。

 

毛穴を埋めるコツは、押し込むようにつけること！

毛穴下地のコツは、いつもよりていねいにつけること。ささっと伸ばすだけではなかなかうまくいきません。

「塗っても毛穴が埋まらない」という場合は、塗り方を見直してみて。

また、毛穴用下地はただ毛穴を埋めるだけでなく、メイクくずれが防げるというメリットもあります。

皮脂や汗が出やすい真夏のメイクにも、乾燥で毛穴が気になる時期にもぜひ使ってみてください！

 

１．指先にパール一粒くらいの量をとって、顔全体に塗り広げます

 

 

2.小鼻周りや頰など、特に気になる毛穴の部位に下地をぎゅっぎゅっ！

下地を入れ込むようにぎゅぎゅっ！と押し込むのがコツです！

 

3.毛穴が消えて、つるんとした擬似肌ベースが完成。

上からのせるトーンアップ下地や、ファンデーションは何を使ってもOK！

4.最後にパウダーで仕上げを。

パフを折り曲げて、毛穴の周囲をくるくるかきまわすように使うと、さらに毛穴が見えなくなります！

 

そして、これまでLEE読者のみなさまからの質問にお答えしてきたこの連載ですが、いったん今回で最終回となります。

 

これまでご愛読いただきまして、ありがとうございました！

次はまたLEE本誌でお目にかかりましょうね。

 

怖がらず、構えすぎず、メイクをこれからも楽しみましょう！

長井かおり♥

 

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text／伊熊奈美