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2022年Sayaの「読む星占い」スペシャル

【2022年下半期星占い】Sayaの「星が教えてくれるブレない心の作り方」/Sayaの「読む星占い」スペシャル

  • Saya

2022.07.11

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Sayaの「星が教えてくれるブレない心の作り方」

風の時代への変わり目の中で、長引くコロナとの生活や社会情勢の不安。自分がやりたいことが少しずつ見えてきたり、なんとか一歩を踏み出したりした人も、何かと迷いが生じることが多いのでは?

そんな私たちにいま必要なのが、常に読者に寄り添い、リアルな暮らしの中に星を取り入れる、アストロロジー・ライターSayaさんの言葉です。

今年後半は、ブレずに本格的な風の時代を生きるための「心の軸の作り方」を教えていただきました。さらに【web版書き下ろし】の占い「人と比べて、羨ましいと思ったときの12星座別対処法」も要チェックです!

 

2022年上半期の星占いはこちら

【2022年上半期星占い】Sayaの「星が教えてくれる私の可能性の見つけ方」/Sayaの「読む星占い」スペシャル

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Sayaの「読む星占い」スペシャル
星が教えてくれるブレない心の作り方
ブレない心の軸の作り方

アストロロジー・ライター  Sayaさん
Sayaさん

PROFILE東京出身の文筆業。編集者として働いていた1999年の月食の晩に月星座の存在を知り、ホロスコープを読みたいと占星術の道へ。現在は、京都で夫とふたり暮らし。住まいの隣で小さな畑を借り、晴耕雨読の日々。

2022年前半は、ウクライナのニュースを始め、不安定な世界情勢の中、日々入ってくる情報に影響され、怒りや悲しみを感じた人も多かったのではないでしょうか。

2023年3月には2008年以来の変容の星・冥王星の移動も待っています。さらに大きく時代が変わろうとする中、2022年後半はさまざまなニュースが錯綜し、心が揺れそう。

でも、どんなときも大切なのは、心に「私」という軸をもつこと。変化の時代にもしなやかでいるために必要なことを読者のみなさんと考えてみたいと思います。

上半期の最後、6月を振り返ると「変化の真っ只中」。すべてが新しいステージに

6月は変化の真っ只中

長引くコロナ禍とロシアのウクライナ侵攻によって、不安が社会に蔓延した2022年前半。私たちの心にも暗い影がよぎりました。

2008年にやぎ座に入った変容の星・冥王星、2021年11月にやぎ座に入った愛と美の星・金星、2022年1月にやぎ座に入った行動や戦いの星・火星。これら3つが重なった頃、ウクライナでの武力衝突も激化。やぎ座の金星や冥王星の「支配」の性質が火星によって、「収奪」まで発展したようにも思えました。

でも、5月3日には金星が、11日には拡大と保護の星・木星が、25日には火星が始まりの星座であるおひつじ座に入っています。すべてが新しい段階に入るのが5月でした。金星は5月28日に、火星は7月5日に、木星は10月28日におひつじ座を去りますが、6月もまだ変化の只中。初夏から秋の初めまで、多くの人がアクティブに動くことに。冒険に乗り出したい気分になるかも。レジャーはキャンプやアウトドア、グランピングなどがもてはやされ、マイカーにはバンタイプを選ぶ人がますます増えるかも。おひつじ座は火のエレメントの星座ですから、ひそかなたき火のブームも続きそうです。

ただ火星は戦いの星であり、おひつじ座の守護星でもあるので、家庭での小さな争いも増えるかも。多くは、自分の時間が取れないことが原因。なぜなら、おひつじ座は、「アイアム」の星座であり、「私」を生きている人が素敵に見える時期だからです。「ママ、パパ」である前にひとりの人間であることを思い出し、自分の時間を作ることが欠かせません。役割をがんばりすぎたり、自分のことをするのに罪悪感をもったりしないでほしいと思います。境界線を超えてくる支配的な人物とは距離を置き、自分の心を守りたい時期です。



ふたご座の火星によって心惑わされることも

2022年後半、次に気になるのは火星の動き。6月7日にはおひつじ座を進んでいますが、7月5日にはおうし座へ。この頃は、おうし座の性質である「安心・安全」が叫ばれるように。8月20日にふたご座に入ったあと、10月30日に見かけ上、「逆行」をスタート。2023年の3月25日まで、ふたご座に滞在します。普段は1カ月半から2カ月弱しかひとつの星座に滞在しない火星が「逆行」を含めて半年以上滞在するときは、その時期のカラーを作り出します。

ふたご座は「情報伝達」や「学習」「発信」を象徴しています。火星は「行動や戦い」ですから、世界中の人がさまざまな情報発信をするでしょうし、フェイクニュースもさらに目立つように。一般市民である私たちは、「いったい何を信じたらいいの」となりやすいでしょう。とくに10月30日から、2023年の1月13日までの火星の「逆行」期は、さまざまな情報が錯綜し、メディアへの信頼も揺らいでしまうかもしれません。舌禍も起こりやすい時期です。

2023年3月まで自分を見失わないように

先のことにはなりますが、2023年の3月7日に現実化とルールの星・土星がみずがめ座を去り、うお座へ。3月24日には変容の星・冥王星がやぎ座からみずがめ座へと移ります。

土星は、2020年に動いていますが、冥王星の移動は2008年以来のこと。冥王星はやぎ座とみずがめ座の境界を行き来して、最終的にはみずがめ座へと入り切るわけですが、その移行期である2023年と2024年は、冥王星によって、「破壊と再生」が繰り返され、みずがめ座の「自由・平等・博愛」の性質を極限まで高め、価値観の変化も進んでいくでしょう。

そんな星のビッグイベントを前に、半年間、ふたご座の火星が煽るかのように作用するのですから、生活に関しても、さまざまな情報が出まわりそう。たとえば、輸入品が値上がりするとします。とくにガソリンや小麦製品は家計を直撃しますから、ひとつひとつの値上げ幅はそれほどではなくても、「あれもこれも」と毎日のように聞くと、どんなに強靭な心をもつ人でも不安になるものです。

でも、ふたご座に火星がある来年の3月までは、フェイクニュースや噂話によって作り出された空気に流されないことが大切です。外の世界で嵐が吹き荒れているときほど、自分を見失わないことにエネルギーを注ぐことが必要になります。変化にしなやかに対応しながらも、ニュートラルでありたいですね。

新しいことを学び、考えを深めて軸にする

火星がふたご座にある間、外界に影響を受け、揺らがないでいるには「学習」や「情報伝達」を逆手に取るのもよさそう。もちろん衝撃が大きいときは「ニュース断食」も必要です。でも、ネットやメディアのニュースに踊らされている気分になるなら、リテラシーを上げるために歴史や社会学を学んでみる。海外の情報を取り入れるためにも、語学力を磨く。もちろん、学ぶ分野は、個人的にずっと関心をもっていることでもかまいません。

たとえば、「日本刺繍を始めたら無心になれた」という方もいました。子どもの手が離れたらいつかと温めていたアイデアを実行してみましょう。月に一回でも、「私」のための「私の時間」、そして、「学びの時間」を作り、自分の頭で考え、楽しめる人は、この半年、とても強くいられるはず。

また10月下旬から11月中旬も、2022年後半の中では要注意の時期だと言えます。なぜなら、10月23日に太陽と金星が、30日に水星がさそり座へと入ります。この間、28日には木星がうお座へ入ります。そのうえで、30日には火星が「逆行」します。

さそり座は、時として「支配欲」を強めますし、うお座もさそり座も水のエレメント。感情的になる中で、火星がふたご座で「逆行」し、言わなくてもいいことを言ってしまう。相手の古傷に触れたり、終わったはずのことを蒸し返したり。そんな展開が考えられます。

連帯できるのは同じ意識を共有する人

社会の大半の人にゆとりがなく、あちこちで争いと混乱が噴出しそうな2022年後半。「いったい何が揺らがない軸になっていくのだろう」と思うと、やはり2023年3月まで土星が入っているみずがめ座の性質がカギとなりそう。

土星は、私たちにとって軸のひとつとなる、永続した関係を作る星。みずがめ座は「自由・平等・博愛」の星座だとお話ししましたが、それと同時にネットワークを象徴します。物理的には一緒にいられなくても、人と人との連帯が何よりの力に。でも、それは「いつも一緒」「何でも言うことを聞いてくれる仲よし」という意味ではありません。年齢も、性別も、住んでいる場所も関係ないつながりです。

ここで大切になるのは価値観です。同じようなことを考えている人同士は引き合うし、違う人同士は自然と離れていきます。これは好き嫌いの感情ではないので、選べるものではありません。ここで言う価値観とは、たとえば、戦争や平和のあり方、エネルギー政策、環境問題などです。

昔は同じ音楽や映画が好きだからと一緒にいられたふたりも、価値観が違うことが明らかになるにつれ、破綻する可能性が。2023年3月に土星がみずがめ座を去り、代わりに冥王星が入ると、コロナ離婚もさらに表面化しそう。どんなに努力しても壊れるときは壊れてしまうことも、多くの人が実感するはず。

とは言え、「自立した個人が相手を尊重しながら、対等な立場で助け合う」方向に向かっている人は、あまり心配することはないはず。依存や要求、期待をしなければ、人気者にもなっていきます。

夢から覚める感覚も「今の望み」に正直になる

最後に、2022年末の星まわりについて、取り上げておきます。まずはうお座での動き。10月28日から12月20日にかけては木星と海王星がうお座に揃うので、心は依存先を求めてさまよい始めるでしょう。けれど、2023年3月にはうお座には土星が入るので、このままではいけない、夢から覚めて現実に向き合わないと。そう言い出す人も増えるのが12月だと思います。

そんな中、2022年12月20日にはもう一度、おひつじ座に木星が入るので、「私」が再びクローズアップされて、年末を迎えます。過去に選択した「私の望み」が「今の望み」と合わなくなっていたら、変えることを怖がらないで。もちろん、「家族を守る」ことが「今の望み」であれば、それも素敵なことです。世間が何を言ったところで、「私」を出発点にしたリビングデザインができれば、それが一番の幸せの軸になっていきます。

いくら大人とは言え、役割に埋め尽くされた人生は苦しいものです。みなさんの「私」と「私の時間」「私の思い」を大切にする半年にしてください。それは、相手の「私」を尊重することでもあります。周囲の人に自分の思いだけを押し付けることなく、どうかハッピーな半年を送ってくださいね。

Sayaの「読む星占い」スペシャル
【12星座別・下半期】星座別
星が教えてくれるブレない心の作り方

2022年の運勢と暮らし:おひつじ座 2022年の運勢と暮らし:おうし座 2022年の運勢と暮らし:ふたご座
2022年の運勢と暮らし:かに座 2022年の運勢と暮らし:しし座 2022年の運勢と暮らし:おとめ座
2022年の運勢と暮らし:てんびん座 2022年の運勢と暮らし:さそり座 2022年の運勢と暮らし:いて座
2022年の運勢と暮らし:やぎ座 2022年の運勢と暮らし:みずがめ座 2022年の運勢と暮らし:うお座

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クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya

Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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