ディルを使っていつもの料理をアレンジ~五感を研ぎ澄まし、心地よく暮らすvol.7【LEE DAYS club clara】
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LEE DAYS リーデイズ
2022.06.15
前回はローズマリーを使うお料理について、ご紹介しました。今回は爽やかな風味が魅力のディルについてお伝えしようと思います。
さて、ディルとファンネル、見た目がとても似ていますがその違い、分かりますか?ディルは1年草、ファンネルは多年草で植物学的にも違う種類なのだとか。風味は良く似ていますが、効能には違いがあるようです。
(ちなみにわたしは大きくなりすぎないディルのほうが好み。春先に苗を買って毎年植えてます)
ディル
食欲増進や消化酵素の分泌促進効果があるとされています。また気持ちを落ち着け、リラックスさせてくれる効能、利尿効果など、身体の中の毒素を排出するはたらきがあり、身体のデトックス、リフレッシュに効果があるとされています。
甘い香りの成分は女性ホルモンを活発化し、更年期障害の緩和にも効果があるとか。
お隣のバジルもどんどん増えてきました。
ディルは爽やかな香りが魅力、お料理に少し入れることでぐっと風味が増す、大好きなハーブのひとつです。
柔らかい葉っぱはどんどん増えるので、この季節のキッチンハーブとして食卓にもよく登場します。最近のわが家のテーブルからディルを使ったお料理をいくつかご紹介したいと思います。
ディルを使った一品料理5種類
まずはディルといえばきゅうり!ですね。相性抜群なこの組み合わせで何品かお気に入りを作りました。
一品料理1:ディルときゅうりのポテトサラダ(手作りマヨネーズ添え)

好物のポテトサラダにディルを入れて。中に入れる具材はその時々で変えます。今回はシンプルに旬の新じゃがと新玉ねぎ、きゅうりのみ。ディルを上にもたっぷりと。器は以前ご紹介した益子の作家、田代章倫さんのものです。
ちなみに、わが家は子どもがマヨネーズが苦手なので、食べたい時に都度手作りしています。材料も少なく、バーミックス等があればほんの数十秒で簡単に作れます。一度に使い切れる分量なのも安心です。

禁断の追いマヨ♡フォカッチャと牛すじシチューの晩ごはんでした。ワインもすすみます。
手作りマヨネーズのレシピ:卵1個、米油150cc、好きなお酢(米酢やホワイトビネガーがおすすめです)大さじ1、ゲランドの塩など美味しい塩小さじ1、お好みで砂糖小さじ1/2
すべての材料をバーミックスで攪拌するだけ。少しニンニクを加えたり、今の季節だと新玉ねぎを入れても風味が増して美味しくなります。
一品料理2:ベーグルサンドイッチ

刻んだディルをクリームチーズと合わせます。きゅうりは軽く塩もみして、主役なのでたっぷりと用意します。

ベーグルを焼いてサンドイッチに。キューカンバサンドイッチはシンプルだけどいつ食べても飽きない絶妙な美味しさです。

朝ごはんにパンプキンポタージュと。
一品料理3:ディル入りピクルス
きゅうりだけのピクルスも美味しいですが、今回はセロリ、れんこん、パプリカなど数種類入れました。セロリがいい仕事してます。

ピクルス液はディルの他に、赤唐辛子、クローブ、黒胡椒、にんにく、ベイリーフなどのスパイスを加えています。

漬物よりもピクルス派です。セロリ好きなので次はセロリだけで作ろうかな。
一品料理4:ディル風味のコロッケ
コロッケが大好物なわたし(死ぬ前に食べたいのは揚げたてのコロッケかメンチカツです♡)。
この日作ったのは新じゃが、新玉ねぎにディルとパルミジャーノの風味がアクセントとなったシンプルなコロッケ。

素材の味を楽しむため、ソースではなく塩で食べるのが好みです。揚げたては大人気、あっという間になくなりました。

ディルとパルミジャーノチーズをたっぷりおろして加えています。

このマイクロプレインのグラインダー、チーズはもちろん、レモンや生姜、にんにく、あらゆるものが簡単にふわっふわに擦りおろせます。おススメです!
一品料理5:サーモンのカルパッチョ
ディルとサーモンもよくあいますね。カルパッチョには香味野菜を添えていただきます。

器は飯高幸作さん。LEE DAYS で販売されていた石井佳苗さんとのコラボレーションのコンポートも素敵でしたね。
ディルの焼菓子2種類
フレッシュなディルの爽やかな風味は焼菓子にもあいます。
焼菓子1:ディルとチーズのスコーン

こちらもディルとパルミジャーノチーズをたっぷり加えてます。焼き立てはほんとうにいい香り。

お気に入りカフェのスコーンの食べ方をヒントに、蜂蜜を添えて。

甘くないスコーンは朝食にもいいですね。
焼菓子2:ディルのショートブレッド
ときどき食べたくなる、有塩バターで作るショートブレッド。バターと相性のよいディルとの組み合わせはあとひく美味しさです。

届いたばかりの新茶のお茶請けに。
甘さは極力控えているので、お茶はもちろん、お酒のおつまみにも◎。

他のハーブで試したこともありますが、ショートブレッドの生地にはディルがマイベストです。
いつものお料理にほんの少しのハーブを足すことで新しい美味しさに出会え、またひとつ料理のレパートリーが広がります。
これから夏に向かう季節、ミントやバジルを使ったお料理もどこかでご紹介できればと思います。
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