普段見過ごしている風景から、土地の記憶、過去の人の営みを掘り起こす。
漫画家志望の間草介(笠松将)は題材のため、ニホンオオカミについて調べている。
アメリカのアカデミー賞に濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』が4部門でノミネートされ、若い世代の台頭が話題となっている日本映画界。今回紹介する金子雅和監督も2016年に発表した長編第一作『アルビノの木』が世界の20以上の映画祭で受賞を重ねた知る人ぞ知る、次世代監督の中軸を担う人として注目されています。
金子雅和監督にとって長編2作目となる『リング・ワンダリング』も昨秋の東京フィルメックスをはじめ、インド国際映画祭(ゴア)で最高賞の金孔雀賞を受賞するなど、現在、世界の映画祭を転戦中。笠松将さん演じる漫画家志望の主人公、間草介が東京の建設工事で働く中、地面から動物の頭蓋骨を見つけて、東京に埋もれる歴史に触れる幻想的な映画です。TOKYO2020オリンピックでの再開発で、東京の街並みが大きく変わっていたことに発想を得たといい、私たちが見過ごしている土地の記憶にアクセスする内容になっています。
草介は明治時代に絶滅してしまったニホンオオカミを題材にした漫画を執筆中で、その漫画の中(※漫画を実写映像化)で伝説のニホンオオカミを仕留めることに執念を燃やす猟師の銀三を演じているのが長谷川初範さんです。映画祭で知り合った金子監督を支え、前出の『アルビノの木』に続いてのハンター役で人間と野生動物の因縁を2作続けて象徴する人物を演じています。山に詳しいお二人に、『リング・ワンダリング』に込めたメッセージについて伺いました。
●監督・脚本/金子雅和 (Masakazu Kaneko )
1978年東京生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。 7本の中・短編映画の習作を経て、2016年、第一作目となる長編『アルビノの木』が北京国際映画祭(中国)の新人監督部門に選出。その後、ポルトガル、フィゲイラフィルムアートで最優秀長編劇映画賞・監督賞・撮影賞をトリプル受賞するなど、海外15ヶ国以上の映画祭で上映され20冠を達成。『リング・ワンダリング』が2作目の長編監督作となる。新作企画として19 世紀末、美人画を描くために旅をしている日本画家の男が山深い里で塩の行商人の男と出会い、やがて軍部による鉱山開発に巻き込まれていく物語『水虎』を進行中。
●俳優/長谷川初範 (Hatsunori Hasegawa )
1955年生まれ、北海道出身。横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)の演劇科を卒業し、1977年、舞台『ええじゃないか』の主役に抜擢される。78年、ドラマ『飢餓海峡』(フジテレビ)に刑事役で出演し、本格的な俳優デビューを果たした。以後、映画『沈まぬ太陽』や、映画『HiGH&LOW THE RED RAIN』、ドラマ『101回目のプロポーズ』、NHK大河ドラマ『太平記』、NHK連続テレビ小説『純情きらり』と、ドラマ、映画、舞台、CMなど多作品で活躍している
金子監督の世界は、見えないものを探って描いていく(長谷川初範)
長谷川初範さんが演じるのは草介の描く漫画の登場人物で猟師の銀三。
──長谷川さんは金子雅和監督の作品において長編デビュー作『アルビノの木』と、今回の『リング・ワンダリング』と2作続けて、山深い森で獣を追うハンターの役で、日本の森に非常に精通している男を演じられました。私たちのイメージとしては大学教授とか、刑事とか、物静かな紳士のイメージの役が多いのですが、金子監督の世界観を演じる醍醐味を教えてもらえますか?
長谷川初範(以下、長谷川)「僕自身、最初、なぜどうして猟師役を立て続けにオファーされたのか、意外だったんです。今までやらせて頂いたこともないし、そういうイメージもないので。ただ、『リング・ワンダリング』のお話を頂いて台本を読み進めていく中で、金子監督はいわゆる“見えないものを探って描いていく”作品を作っているので、僕もその中の一部分として組み込まれているということに気付きました。
というのも、実は僕は北海道の紋別出身で、高校卒業まで北海道の自然の中でエネルギーをもらって生活していました。自分のルーツと醸し出すものを、金子監督が感じられて、猟師役を僕にあてがっていただいているのかなと。『アルビノの木』で自分の表情を見たときは驚愕しました」
ニホンオオカミを祀った東京渋谷・宮益御嶽神社に参拝した金子監督と長谷川さん。
宮益御岳神社の狛犬は全国的にも大変珍しい日本狼の石像。鎮座年暦などは不明だが、延宝年間(江戸時代1673~1681年)の作品だそう。上映館のイメージフォーラムから歩いていける距離。
──『アルビノの木』で長谷川さんが演じたのは現代日本の山間部で増え過ぎた鹿を駆除する仕事に携わらざるを得ないハンターで、『リング・ワンダリング』では明治時代の猟師役です。野生動物と相対していて、いい人なのか、悪い人なのかわからない複雑なキャラクターですけど、金子監督が長谷川さんに依頼されたのはなぜですか?
金子雅和(以下、金子)「さっき長谷川さんがおっしゃっていたのはまさにそうで、世間的にはジェントルマンのイメージがすごくあるんですけど、僕には『リング・ワンダリング』で演じて頂いた銀三の姿が、無理なくそのまんま長谷川さんと重なって見えるんですね。ワイルドに映るように工夫して撮った、というわけではまったくなく。
先程、『アルビノの木』で表情を見て驚いたとおっしゃってましたけれど、それは演じてもらうというより、長谷川さんの内側にあるものを発掘するみたいな感覚なんです。長谷川さんは山梨に山小屋を持ってらして、そこに篭っているときは自給自足の生活をされているというのも知っていたので、今回の銀三という、内面に複雑なものを抱え持っている男の役も違和感なく演じてくださると思って、キャスティングの早い段階でお願いしたんです。
長谷川「山梨の小屋は1100メートルくらいの高さにあって、そこでは井戸水を飲んだり、山で木をとってまきにしたり、一週間ほど篭るんですけど、『アルビノの木』でも『リング・ワンダリング』でも都会にいないときの普段の自分を役作りで取り入れました」
映画祭が縁で出会ったふたり
──そもそもお二人の出会いはどういう経緯なのですか?
金子「2012年に撮影した『水の足跡』という短編映画がゆうばり国際ファンタスティック映画祭で上映されたときに、見に来てくださっていて。長谷川さんは別の作品で参加されていたんですよね」
長谷川「僕のマネージャーが先に『水の足跡』を見て、”これは見た方がいい”とすすめてくれたんです。僕も今村監督の下で、自分で映画を作ったりしていたから、カメラのアングルとかものすごく見てしまうんですけど、『水の足跡』は森の中の風景の構図の切り取り方が素晴らしかったんです。作品を観終えた後、金子監督にご挨拶して、その場で”次回作がありましたら是非出してください”とお願いしました」
金子「映画祭ならではの出会いですよね。ちょうど『アルビノの木』の企画が進んでいた段階だったので、すぐにマネージャーさんに相談して出演していただくことになりました。雪の夕張での出会いが、発展して、『リング・ワンダリング』では冬の木曽での撮影になりましたね」
オオカミの絶滅の引き金となったのは戦争と富国強兵の影響では(金子)
漫画の劇中パートは真冬の木曽エリアで撮影され、重要なパートを担っている。
──『リング・ワンダリング』で長谷川さんが演じた銀三という猟師は、笠松将さん演じる漫画家志望の青年が製作中の漫画に出てくるキャラクターですね。彼は幻のオオカミを仕留めることに躍起になっていますが、金子監督がオオカミを題材にした理由は?
金子「日本からオオカミが消えたのは明治38年ごろと言われていますけど、この時期は日露戦争があり、ここから日本中で軍需のために鉱山が作られ、山や森の開発が一気に進んだんですね。あと、日露戦争はロシアが寒いところなので、兵隊のために多くの毛皮が必要で、獣を根絶やしするくらいの勢いで狩りが行われたそうなんです。
そのことで日本の山や森の生態系が一気に変わってしまったと言われていて。それと同じタイミングでオオカミが絶滅しているんですよね。まあ、諸説ありまして、海外から入ってきた病気で絶滅したとか、西洋的な文化ではオオカミは害獣なので、急速に価値観が変わる中で駆除されたという要素もありますが、なにより人間の営みである戦争が絶滅の引き金になったのではないか。一つの仮説ではありますけど、それをこの映画の中では暗に描いてます。
もうひとつ、この映画に込めたメッセージとしては、都会に住んでいると、山と聞くと、「自然」とか「癒し」とか、綺麗な言葉が先行して、そういう面しか見なくなってしまう。或いは見えなくなっているというか。やっぱり、距離がすごくある。でも昔はもっと自然と人間の距離が近かったと思いますし、その中でお互いに、あるときはぶつかり合い、あるときは調和して、交流しあっていたと思うんです。
でも、今は、都会と自然が分断されていて、遠くから見ていると綺麗なようにみえる山だけど、実際、足を踏み入れると、最強の捕食動物だったオオカミがいなくなってしまったことも一因で、鹿が増え、生態系のバランスが崩れて、いろんな場所で荒廃していることに気づいてしまう。山に入らない人はそういう状況の変化はもちろん見えないですけど、本来、私たち人間は、自然はもっと身近に暮らしていて、人間と違うものと闘ったり交流していくことによって生きて行く活力を得てきた。それがどんどん失われていくことに対しての危機感を映画にしているというのはありますね。私たちの身体自体が、自然なのですから。」
──自然の厳しい環境下で最もご苦労された点は?
長谷川「銀三がオオカミを追って山の中に分け入る場面は酷寒の冬の中、標高1000メートル以上の場所で、朝日が昇ると同時に撮影しているんですよ。で、ある場面で断崖絶壁の場所に、腰に命綱を一本つけて演じているんですけど、監督がそこで、足場がない中、空中に片足を踏み出してくださいって言うんですよ。その恰好を撮りたいと。右足を踏み出した先は本当に何にもなくてですね(笑)」
──金子監督とお話していると、森の植生にも詳しいし、樹木にも詳しいし、ちゃんと木の種類を同定して写しているから唸りますよね。鉱石にも詳しいし、話をしていたらきりがないくらい。青山にある大学で、国際政治を学ばれたのになぜ、こんなに山に詳しくなったのか、そして映画を目指したのかを教えてもらえますか?
金子「僕は東京生まれ育ちなのですが、子供のころから水や植物に惹かれていたんです。あと、日本昔話的な民話や妖怪、星座の背景にある神話とか、そういうものがとにかく好きで。自分の近くにないものに憧れていたのかも知れないですね。それはいまも一緒なのだと思います。
国際政治も、自分の外側にある遠い世界に興味があったから、その学部に入ったのだろうと。木や鉱物の種類などについては、そんなに詳しかったわけではなくて、ひとつの映画を撮るとなると、その世界にのめり込み、役者さんが役作りをするように自分のすべてを合わせていくので、つくっている間はものすごく詳しくなりますが、終わると自然と忘れて、また次の題材に入っていくところがあります。とはいえ、毎作自然のエレメントが題材なので重なる部分は多く、まるっきり忘れる、というわけではなくて、ひとつの興味が次の興味にどこかで繋がっていくんです。
山で撮るようになったのは、映画を作り始めたときに、いちばん自分が撮りたいものが何なのかとじっくり考えたとき浮かんだのが、「山や川に佇む人間の姿」だったから。脳内にあるそのイメージを撮りたい、その欲求を掘り下げていったら、いまのような作風になっていきました。なので山に詳しいから山を舞台にした映画を作っている、というのではなく、自分の内なる創作欲求に従っていったら、山によく行くようになっただけで、本当の登山家やアウトドア志向の方から見たら、何やってるんだ、という感じではないでしょうか。でもそうやって山で撮る中で知ったこと、出会った人や自然から学んだことが、次の作品のテーマとして現れるんです。
映画を目指したのは、もともとは絵を描く仕事に就きたかったのが、10代の終わりに絵筆をカメラに替えたときにすごくしっくりきて、それから映画に夢中になっていって。だからこれも映画好きで映画を作り始めたわけではなく、内なる欲求に従った結果なのだと思います」
笠松将さんと阿部純子さんは原始の時代から引き継ぐ躍動感を感じる(長谷川)
笠松さんはオオカミ的な野生の匂いがある人(金子)
オオカミと通じるワイルドさで起用したという主役の笠松将さん。1992年生まれ、名古屋出身。HBO MaxとWOWOWの日米共同制作ドラマ『TOKYO VICE』(WOWOWにて4月24日から配信)にも出演する赤丸急上昇の若手筆頭株。
──長谷川さんは出来上がった映画を見て、ご自身の創作主である笠松将さんの現代パートをご覧になったわけですが、いかがでしたか?。
長谷川「青森の三内丸山遺跡に行って、頭の中に縄文の世界が強く残っていたときに、本作を観ました。笠松さんと阿部純子さんのお二人に、原始の時代から命を繋いできたような躍動感といいますか、美しさといいますか、そういうものを感じましたね。縄文土器の人形を見ると、表情とか意外と現代人と変わらなかったことを思い出して」
オオカミ探しをする草介が出会うミドリと、草介が描く漫画の中の登場人物の二役を演じる阿部純子さん。はかなげな美しさが印象に残る。
──私は『リング・ワンダリング』に出てくる阿部純子さん演じるヒロインの家族が営む写真館の場面の撮影現場を取材するため、栃木県足利市に伺ったのですが、そのとき、笠松将さんとずっとお話していたのですが、過去と触れる話だけれど、笠松さんがずっと未来の話をしているのがとても印象的でした。先のことをずっと話していて、若いってこういうことだなと、それが演じている草介の感じととてもマッチしているなと。
金子「笠松さんはまさに現代っ子っぽさがありつつも、奥に何か、今、長谷川さんが縄文って言葉でおっしゃったところの野生というか、動物的なエネルギーを持っているところに惹かれて草介役をお願いしました。なかなか今の若い世代でそういう匂いのある人っていないですよね。草介もちょっとオオカミみたいな部分があるというか、そういったプリミティブな魅力を持っている人がなかなか見つからない中、ふと、笠松さんの初主演映画『花と雨』の予告を見て、目の光に鋭敏な物を感じて、それで彼しかいないと思いました。
撮影中だけでなく、本番待機中も阿部さんを背負い続けたという笠松さん!
もうひとつ、草介が阿部純子さん演じるヒロインを長時間背負って歩く場面があるので、笠松さんの体格の良さにも説得力を感じました。実際、撮影では現実的にずっとおんぶしながらの演技だったので、体力的に相当大変だったと思います。カメラが回っていないとき降ろしますかと聞くと、『一度降ろしちゃうとつらくなるから』って、そのままずっと背負ってました。それを実際できる役者さんってそういないと思います」
空襲から生き残った戦災イチョウから発想を得た(金子)
──『リング・ワンダリング』では東京の空襲の記憶も呼び起こす内容となっていますね。戦火をくぐり抜けた実際の戦災イチョウをモチーフにされたと聞いていますが。
金子「今回、東京の過去を色々調べている過程で、江東区にある東京大空襲・戦災資料センターにリサーチに行ったのですが、そこで空襲にあいながらも生き残った戦災イチョウのことを知って、人間よりずっと長い年月、地に根を張ってこの世界を見つめてきた樹木の存在を台本に取り入れてたんです。映画に出てくる巨木は杉の樹で、作品の核になっていると思います」
草介の描く漫画の中で、田中要次さん演じる塩商人の男。次回作『水虎』は再び塩商人が登場する物語になるそう
次回作『水虎』はパイロット版をすでに発表されていますが、19世紀の日本の奥深い山の話で、美人画を描こうとする画家が、かつて絶世の美女と愛し合った塩商人と出会うお話だそうですね。
金子「『リング・ワンダリング』の中でも、長谷川さん演じる銀三と、田中要次さん演じる塩商人がやりとりするシーンがあるんですけど、かつての日本において塩が取れない山間部では、海と山の間を渡り歩く塩商人の存在がすごく大切であり、必要不可欠だったんですね。そしてこれは余談ですが、昔の山道ではオオカミに遭遇することが頻繁にあって、馬だと怯えて逃げちゃうんだけど、牛はオオカミに動じないので、塩商人は牛と共に全国を渡り歩いていたそうなんです。
もともとは民俗学者の宮本常一の「塩の道」を読んで、山間に住む人の命をつなぐのに必要不可欠な塩商人という職業に興味を持ったのですが、『水虎』では主人公の画家を触発する、より魅力的な準主役のキャラクターとして描いています」
土地に眠る記憶を探る作業は面白い(長谷川)
長谷川「金子監督のように、土地に眠る記憶を探る作業って面白いですよね。こんな山奥に集落があって、どうやってここに辿り着いたんだろうと調べてみたら平家の落ち武者伝説が残っていたり。例えば世界遺産・白川郷の歴史を調べていくと、幕府直轄の天領で、床下で火薬の原料となる硝酸を作っていたとか、金子監督の映画のアイディアの元はまだまだいっぱい眠っているなあ。
そういえば、今村昌平監督の『楢山節考』にも塩商人は出てくるんだよね。まさに民俗学の話だけど、今村昌平監督も映画を学ぶうえで民俗学は重要だと、学校では民俗学の授業がありましたよ」
──私は、鉱石好きで山歩きの達人の金子監督にはいつか空海の話を撮って欲しいと常々言っているのですが(笑)。
金子「はい、ゆくゆくは(笑)。でも鉱石は最新企画『水虎』が、主人公の日本画家が美人画を描くために、美しい色の原材料となる最良の鉱石を求めるお話で、まさに主題ですから。そちらもご期待ください」
撮影/富田一也
リング・ワンダリング
漫画家を目指しながら、東京の工事現場で働く間草介は、ある日、逃げ出した犬を探すミドリと言う女性と出会う。転倒して、足を怪我したミドリを、草介はおぶって、彼女の家族が営む写真館に送り届け、彼女の家族と一晩を過ごす。工事現場から発掘された、オオカミのような頭蓋骨を手にしたことから、東京の土地に眠る歴史に触れる草介の不思議な出会いを幻想的に描いた作品。
『花と雨』の笠松将が主演、『孤狼の血』の阿部純子がヒロインのミドリを務める。草介の漫画を手掛けるのは森泉岳土。ほかに安田顕、片岡礼子などが出演。現在、イメージフォーラムで公開中。
2021年製作/103分/日本
配給:ブライトホース・フィルム
監督:金子雅和 脚本:金子雅和 吉村元希
配給:ムービー・アクト・プロジェクト
製作: リング・ワンダリング製作委員会
Ⓒ2021 リング・ワンダリング製作委員会
2022年1月22日(土)より、シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
VIDEO
『リング・ワンダリング』公式サイト
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