寒がりスカート派の徳原さんが、あったか＆おしゃれを両立してくれる旬靴をナビゲート。今季のトレンドである＂重めの足元＂で、旬バランスを導く3タイプをまとめてご紹介します！

教えてくれたのは？

スカート派スタイリスト 徳原文子さん

夢のあるコーディネートを提案しつつも、実用性の高さも重視する人気スタイリスト。プライベートでは一年を通してほぼ毎日スカート生活。スカートに似合う靴にも精通し、特に旬スニーカーへの感度は誰よりも高い。

●Instagram：fumikotokuhara

目次

1. 厚底スニーカーで新鮮なアクセントをプラス！
2. 黒のコンバットブーツならどんなスカートも冬仕様に！
3. ロングブーツで新しいバランスに挑戦！

厚底スニーカーで新鮮なアクセントをプラス！

「私自身、冬はほぼ毎日をスカート×スニーカーで過ごしています。長時間外を歩いても底冷えを感じない厚底スニーカーが一足あると安心。思いきって明るい配色を選ぶのが真冬のおしゃれの正解です」（徳原文子さん）

徳原さんおすすめ厚底スニーカー選びのポイント

●冬の着こなしを明るくするマルチカラーを狙って！

●モノトーンでも素材や色みがミックスされた一足なら新鮮に

ほどよくパンチのある足元で真冬のスカートコーデを刷新！

万能なブルーベースはマストハブ！

PUMA×MAISON KITSUNÉのコラボコレクション。「ブルーベースのスニーカーはどんな着こなしにも合わせやすくヘビロテ使いできるはず」（徳原文子さん）。キュートなフォックスロゴにも注目して。

他にもおすすめの厚底スニーカー5選

#1.
KARHU

トライしやすい優しい色みと素材感

カルフは100年以上の歴史を持つフィンランド発の老舗ブランド。「北欧らしい優しい色みとスエード素材の一足は、厚底スニーカー初心者の人にもおすすめです」（徳原文子さん）

#2.
NIKE

フェミニン派必見のリボンデザイン

足首の後ろで結ぶリボンデザインが特徴的。フェミニン派のハートをつかむ一足です。「NIKEの新作は個人的にもマメにチェックしています」（徳原文子さん）

#3.
New Balance

旬色のグリーンがフレッシュさを運ぶ

厚底のソールとすっとしたつま先が新鮮なバランス。「グリーンは人気急上昇中のカラー。足元も着こなしも、フレッシュになるはずです」（徳原文子さん）

#4.
PIERRE HARDY

素材と色のミックス感が人気の秘密

おしゃれプロたちがこぞって注目する不動の人気シリーズ、＂トレックコメット＂。「シルバーは特にファンが多い色。主役級の存在感がありながら、意外にも着こなしに寄り添ってくれる一足です」（徳原文子さん）

#5.
D.A.T.E.

絶妙なモノクロ配色が抜け感を演出

イタリア・フィレンツェ発ならではのスタイリッシュさが、スニーカー好きの心をとらえる新顔ブランド。「モノクロは冬コーデに抜け感を添える一足です」（徳原文子さん）

---

黒のコンバットブーツならどんなスカートも冬仕様に！

「防寒性の高さはもちろんのこと、旬の重めの足元が簡単に手に入るコンバットブーツ。薄手素材のスカートも瞬時に冬仕様にしてくれます。デイリーに履くなら、やっぱり黒がベストチョイス」（徳原文子さん）

おすすめのコンバットブーツ4選

#1. ペリーコ サニー
×フリルスカート

足元が万全なら薄手スカートだって寒くない！

シンプルなサイドゴアは、甘いフリルスカートにスパイスを添えてくれる名相棒。「コンバットブーツの流行で、春夏向けだった薄手スカートの賞味期限が一気に延びました」 （徳原文子さん）

#2. ル タロン
×ニットスカート

冬らしいニットスカートにほどよいツヤ感をプラス

あたたかみのあるニット素材のタイトスカートをシャープかつモダンに仕上げるジップアップブーツ。筒部分は細身ながらも、ソフトなストレッチ素材で歩きやすさをキープ。「コンバットブーツは、ニットやウールなどが中心の冬のコーディネートにほどよいツヤ感を加える役割も果たしてくれます」（徳原文子さん）

#3. ロートルショーズ
×きれい色スカート

黒使いがきれい色ONきれい色を引き締めて

きれい色スカートの引き締め役としても、黒のコンバットブーツは最適。レースアップはサイドゴアと並んで普遍性が高く、長く愛用できます。「ニットとバッグを黒でリンクさせれば、ベビーピンクONサーモンピンクのきれい色配色も意外と簡単」（徳原文子さん）

#4. リヴォリ
×フレアスカート

2足目以降に狙いたいスノーブーツデザイン

スノーブーツデザインを取り入れたレザー素材の一足を、女らしさ満点の白のフレアスカートにコーディネート。「すでに黒のコンバットブーツを持っている人には、こんな新鮮なタイプがおすすめ」（徳原文子さん）。シンプルながらも人と差のつくスカートスタイルが完成。

---

ロングブーツで新しいバランスに挑戦！

「昨シーズンくらいから人気が再燃しているロングブーツ。今季は特に頻繁に見かけるようになりました。スカート派の冬の着こなしバリエを一気に広げてくれるはず。ぜひ、挑戦してみてください！」（徳原文子さん）

おすすめのロングブーツ3選

#1. 乗馬ブーツ
×スリット入りワンピース

ワンピースの深めスリットからトラッド感をのぞかせて

両サイドに深めのスリットが入ったシャツワンピースを、一枚で着るのは心許ないと感じる人も少なくないはず。「これまでならレギンスやスキニーデニムなどを合わせていたところを、人気復活の乗馬ブーツにスイッチしてみて。ほどよいトラッド感が備わった上品カジュアルが楽しめると思います」（徳原文子さん）

#2. カバーブーツ
×ミディ丈スカート

ブーツの太さを強調して、トレンドの重め足元をエンジョイ

従来のロングブーツに比べて筒部分を太めに設定したカバーブーツ。今季らしい重めの足元を作ってくれる鮮度の高い一足です。「ロングスカートの足首からのぞかせるのも素敵ですが、あえてミディ丈スカートに合わせてブーツのボリューム感を強調して。鮮度の高いスカートスタイルが叶います」（徳原文子さん）

#3. レイニーブーツ
×ミニ丈スカート

厚手タイツ×ロゴ入りレイニーブーツで、思いきってミニスカートにトライ！

「ロゴ文字デザインをきかせたレイニーブーツなら、晴れた日に履いても可愛いですよね」（徳原文子さん）

---

次回は、「パンツ派の冷えない「足元コーデ」の作り方　まとめ」をご紹介。

撮影／渡辺謙太郎（モデル）　魚地武大（TENT）（物）　ヘア＆メイク／中山友恵　スタイリスト／徳原文子　モデル／竹下玲奈　取材・文／磯部安伽

※商品価格は消費税込みの総額表示（2022年1/7発売LEE2月号現在）です。