世界3大映画祭を制した濱口竜介監督の最新作『偶然と想像』見どころインタビュー【クスクス笑いがちりばめられた軽やかな短編集】
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折田千鶴子
2021.12.15
ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞作
今年は日本中がその才能に興奮・快哉した“濱口竜介旋風イヤー”だった気がします。昨年、黒沢清監督と共同脚本を務めた『スパイの妻』がベネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)に輝いたのを機に、今年の2月に『偶然と想像』がベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞。さらに7月に開催されたカンヌ国際映画祭で、『ドライブ・マイ・カー』が脚本賞など4冠に輝いた時は、濱口竜介の時代が来た~!!と肌で実感させられました。
ということで世界が注目する濱口監督に『偶然と想像』の公開を機にご登場いただきました。
──『偶然と想像』は3話とも面白くて、終始クスクス笑ってしまいました。コメディを撮ろうという意識は最初からありましたか?
「100%コメディとは思っていませんが、これまで撮ったものの中で最も風通しの良い作品が出来たな、という気がしています。自分自身も笑いながら脚本を書いていた覚えがあります。“偶然”というテーマを扱ったからだと思いますが、“こんなこと、あるかよ!?”と思いながら書いていて、とても楽しかったですね」
──風通しが良い作品とは、どういう意味でしょう?
「スコーンと抜けているというか(笑)。“そんなことあるのか!”と盲点を打たれることが、“偶然”との出会いにはあると思うんです。“あ、そんな可能性があるのか”という風に、世界が思っていたのとは違う方向に開かれていく感じがありました」
では3話それぞれ──
<元カレを巡って、あわや親友と三角関係に!?>
<大学教授にワケあって色仕掛けする女子大生の顛末は!?>
<20年ぶりに再会した女友達との思い出話の行方は!?>
のお話をうかがっていきます。思わぬ“偶然”によってもたらされる波乱、あるいは“偶然”から思わぬ方向へと転がっていく物語。どれもこれも楽しくて、大好きな作品です!
第一話:魔法(よりもっと不確か)
撮影帰りのタクシーの中、モデルの芽衣子(古川琴音)は、仲の良いヘアメイクのつぐみ(玄理)から、最近出会った気になる男性についてノロケ話を聞かされています。ところが聞けば聞くほど、どうも別れた元カレに重なってしまう。つぐみがタクシーを降りた後、芽衣子は南青山にある元カレ(中島歩)のオフィスへ向かうのですが──。
──冒頭、タクシーの中で繰り広げられるガールズトークが、こそばゆくて、身をよじりたくなる面白さでした。なんかもうムズ痒くて(笑)。しかも監督お得意の“車中”というシチュエーションで始まります。
「同じ車中でも『ドライブ・マイ・カー』と違うところは、実際に2ショットで映って2人が会話しているところが長い、ということでしょうか。脚本に書かれたとおりの会話をしていますが、切り返しで作ってしまうともったいない瞬間が多かったので、2人の会話のグルーブが切れないようにしました。その呼吸を2人が素晴らしい形で作ってくれたので、そのまま映した、という感じです」
──タクシーの運転手さんがチラッとミラーで盗み見る瞬間が1度だけありました。“うわ、聞いてる~”と余計にドキドキしてしまって……。
「何度も映すと2人の会話を非難しているニュアンスが出てしまうので1度だけにしましたが、意外にタクシーで運転手さんの存在を忘れて話し込んでしまうことって、ありませんか(笑)!? 車の中だからこそ、ああいう話になっている気もしました」
──何と言っても古川琴音さん(ドラマ「コントが始まる」での、有村架純さんの妹役の好演も記憶に新しいですね!)が演じる、芽衣子のキャラクターが最高でした。元カレにワケ分からない喧嘩を吹っ掛けて愚弄する小悪魔というか、毒女というか(笑)。
「最初に大まかな物語構造、みたいなものがありました。女子2人が話をしていて、それが男女2人になり、でも3人で会わないと終わらないな、と。その上で、芽衣子というキャラクターについてですが、2年前に別れた元カレのところに乗り込んでいくこと自体、かなりエキセントリックな展開ですよね(笑)。それを正当化するようなキャラクターでなければいけない、ということもあり、よりその行動原理を突き詰めるような形で改稿を重ねていきました。
ある種、無理な話ですが、その無理が起きるためには、ちょっと一般的ではないキャラクターが要請される。まぁ、そういう人だから別れたわけでしょうが(笑)。自分の中では、彼女のキャラは書いていて新境地というか、開けていく感じがありました」
──元カレのオフィスでのシーンは、“これからどうなる?どっちに転がっていく?”と、ドキドキと驚きと吹き出しの連続でした。あの辺りは、演出を細かくされたのですか?
「ある程度だけです。まずは、あの空間(彼の広いオフィス)全部を使ってもらうような動線をつくります。演者のやりやすさを最優先しつつ、自分も指示します。感情に応じて動きが変わって来る場面でもあるので、“この辺で出ていき、この辺で戻って来よう”といった大まかな動きを指示し、細かい部分は、その場で2人によって決まっていく感じでした」
──途中、ハンサムな中島歩さんの髪が乱れたまま、というのも笑えて。
「芽衣子によって乱れてしまった心の内が、そのまま出ちゃう瞬間ですね(笑)」
──どんどん話がねじれていく、かなり長いシーンですが、基本的に一連で撮って、それを繰り返していく感じですか?
「はい、アングル毎に、その都度、一連で通して撮っていきます。その方が、演技がしやすく、感情も生まれて来やすいと考えているので。OKテイクが出る都度、アングルを変えて何度か繰り返す。それをつなぐと、ご覧いただいたような場面になるわけです」
玄理さんも相変わらず知的で素敵です。そんな彼女がノロケる“ちょい照れ、ちょいデレ”な表情も最高です。さて、三角関係は回避されるのでしょうか、それとも修羅場に……!? 最後まで気を抜けない展開が待っているので、お愉しみに。
第二話:扉は開けたままで
作家で教授の瀬川(渋川清彦)は、出席日数の足りない佐々木(甲斐翔真)から土下座で単位をくれるよう頼まれますが、すげなく却下。就職の内定を取り消された佐々木は瀬川を逆恨みして、同級生の奈緒(森郁月)に色仕掛けで彼を陥れるよう持ち掛けます。ハラスメントに敏感で、常に教授室の扉を開けたままにしている堅物・瀬川の部屋に、奈緒が訪れ……。
──渋川清彦さんの教授役は、予想外のキャスティングでした。
「これまで何度か一緒にやってきて、僕の作品の中でも乱暴な役が多かったので、そうじゃない役を振ってみよう、これまで誰も振ったことのない役を渋川さんにやってもらいたい、という演出家のエゴみたいなものがあったかもしれませんね」
──ヒロインの奈緒が、教授の部屋に来て朗読を始め、瀬川のセクシャルな想像を掻き立てる。彼女の声を聞きながら、それに反応していく渋川さんの表情、演技を凝視してしまいます。うわ、感じて来たぞ、みたいな(笑)。
「渋川さんの表情、すごくいいですよね。聞き入っている感じがすごくしました。他の2編と比べて動きが少ないので、会話劇の印象が強いと思いますが、僕としては、言葉自体を聞いて観客が何かを想像する、観客の精神が動くように実験しているところがあります」
──完全に私個人の勝手な感覚ですが、若干、棒読みに感じてしまう瞬間や、抑揚のない話し方に違和感を覚える瞬間がありました。でも、監督は非常にその辺の見極めを突き詰められる方だと聞いています。「セリフを自然に言っている」とOKを出す基準は、どこにあるのですか?
「そのシチュエーションに合っているか、そのキャラクターに合っているかどうか、ということだと思います。例えば第一話のラストで、芽衣子がカズに決断を迫るシーンがありますが、それまでにないすごく堅い言葉遣いだったりします。でも、それもこの人から出てくる台詞だし、むしろその言葉遣いの違いによって、この人が持っている本質があらわになる瞬間でもある。
そしてこの瀬川先生に関しては、そもそも“書き言葉を喋る人物”なわけです。仕事柄、というところがあるんでしょうけど、できるだけ論理的であろうともしている。つまり感情(の表出)がすごく少ない。そういう性格の台詞に即して自然に発話すると、抑揚がない、感情のないものになっていく。これは渋川さんの演じる上での実感があって、ああなっていると思います。役者さんが自分でつかんだものがいちばん大事なので、それに対して細かく何かを言うことはしません」
──なるほど、合点がいきました。
「奈緒にしても、瀬川と話している時と、佐々木と話している時とでは、また違います。それは、この2人の使っている言葉の種類が異なっていて、奈緒だけが両方に通じるところがあるからではないかと思います。だから瀬川と話しているときは、奈緒も書き言葉的な言葉遣いが出てくることがあるのではないか。あの教授というキャラクターを演じる上で、渋川さんのあの話し方は、とても正しい発話の仕方じゃないかな、という気がしています。
最後に正面ショットで話すシーンがありますが、そこも非常に書き言葉っぽく喋ります。でも、そこは感情的なものも感じられますよね。この人は本当にそう思っているという感じがする。それも、渋川さんがそういう発話を選び取ってきたことの成果と思っています」
──濱口監督の作品には、悪人や、さほど嫌な奴が出て来ませんが、教授を逆恨みするこの佐々木は、かなりヤな奴ですよね(笑)。
「はい(笑)、でも、単に悪い人間とも考えていません。彼は彼なりに思うところがあるんだとは思います。佐々木というキャラクターに関しても、悪い奴がいるというより、悪い出会いがある、ということです。場所や出会い方によっては、割といいクラスメイトだったり、優秀な同僚だったり、むしろいいヤツかもしれない。でも彼と瀬川先生が会ってしまったら、悪いことが生じてしまうのです」
──とはいえ奈緒にとったら、メチャクチャとばっちりですよ! 後半の“偶然”の持っていき方も、かなり酷い(笑)。
「ですよね。でも、彼女も(佐々木の企みに)乗っかってやった結果ですから、致し方ない側面もあると思います (笑)。彼女もそれ自体は「自分のバカさ」と認識していますし。その偶然は、僕に間違えてメールが送られて来た、という実体験が発想の元にありました。
作品全体として、一話はニュートラルに終わる、二話はちょっとダークな方に振れた。その振り子的なことから、第三話はちょっと明るいものになっています。“偶然”って、本当に些細なことで起きて、その些細さからは想像もできないような大きな結果を生んでしまう。それが、こんなに悪い結果になることもある、という例としてこの二話があるわけですね」
ダークとはいえ、最後の最後、奈緒に「おお~っ!」とクスリとさせられます。何があっても強く生きている! それが頼もしく、力強く、セ・ラ・ヴィと言いたくなるような、エスプリたっぷりな感じです。
第三話:もう一度
女子高の同窓会に参加するため、夏子(占部房子)は東京から仙台へ帰省しますが、会いたかった相手は現れずガックリ。翌朝、東京に戻ろうとする矢先、仙台駅のエスカレーターで、その相手(河井青葉)とすれ違います。お互いにハッと見返し、2人は20年ぶりの再会に興奮して話し込みますが、次第に雲行きが怪しくなり──。
──インターネットが使えなくなってしまった現代、という設定が効いています。だからこそ、もたらされる素敵な“偶然”があると思いました。監督の中に、ネットなんかなくなれば、もっと素敵な“偶然”が生まれるのに、という気持ちはありましたか。
「いや、三話とも脚本自体は2019年に書いていて、一、二話は2019年のうちに撮っていました。この三話だけ、コロナ禍が起きた後の2020年7月に撮ったものです。内容は、2019年に書いたものとほぼ変わっていませんが、コロナの状況をどう捉えるか、ということが自分の中で収まりがつきにくかった。無視をするのは居心地が悪い。でも、話自体は気に入っていて、コロナ禍の設定では「家に行く」とか「触る」ことのリアリティがなくなってしまう。
そこで、“インターネットが使えない”という設定を加え、状況を反転させてみました。実際には、世の中はみんな、仕事をするにしても人と会うにしても、オンラインでしか繋がれない。でもここでは、人々はオフラインのリアルでしか会うことができない。その設定の中で、元々描きたかった物語を描けば、今の状況を無視せずに語ることができるのではないか、と。ただ本当に撮ってみたら、その時置かれていた状況よりこの世界(インターネットが使えない状態)の方がずっといいな、と思うところはありました」
──そんな中、この2人には素敵な“偶然”が起こってくれて。
「偶然というのは、人生において本当に色々起きるものなので、それを上手く捕まえることが出来たら、これくらい普段の日常を離れ、本当はやりたかったことに繋がることもある。偶然はこれまでとは違った世界へと開かれている、ということじゃないかな、と思います。自分に向かってきた“偶然”を通り過ぎさせず、掴み取ること、それが大事かな、と」
──この2人の会話を通して、“知らないからこそ言える”ステキさも感じました。
「<知らない>というのは、大きな会話の源泉だと思います。知らないから出てくること、聞けること、というのがすごくある気がしました」
この第三話も、“え、そんなことってある!?”という笑いと驚きに溢れています。それでいて、“この偶然に感謝!”となる、ちょっといい感じ。占部房子さん、河井青葉さんの2人がまた上手くて、今この瞬間に生まれた“イキのいい会話”に巻き込まれるようにドキドキしたり、バツの悪さを味わったり。偶然生まれた瞬間の連続が堪能できます。
ロメールっぽい映画を作りたかった
──『偶然と想像』は、どことなくホン・サンス作品との類似性を感じました。笑いの力の抜け加減とか、意外にチクチク刺してきたり、インテリのくせにスケベな感じなど。そして、いきなりズームアップで迫る感じも。
「ホン・サンスは好きですが、彼を意識しているというよりは、どちらかと言うとエリック・ロメール*の影響というか。ホン・サンスもロメールから多大な影響を受けてますよね。実はロメールもズームをよく使うので、彼がお手本というイメージで使いました。
とはいえ画作りというよりは、人物同士のくっついたり離れたりする感じというか。その場の運動として、寄り添った、離れた、また寄り添った、また離れた、という<距離の伸び縮み>がそのまま関係性の提示を担っているという点で、ロメールっぽいことをやりたかったんです。動きそのものから、その人の欲求や感情が見えてくる。そういう技を磨きたい、学びたい、という気持ちでした。どちらかと言えば、“ズームはホン・サンスのものだけではないはず”という気持ちがより強いと思います(笑)」
*エリック・ロメール:『獅子座』(1959年)でデビューした、ヌーヴェルヴァーグの一人であり、フランスの大巨匠。『海辺のポーリーヌ』(1983)や『緑の光線』(1986)などを含む「喜劇と格言劇」シリーズ、『春のソナタ』(1990)で始まり『恋の秋』(1998)で終わる「四季の物語」シリーズなど、長編連作が多いのも特徴。
──3つの短編を通して、男女の関係、あるいは人間関係において何か探りたい、というのはあったのでしょうか?
「考えていたのは、まず観客に楽しんで欲しい、ということです。だからまず第一話は恋愛という、多くの人の身に覚えのあるものにした、というか。ただ基本的には三話を通じて、自分の気持ちが分からない、自分がどうしたいのか分からない人が誰かと会って、“あ、自分はこうしたかったんだ”ということを知る。全体的にそういう話になっていると思います。自分の形が定まらないけれど、人と話しているうちに、それが形成されていく。但し、それもまた本当なのかは分からないのですが……」
──これまでも監督の作品は、最後「これからどうなる?」とボールを投げてくれる気がすると同時に、「それでも人生は続いていく」という感覚を与えてくれます。
「常にオープンエンディングにしようと思っているわけでは全然ないのですが、ある程度ちゃんとキャラクターを作ると、みんな生きているので、ここ(映画の終わり)で一旦、関係性は一区切りするけれど、それでも続いていくよね、という感覚になるのだと思います。『ハッピーアワー』あたりから、“(ここでは)終わらないよね”という感じに自然となっている気がします」
既に世界的に“濱口メソッド”と呼ばれる有名な演出法(監督本人はそう呼ばれるのを嫌がっている)については、『ドライブ・マイ・カー』の際にLEE本誌で西島秀俊さんが語ってくれています。
西島さんも“現場でいきなり感情が立ち現れてくる”ことに驚いていらっしゃいましたが、最後に監督自身が、本作で驚いた場面について語ってくれました。オマケをどうぞ!
──感情を抜いた読み合わせを念入りに行った後に現場で生まれ、監督自身が驚いたシーンが本作の中であったら教えてください。
「あくまで今の気分で選ぶなら、第二話の奈緒と瀬川先生ですかね。正面ショットになっている時に、2人が泣いているシーンがあります。そこは最初、引きで撮っていたのですが、“あ、そういう場面になるのか。それでは正面から撮らせていただきます”となったショットです。自分でも、“ここは、そんな感じの場面なんだ”と思いました。森さんと渋川さんの2人が作り上げている空間の中で起きていたことなんだろうな、と思います」
さて、そうこうしているうちに、なんと本作、先月行われた第22回東京フィルメックスで観客賞を受賞。さらに第43回ナント三大陸映画祭で金の気球賞(グランプリ)と観客賞を受賞してしまいました! まだまだ本作の快進撃は終わっていなかったようです。
観客賞が示すように、「面白かった~。観て良かった~」と思わせてくれる本作。加えて、ちょっと自分の心が膨らんだ感じ、豊かになったホクホク感を得られたような気になる作品です。是非、スクリーンでご覧ください!
映画『偶然と想像』
監督・脚本:濱口竜介
出演:古川琴音、中島歩、玄理、渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、占部房子、河井青葉、他
配給:Incline
12月17日(金)よりBunkamura ル・シネマほか全国公開
©2021 NEOPA / Fictive
『偶然と想像』公式サイト
撮影:山崎ユミ
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折田千鶴子 Chizuko Orita
映画ライター/映画評論家
LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。
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