FOOD

「冷蔵庫を開けても何も思いつかない」あなたへ 料理家がリアルに作っている「料理がしんどい日」のごはん 

「ほったらかし焼きそば」レシピ/和田明日香さん

  • 和田明日香

2021.10.04

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ほったらかし焼きそば

「ほったらかし焼きそば」レシピ/和田明日香さん

ひとさじのナンプラーが、うま味をグッと底上げします。「麺は半分に切ると、混ぜやすく、食べやすくなるんです。義母のレミさんからの直伝で、袋の上からバッサリ切ります(笑)」(和田明日香さん)

材料・2人分

  • 牛こま切れ肉……150g
  • ピーマン……2個(80~100g)
  • 長ねぎ……10㎝
  • 中華蒸し麺(焼きそば用)……2袋
  • A)
    • みりん……大さじ2
    • ナンプラー、しょうゆ……各大さじ1
    • 黒こしょう……少々
  • ごま油……大さじ2

作り方

  1. ピーマンは繊維に沿って細切りに、長ねぎは斜め薄切りにする。麺は袋の上から、キッチンバサミで半分に切る。
  2. ポリ袋に牛肉とをAを入れて上からよくもむ。
  3. フライパンにごま油を引き、①の麺、②の牛肉、①のピーマンの順に重ねる。フタをして中火にかけ、5分蒸し焼きにする。
  4. フタを開けて長ねぎを加え、よく混ぜる。肉に火が通ったことを確認し、器に盛る。

「ほったらかし焼きそば」レシピ/和田明日香さん

“ほったらかし”がコツ!おいしいおこげが作れます

 “ほったらかし”がコツ!おいしいおこげが作れます

ごま油を多めに引いたフライパンに、まず麺をのせるのがポイント。「この順番にすると、おいしいおこげができるんです。途中でいじると焦げ目がつかないので、まさに “ ほったらかし ” が大切」(和田明日香さん)。調味料は肉にもみ込むので、蒸し上がったときには味つけも完了。


撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
2021年9月号【「冷蔵庫を開けても何も思いつかない」あなたへ 料理家がリアルに作っている「料理がしんどい日」のごはん】より

和田明日香 Asuka Wada

料理研究家

フランス料理店などでの修行を経て、東京・表参道で料理&お菓子教室「studio SPOON」を主宰。2019年には代官山にて洋食店「洋食KUCHIBUE」をオープン。著書に『この一皿でパーフェクト、パワーサラダ』(文化出版局)、『特製ソースでおいしい絶品グラタンとオーブン焼き』(家の光協会)など。

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