FOOD

涼しげ! 映える!「フルーツのカラフルゼリー」

「キウイの杏仁ミルク羹」レシピ/八田真樹さん

  • 八田真樹

2021.05.22

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八田真樹さんのお菓子レシピ連載で話題に! 噂のLEEwebバズりレシピに蛯原友里さんがトライ 涼しげ! 映える!「フルーツのカラフルゼリー」

蛯原友里さんがトライ「キウイの杏仁ミルク羹」レシピ/八田真樹さん

今年1月、LEEwebのスイーツ連載にアップされた「フルーツ水羊羹」が読者の間で「映える! 久々にお菓子を作りたくなった!」と大人気に。

そこで、この羊羹の新バージョン、「キウイの杏仁ミルク羹」を新たに提案。蛯原友里さんがお菓子研究家・八田真樹さん直々に教わりました!

Recipe杏仁豆腐でさっぱり、見た目も大人っぽく
キウイの杏仁ミルク羹

キウイの杏仁ミルク羹/八田真樹さん

杏仁豆腐の層が、キウイの酸味とマッチ。柄のような配置もおしゃれです。

材料・11×14㎝流し缶1台分

  • A)
    • 粉寒天……1g
    • 水……200㎖
  • 砂糖……15g
  • キウイ(できればグリーンとゴールド)、ブルーベリー……各適量
  • B)
    • 牛乳……200㎖
    • 杏仁霜(きょうにんそう)(中華食材のあるスーパーや製菓材料店で購入可)……30g
    • 砂糖……60g
  • C)
    • 粉寒天……2g
    • 水……100㎖
  • 生クリーム……100㎖

CHECK!

  • 寒天は常温で固まる(ゼラチンは冷えないと固まらない)
  • 型に注ぐ前に寒天液が固まってきたら、その都度湯せんで温めて溶かす


透明の寒天液を作る

1. Aを合わせて火にかけ、混ぜながら沸騰させたまま2分ほど煮る。

1.Aを合わせて火にかけ、混ぜながら沸騰させたまま2分ほど煮る。

2. ①を火からおろし、砂糖を加えて溶かす。

2.①を火からおろし、砂糖を加えて溶かす。

3. 水でさっとぬらした流し缶(ラップを敷いたバットなどでもOK)に②を高さ5㎜ほど流し入れて、しばらく固める(気泡があれば取り除く)。寒天液は常温でも固まるが、急ぐ場合は冷蔵庫へ。

3.水でさっとぬらした流し缶(ラップを敷いたバットなどでもOK)に②を高さ5㎜ほど流し入れて、しばらく固める(気泡があれば取り除く)。寒天液は常温でも固まるが、急ぐ場合は冷蔵庫へ。

フルーツを並べて寒天液を流す

4. キウイを1㎝厚さの半月切りに。

5. 流し缶の中が固まってきたらキウイとブルーベリーを写真下のように並べる。残りの②の寒天液を上から注ぎ、冷やし固める。

4.キウイを1㎝厚さの半月切りに。 5.流し缶の中が固まってきたらキウイとブルーベリーを写真下のように並べる。残りの③の寒天液を上から注ぎ、冷やし固める。

杏仁豆腐の寒天液を作ってフタをする

6. 鍋にBを入れ、よく混ぜながら火にかける。鍋肌からふつふつとし、軽くとろみがついたら火からおろす。

6.鍋にBを入れ、よく混ぜながら火にかける。鍋肌からふつふつとし、軽くとろみがついたら火からおろす。

7. 別の鍋でCを合わせて火にかけ、混ぜながら沸騰させたまま2分ほど煮たら、火からおろし、⑥を加える。

7.別の鍋でCを合わせて火にかけ、混ぜながら沸騰させたまま2分ほど煮たら、火からおろし、⑥を加える。

8. ⑦に生クリームを加える。

8.⑦に生クリームを加える。

9. ⑤の上に⑧を注ぎ入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。

9.⑤の上に⑧を注ぎ入れ、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。

冷やして型から外す

10. 完全に固まったら型から外す。

POINT!

ゼリーを型からきれいに外すコツ

1.型とゼリーの間1〜2カ所にナイフを差し込んで、隙間を作る。

型とゼリーの間1〜2カ所にナイフを差し込んで、隙間を作る。

2.お皿やまな板をかぶせて、しっかり押さえたままひっくり返し……

お皿やまな板をかぶせて、しっかり押さえたままひっくり返し……

3.そっと型を持ち上げるときれいに外せる。

そっと型を持ち上げるときれいに外せる。

華やかだからお祝いの日などにもぴったり!

(蛯原さん)エプロン¥4950/フォグリネンワーク ニット¥12100/オンワード樫山(アンクレイヴ) ピアス¥7700/ガリャルダガランテ 表参道店(ガリャルダガランテ)

(蛯原さん)エプロン¥4950/フォグリネンワーク ニット¥12100/オンワード樫山(アンクレイヴ) ピアス¥7700/ガリャルダガランテ 表参道店(ガリャルダガランテ)

(左)蛯原友里さん Yuri Ebihara

ファッション誌や広告、TV等で活躍する人気モデル。5歳の男の子のママという顔も持つ。ステイホームの影響で料理系YouTubeを観るようになり、調理器具を買うため合羽橋デビューを果たしたそう。

(右)八田真樹さん Maki Hatta

会社勤めを経て、幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。LEEwebでの連載はなんと18年目! 著書に『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

【特集】涼しげ! 映える!「フルーツのカラフルゼリー」


詳しい内容は2021年LEE6月号(5/7発売)に掲載中です。

撮影/馬場わかな ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/久保田朋子(物) 徳永千夏(服)

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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