伊予柑のクレープシュゼット
2月半ば
国産の柑橘類が旬を迎えています。
伊予柑、八朔、甘夏などなど… 果物売り場は元気なおひさま色。さわやかな いい香りがしています。
今回のレシピは、前回に続いてのクレープレシピで
『伊予柑のクレープシュゼット』です。
もちもちとしたクレープを 甘酸っぱい伊予柑のソースでさっと煮た温かいクレープ。
本来はオレンジで作りますが、今回はさっぱりとした甘さの伊予柑を使いました。
伊予柑の香りと酸味がさわやかな一皿です。
このクレープに アイスクリームを合わせるのがマイ定番。
甘酸っぱいクレープとまろやかなアイスクリームの組み合わせがたまらない (笑) のです。
温かいクレープにアイスクリームをのせて 、”アツxヒヤ” のおいしい組み合わせも お試しくださいね。
オレンジのお酒、グランマルニエを振ると、より本格的な風味に。
ホテルやレストランでは目の前でフランベしてくれる演出も人気。
フライパンを傾けると わりと簡単に火が入りますが、軽く煮てアルコールを飛ばす方法でも大丈夫です。
レストランデザートのようなクレープシュゼット。おうちで作れば、ちょっと贅沢なおやつ時間に。
きちんとテーブルを調えて、お行儀よく食べたくなるクレープです。
ぜひ、おたのしみください☆
伊予柑のクレープシュゼット
【材料】
21cm 10枚分
クレープ生地
・ 薄力粉…… 100g
・ 卵……2個
・ 砂糖…… 20g
・ 塩…… ひとつまみ
・ 牛乳…… 300ml
・ バター(溶かす)…… 15g
・ 伊予柑の皮(すりおろす)…… 1個分
ソース
・ 伊予柑の果汁…… 300ml
・ 砂糖…… 40g
・ 水…… 小さじ1
・ バター…… 30g
・ 伊予柑の果肉、皮…… 1個分
・ グランマルニエ(お好みで)…… 大さじ4
・ アイスクリーム(お好みで)
【作り方】
* 牛乳を電子レンジで人肌に温める
* 生地用のバターを溶かす
- クレープ生地を作る。ボウルに薄力粉を振るい入れる。砂糖、塩を加えてざっと混ぜる。
- ①の中央をくぼませ、卵を割り入れる。泡立て器で周りの粉を少しずつくずすようにして混ぜていき、なめらかになるまで混ぜる。
- ②に人肌に温めた牛乳を少しずつ加え、混ぜる。溶かしバターを加えて混ぜ、万能ざるなどでこし、伊予柑の皮を加える。ラップをして1時間ほど冷蔵庫で寝かせる。
- フライパンにバター少々(分量外)を熱し、(テフロン加工のフライパンはそのままでOK。)よく混ぜた③を流し入れる。フライパンを回して、薄く広げる。縁がちりちりとして、表面が乾いてぽこぽことふくらんだらフライ返しを差し込んで裏返し、裏もさっと焼く。
- ソースを作る。伊予柑1個は皮をむいて果肉は房から取り出す。皮は細切りにする。フライパンに砂糖の1/2量と水小さじ1\2を入れて火にかける。薄く色づいてきたらバターの1/2量を加える。バターが溶けたら果汁、果肉、皮(それぞれ1/2量)を加えひと煮立ちさせる。
- 4つ折りにしたクレープ5枚を並べ入れ、軽く煮る。お好みでグランマルニエ大さじ2を加え、フライパンを傾けて火を入れ、フランベする。(軽く煮詰めてアルコールを飛ばしてもOK)同様にして残りの5枚を煮る。
製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。
八田真樹 Maki Hatta
お菓子研究家
短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。
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