在宅中心の生活で、テレビや配信番組を観る時間が増加。すると、部屋の中でテレビが浮いていることや、周りのごちゃつきや生活感が気になり始めた—— そんな声におこたえすべく、インテリアの達人、安武さん宅の素敵なテレビまわりをのぞいてみました!
恵理子さんは2歳の娘さんのママ。インターナショナルギャラリービームスのアシスタント事務として働く。俊宏さんはプレスとして、主にPRを担当。
「黒に調和する色を部屋に取り入れれば大きなテレビがあってもまとまります」
テレビの近くには木やガラス、植物、鉄など異素材のものをミックス。「家電の生活感をインテリアになじませてくれる気がします」。オーバルボックスと椅子は井藤昌志、テレビ前の照明はピーター・アイビー作。テレビの前のチェアはポール・ケアホルムPK22の60周年記念モデルと、デンマークの子ども服ブランドBonét et Bonétのキッズチェア。
生活感の出るテレビ台は置かず壁掛けテレビでシンプルに
マンションのリノベーション時にテレビを買い替えた安武さん。
「テレビはキッチンやダイニングからも見える位置に置くことにしました。一日に何度も目に入る場所なので、すっきり見えつつ、インテリアに合うテレビ台を探したけれど見つからない。じゃあ、壁掛けテレビにすれば悩まなくて済むね、という感じで選びました」
48インチと決して小さくないテレビをインテリアになじませるコツは、色使いにもあるようです。
「壁と天井はグレーでテレビは黒。どちらも色みがないので調和して見えるんです。また、家具の脚や照明、雑貨など、ところどころに黒を入れています。そのおかげで、黒いテレビが違和感なく空間に溶け込んでいるのかなと思います」
テレビとSONOSのスピーカーは壁付け。「ごちゃついて見えるコードを鉄管に収める処理は、リノベデザイナーさんの提案です。天井照明のコード隠しと同じ素材を使うことで、空間によりまとまりが出ていて気に入ってます」。外付けハードディスクはテレビ裏に隠して。
よく使う小物は足元のシェーカーボックスに
リビングで使う文房具や子ども用のタオル、薬などを収納。「箱のサイズ別にしまうアイテムを絞れば、ラベリングしなくてもすぐ見つかります」
大きなソファはテレビ前に置かない
テレビの前は、一人掛けチェアでゆるやかに空間を区切って。「リラックスして観られるし、ソファほど圧迫感がないので部屋が狭く見えません」
詳しい内容は2020年LEE10月号(9/7発売)に掲載中です。
撮影/木村文平 取材・原文/小松﨑裕夏
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