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Sayaの12星座 星占い「星ごよみ」

2020年Sayaの読む星占いスペシャル「仕事とパートナーシップ&12星座別 年間バイオリズム」

  • Saya

2020.01.10

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Sayaの「読む星占い」スペシャル2020年私たちの働き方と パートナーシップ

女性の生き方を考えるとき「仕事とパートナーシップ」は、最大の関心ごとと言ってもいいでしょう。「自分らしく生きる」ことを望みつつも、「家族の幸せ」のために最大限、がんばりたい自分もいる。
2020年、そんな葛藤を解消し、どちらの望みも実現するヒントを占星術はきっと教えてくれるはずです。
2020年は
どんな年?
パートナーシップは
自由・平等へ
12星座別
年間バイオリズム

 

土星は、やぎ座と自由平等のみずがめ座を行き来

2020年は
新時代と古い時代がせめぎ合う

平成から令和に変わった2019年、夫婦二人、子ども二人という昭和の当たり前の家族像はさらに崩れて多様化が進み、多くの人が指標を失いかけています。占星術の人気が高まっているのも、そんな一種の暗闇の中、光を与えてくれる存在だからなのかもしれません。「自身の働き方とパートナーシップ」は、女性が自分らしく生きたいと願うときに欠かせない要素。2020年の星まわりから、これらについて、じっくりとお話ししてみたいと思います。

ルールを表す土星は現在、やぎ座にありますが、2020年の春分を過ぎると、みずがめ座に入ります。そして、7月初旬に一旦やぎ座に戻り、2020年の12月中旬にはみずがめ座に入りきります。つまり、2020年の春までは、古いルール。春から初夏までは、一時的に新ルールが出てくるけれど、夏から年末前までは、古いルールに逆戻り。でも、結局のところ、2021年は新ルールに突入するわけです。2020年は、古い時代と新しい時代がせめぎ合う年と言えるでしょう。

 

縦から横へのシフト
ユニセックスな社会へ進む

やぎ座は、「縦社会」に代表される、「達成や成功」という生産性を重んじる、伝統的な年功序列、男女の役割分担の世界です。日本に根強い「家」意識とも関係するので、財産を相続する代わりに長男が墓を守り、親の面倒を見るといった慣習も、日本的なやぎ座のオールドスタイルと言えます。昭和の価値観は、非常にやぎ座的です。

一方、みずがめ座は、「横のつながり」である「自由・平等・友愛」のジェンダーフリーな世界。年齢も関係なく、誰もがフェアであるという理想社会です。ただ、土星が入ると、それが強制的になるため、今まで、やぎ座的な古い価値観に従い、みずがめ座の世界の価値観になじみがない人は、ハードさを感じるかもしれません。まず、男性も、女性もなく働くことが求められそう。自己実現ではなく、女性も、男性と同等に生計や税を担う必要が出てきます。でも、それは男性にとっても同様です。家庭では女性が産む性であっても、男性も平等に家事分担を担うのが今後の社会のスタンダードとなるわけです。男性の育休も当然のフランスや北欧など、個人の生活を優先させたヨーロッパ的なスタイルとも言えます。形式や属性、年齢にこだわらないということは、事実婚やフリーランスも増えるはず。また物や土地の所有にこだわらない「シェアリング」もさらに一般化し、ワークシェアやスキルのシェアも多くの人が利用するようになるでしょう。「豊かさや知識の独占」は、嫌われる行為になります。

また、みずがめ座の特徴は、単位が「二人」であること。「二人」が「二人」とつながる、さらに、別の「二人」とつながってネットワークを作るので、カップルで動くことが増えるかもしれません。とは言え、それが異性や同世代とは限らないのがみずがめ座の世界観。シングルマザー同士でルームシェアをしたり、老人の家に学生が下宿したり、人と人とのつながりは多様化していくはず。「子どもを産み育てる」ことが家庭の要というのは、やぎ座までの世界観。セックスで結びつくとは限らない、パートナーシップの有無が人生の豊かさの質を決めていきます。

2020年は
どんな年?
パートナーシップは
自由・平等へ
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年間バイオリズム



夫婦の本当の平等とは
相手を理解することから

2020年、新しい時代のスタンダードな価値観をすでに身につけているカップルは、同じように二人で稼ぎ、家事や子育てもすることに違和感がないので、新しい時代の到来にも慌てることはなさそうです。食材やランドリーの宅配サービス、家事代行などが増えた今、共働きの物理的、精神的なハードさがあっても、二馬力で乗り切れるからです。共働きが時代のスタンダードになるということは、その層に向けたサービスを享受できるし、税制も、共働きで子どもを育てる家庭に手厚くなっていきますから、二人分の収入が十分にあれば、お金で解決できることも多くなります。

ただ、これには社会の側も、男性にサービス残業等、オールドスタイルの昭和の働き方を求めないようになるのが前提なので、業態によっては、なかなかハードルが高いのが現状かもしれません。男性が外で稼ぎ、女性が家で子を育てるやぎ座的なオールドスタイルには男性が仕事に集中でき、社会の経済効率が上がるメリットがあったからです。ただ、夫婦それぞれの世界が共有されないために、お互いの苦労がわからず、溝が深まるのがデメリットでした。でも、お互いに等分の責任を負い、お互いの世界をシェアしてみると、同志のように労り合い、認め合うことができるはずです。そんなふうに協調しないと、みずがめ座の土星時代、女性も、男性も、自分の権利を主張し、相手に要求するのに忙しくなってしまうでしょう。昭和の常識を押しつける体育会系の上司のもと、見えない仕事に追われて、早く帰りたくても帰れない夫のこと。もっと仕事をしたいのに、子どものために我慢している妻のこと。もちろん、上司も、戦前の価値観をひきずる上の世代と部下の板挟みになり、苦しんでいるのかもしれません。お互いを思いやり、労り合いましょう。それがみずがめ座の意味する本来のパートナーシップです。

大切なのは、自分の生き方を相手に押しつけない、また、自分の理想どおりに相手に動いてもらおうとしないこと。つまり、パートナーシップにおいて、主導権争いをせず、自分の個性も、相手の個性も尊重することです。これは、親子でも、上司と部下でも、仕事相手でも同じこと。相手を自分の所有物や目下のように扱わず、話を聞いたうえで、自分の考えを伝える姿勢が欠かせません。

また、地域差もあります。東京のようにユニセックスな働き方に変化してきた都市もありますが、オールドスタイルの価値観が根強いエリアもあるでしょう。そこで、女性だけが声高に男女平等を叫んでも、地域社会がすぐに変わるものではありません。でも、今は、「移動の自由」があります。例えば、共働きでありながら、文化的に、家事も、子育ても、介護も、家庭のことはすべて女性が引き受けざるを得ないエリアからは、上の世代を見て育った若い女性がどんどんいなくなり、結婚したくてもできない男性や限界集落が大量に生まれることにもつながりそう。もちろん、既婚男性もうかうかしてはいられません。妻を対等なパートナーとして見られずにモラハラをしたり、家のことは面倒だからとまかせきったりしていると、退職時には離婚届を突きつけられるかもしれませんよ。日本男性に見切りをつけた女性たちは、シングルを謳歌するか、ユニセックスな価値観をもつ外国人と結婚する人が増えるかもしれません。


2020年は、まだ新旧の常識がぶつかり合いますし、大人が猛烈に働いていた昭和の記憶がある40代以上とミレニアル世代の世代間ギャップもきわだちそうです。でも、星は待ってはくれません。

 

古い生き方のよい点と
悪い点をふるいにかける

2020年の年末から2023年の春まで土星が、2020年末からの1年は、拡大と保護の星、木星がみずがめ座に滞在します。2021年は、土星も、木星もみずがめ座に滞在するうえ、2023年には変容の星、冥王星もみずがめ座に入るので、今後、否応なく、ユニセックスなみずがめ座の世界観が時代を変えていくのは明白です。

新時代のスタンダードについていくためには今、個人が何をしたらよいのか。土星が星座を行きつ戻りつする2020年は、立ち止まって考え、2021年以降に向けて、準備するのに最適です。やぎ座には10年以上、変容の星、冥王星が滞在していますし、2020年も、土星が半年以上、木星がほぼ一年、やぎ座に滞在するので、やぎ座的なオールドスタイルもまだ残っています。もちろん、伝統的な生き方がすべて悪いわけではありません。それは、つまり親と同じ生き方ですが、その中でも、自分がよいと思えるものは引き継いでいいのです。つまり、2020年は、伝統的な生き方のよい面も、悪い面も浮かび上がり、新旧のスタンダードがぶつかる中、自分にとって必要なものを選び取るとき。人生の基盤となる土地、住まい、仕事、時には国までも、自分と家族にとってベストな答えをゼロベースから、すり合わせていきたいですね。

 

再スタートでは焦らず
本当の意味で賢くなる

人手不足が言われて久しい今、長く専業主婦だった人も、結婚や子育てで休んでいたからと気後れすることはありません。でも、「女性が働くこと」は、だんだんに「義務教育」くらいに当たり前になるのですから、再スタートでは焦らないことも大切です。特別な自分になって、キラキラと輝き、高いポジションを得る必要もありません。人からの評価のために素晴らしい自分を演出することはないのです。できる範囲で自分の個性を生かし、物質的にも精神的にも他者に依存せずに生きることがとても大切だと思います。そうしたインデペンデントな大人同士が互いを尊重しながら、ゆるやかにつながるのが本来のみずがめ座の世界だからです。

そのときにも占星術は、実は役立ちます。これから10年くらいの自分とパートナーのバイオリズム、ライフサイクル、得意、不得意を知っておくと、リビングデザインをしやすくなるからです。とは言え、道を作るのは、あくまでも自分。星が人生を変えてくれると棚ボタを期待せず、ハートの声を聞きながら、人生を誰に預けることもなく、自分ごととして考える。一瞬、一瞬に集中して、やりたいことを具現化する。そんなふうに、本当の意味で「賢くなる」ことが欠かせない一年となりそう。そして、もちろん、現実の税制や法律の変化にも関心を持ちたいですね。社会というゲームに参加するなら、宇宙のルールも、地上のルールもよく知っておきましょう。

2020年は
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12星座別
年間バイオリズム

2020年の12星座別「年間バイオリズム」

おひつじ座(3/21~4/19生まれ)

おうし座(4/20~5/20生まれ)

ふたご座(5/21~6/21生まれ)

かに座(6/22~7/22生まれ)

しし座(7/23~8/22生まれ)

おとめ座(8/23~9/22生まれ)

てんびん座(9/23~10/23生まれ)

さそり座(10/24~11/21生まれ)

いて座(11/22~12/21生まれ)

やぎ座(12/22~1/19生まれ)

みずがめ座(1/20~2/18生まれ)

うお座(2/19~3/20生まれ)

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おひつじ座

自立の星、天王星が頭上を去り
仲間の存在に気づくとき

2008年から、「キャリアやライフワーク」を表すエリアには変容の星である冥王星が滞在中。冥王星は、極限の力を発揮しようとするので、「達成や成功」を追い求める傾向があったのでは。また、その間、2010年から2019年にかけては、正味7年間、おひつじ座に自立の星、天王星が滞在。家でも、職場でも、ワンオペでがんばっていたかも。

でも、2018年に少し状況が変わり、天王星が去った2019年の3月頃からは、一人でがんばる必要がなくなったのでは。支えてくれる人たちの存在に気づき、結婚や転職を通じ、新たな人間関係へ踏み出した人も多いよう。2020年もこの傾向は続き、パートナーシップや経済的な自立に挑戦することに。ただ、好きなことをしているだけでなく、大きな責任がついてまわります。2020年の3月下旬から7月初旬は、新しいネットワークが構築されるので、仲間と理想を目指して。少数の信頼できる人たちが砦になってくれそう。

 

おひつじ座の「相手の星座別パートナーシップ」


おうし座

天王星の到来で自立の流れ
人の役に立つ仕事を得られそう

おうし座の人生は、大きな変化のただ中にあります。2019年の3月に、自立の星、天王星がおうし座に入ったからです。2018年の夏から秋にかけても、一度、おうし座に滞在したこともあり、この2年、自分の価値観を変える必要に迫られたのでは。必要なのは、「与えられ、愛されるのを待つ」自分から、「見返りを求めずに与える」自分へのシフト。豊かな才能や美貌に恵まれたおうし座のことです。今後は、自ら手を差し伸べ、他者によい影響を与えたいですね。

具体的には2020年は、「ステップアップ」のエリアに変容の星、冥王星や拡大と保護の星、木星が滞在し、現実化の星、土星は、「ステップアップ」と「キャリアやライフワーク」のエリアを行き来します。本来、得意な「料理や食」の仕事のほか、ファイナンシャルプランナーの資格をとって開業するというように、「人の役に立ち、使命感をもって働ける仕事」を得ることでも、人生が輝き始めるでしょう。
 

おうし座の「相手の星座別パートナーシップ」


ふたご座

冬の時代が過ぎた今、
がんばりすぎるのはやめる

2014年末から2017年にかけて、現実化の星、土星が対角にあった時代は、ふたご座にとって、いわば冬の時代でした。中には周囲から潮を引くように人がいなくなった人もいるかもしれません。でも、2018年の秋から2019年にかけては、あなたを応援してくれる存在が現れ、よい流れに切り替わったと感じていませんか。

2020年は、長年のこだわりやコントロールを手放せるかどうかで、運勢が変わりそう。自分が正しいと思うことでも、相手の気持ちや立場を考えて歩み寄れると、状況が好転するはずです。その流れの中で、3月下旬から7月上旬にかけては、将来について、決断する必要が出てくるでしょう。また、パートナーシップでは、一年を通じて、主導権を握ろうとするより、ちょっと折れてみる。人生の先輩には甘えてみる。そんなふうに「融通」をきかせられると、周囲からの人気が高くなり、充実感を得られそう。
 

ふたご座の「相手の星座別パートナーシップ」

2020年は
どんな年?
パートナーシップは
自由・平等へ
12星座別
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かに座

見知らぬ世界と関わる中で、
あなたの評判がうなぎ上りに

本来、閉ざされた世界にいるのが好きなかに座。家族やコミュニティが安全であれば、外界がどんなに厳しい状態でも、あまり関心がないかもしれません。でも、2008年から、変容の星、冥王星がかに座の対角に入っていることから、この10年で人生は大きくチェンジしています。出会ったことのない種類の人たちとも関わることになり、新しい自分に生まれ変わるような感覚があったのでは。

そんな中、2018年や2019年は、自分自身の変容とともに変わってきた人間関係を通じ、さまざまな役割を求められ、悩みがあったかもしれません。でも、2020年は、拡大と保護の星、木星もあなたの人間関係をサポート。今までのがんばりが認められ、周囲の人にも認められるとき。とは言え、冥王星は、まだ対角に4 年ほど滞在するので、人間関係の変容はさらに加速します。役割から逃げることなく、整理したうえで引き受けることで、さらに評価が高まりそう。
 

かに座の「相手の星座別パートナーシップ」


しし座

達成したいことに的を絞り、
結果を出すことが欠かせない

「ルーティンワークや日常生活」のエリアにルールの星、土星や変容の星、冥王星が入っているしし座のあなた。2018年、2019年と仕事の責任は重くなるばかり。そんな中、2019年は、「もっと自分らしく、創造的でありたい」気持ちが大きくなっていたかも。でも、投げ出さないで。2020年は、日々のがんばりが評価される年。耕し、種を蒔き、水をやってきた仕事が花開きそう。あなた自身も、一時的に萎えていた気持ちがよみがえるはず。

ただ、春から初夏にかけて、公私ともにパートナーシップの問題には悩まされるかも。対角に土星がやってくるので、あなたに対し、厳しい視線を向ける人物が現れます。平等に作業を負担するよう権利を主張するその人との折り合いに骨が折れるかも。でも、それを乗り越えると大きな実りがあるのも確か。自分が達成したいプロジェクトに的を絞り、結果を出すことが大切になる一年です。
 

しし座の「相手の星座別パートナーシップ」


おとめ座

誠実に努力してきた人ほど飛躍
時間を奪うタイプとは距離を

2008年から、おとめ座の「恋愛や創造」のエリアには変容の星、冥王星が入っています。この10年、やりたいことや恋愛、結婚に関しては、「こうあるべき」という理想どおりでは決してない、新しい経験を重ねてきているかもしれません。でも、その予想外の展開によって、驚くほどの成果が得られ、よいポジションを得ている人も多いでしょう。

そんなふうに、「思いどおりではないけれど、悪くない立ち位置」にある今のおとめ座ですが、2011年から対角にある海王星によって、人間関係では悩みも生まれているよう。あなたに自分の問題を丸投げするような人が後を絶たないためです。この傾向は、2020年も続きますが、好きなことを誠実にがんばってきた人ほど、公私ともに正当な評価を得られる年なのも確か。悩みを垂れ流して、あなたの時間を奪うような人とは距離をおき、遅刻やドタキャンをするタイプとも離れることで、さらに飛躍できそうです。
 

おとめ座の「相手の星座別パートナーシップ」

2020年は
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てんびん座

今年、心がけたいのは、
家族がくつろげる場所作り

てんびん座は、ドラマティックな展開も、努力して手に入れる成功も、実は、あまり興味はありません。平坦な道、人並みより、ちょっとよいくらいの暮らしで十分、幸せなのです。ただ、2018年、2019年と現実化の星、土星があなたに求めているのは努力です。夫の仕事が忙しくなり、ワンオペで家庭を見なくてはいけなかったり、実家の両親も年老いて頼れなくなったり。義務と責任、自立がついてまわるような流れは、2020年も同様です。

でも、2020年は、よい流れも。拡大と保護の星、木星があなたの職場や家庭での問題を浮上させるとともに、解決してくれる予感。引っ越しをしたり、マンションを買ったりにも悪くないタイミング。安心して、巣作りに集中できる基盤を整えましょう。気をつけたいのは、3月下旬から7月上旬にかけて。交友関係を広げすぎると軋轢が生じそう。ママ友や女友達との付き合いは慎重に。
 

てんびん座の「相手の星座別パートナーシップ」


さそり座

愛着のある関係を離れ、
地域や家族の一員としてまっとう

2012年から2015年にかけて、現実化の星、土星がさそり座に滞在してから、もう4年はたちます。でも、そのときのつらさから、まだ立ち直れていない人もいるよう。2017年から2018年にかけて、拡大と保護の星、木星がさそり座に滞在したこともあり、チャンスやサポートはいろいろありますが、つらいことがあっても、ため込んでしまうさそり座のこと。過去を消化できていないのかもしれません。

でも、2018年から2019年にかけて、さそり座の人間関係には大きな変化があったはず。愛着のある関係を離れ、前に進む流れは、2020年も変わりません。そして、今までは甘えていればよかった居場所で、それ相応の役割を求められるように。地域や家族の一員として、地域の活動、介護など、貢献をしなければいけなくなる予感。華やかなキャリアにばかりは目を向けていられない年となるかも。代わりに、周囲に認められる喜びがありそう。

 

さそり座の「相手の星座別パートナーシップ」


いて座

過去をリセットして前進、
経済的な問題も解決の予感

2014年末から2017年末にかけて、いて座には現実化の星、土星が滞在していました。そこで、人生の試練を味わった人も多いかもしれません。でも、2018年秋から、2019年秋にかけては、いて座には守護星で、拡大と保護の星、木星が滞在し、あなたに新たなエネルギーをチャージしてくれたはず。そのため、過去から引き続く問題をリセットし、前に進む勇気が出てきたはずです。

ただ、2020年は、木星があなたの経済的な面を照らし出します。移住や留学など、やりたいことがあっても、お金がないとできない、という障害が一時的にはあるかもしれません。でも、これまでのがんばりが認められ、金銭面でも正当な評価をされそうなので、諦めずに時期を待って。また、誰もわかってくれないと心を閉ざさないこと。やりたいことを人に説明するようにすると、あなたを心から励ましてくれる、エンジェルのような理解者も現れそう。
 

いて座の「相手の星座別パートナーシップ」

2020年は
どんな年?
パートナーシップは
自由・平等へ
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やぎ座

認められたい思いを手放すと
愛されていることに気づける

やぎ座の人にはもともと、「長いものに進んで巻かれる」ところがあります。愛されるために、自分が属する社会、地域、会社のカルチャーに過剰なまでに適応しようとするのです。でも、この10年以上、変容の星、冥王星がやぎ座に影響を与えたため、そうした優等生な生き方をやめた人も多いのでは。でも、中には、社会の規範ではなく、自分の本能に従おうとして、自分自身を見失ってしまった人もいるかもしれません。2017年末から、やぎ座に入っている土星は、2020年も、一時期を除いてやぎ座に滞在します。今は、軌道修正の必要を感じつつ、走り続けているはず。

でも、2019年の年末から2020年の年末は、拡大と保護の星、木星がやぎ座に入ります。こわばりや頑固さがほぐれるとき。「認められたい」という気持ちを手放してみると、実は、あなたは誰からも愛されていることに気づけるでしょう。コントロールを手放し、流れにまかせてみて。
 

やぎ座の「相手の星座別パートナーシップ」


みずがめ座

土星の到来で、責任が増大する
よい面、悪い面がありそう

これまでのみずがめ座は、自由奔放で目立つタイプだったかもしれません。でも、3月下旬から7月上旬にかけて、現実化の星、土星がみずがめ座に入る2020年は、みずがめ座のユニセックスな生き方が世の中全体のスタンダードになるため、メリットとデメリットの両方があるようです。

よい面は、共働きやフリーランスなどみずがめ座的なワーキングスタイルが当たり前になり、各種サービスが整ってきていること。その気になれば、洗濯や料理など家事も代行してもらえる時代なので、負担が減る部分も大きいはず。デメリットとしては、個人主義のみずがめ座的な生き方をする人が多くなるので、ライバルが増えること。また、法人化を迫られたり、後進の指導をする機会が増えたり、今までよりずっと社会的な責任を求められる可能性が。大きな仕事をまかされ、精神的にハードな場面も増えそうです。懸案事項があれば、春までにしっかり準備して。
 

みずがめ座の「相手の星座別パートナーシップ」


うお座

人との境界は曖昧なままでも、
よりリラックスして過ごせそう

うお座には2012年より、守護星の海王星が滞在しています。海王星は、物ごとの境界を曖昧にする天体。今のうお座には、サイキックと言ってもいいくらい、人の気持ちや念を受け取り、影響されてしまっている人もいます。そのため、職場や仕事相手の空気が悪いと、それだけで自分も調子を崩してしまうことも。また、エネルギーを分けてもらおうと、周囲にはさまざまな人が寄ってきそう。

2020年も、海王星はうお座に滞在するので、この流れは変わりませんが、拡大と保護の星、木星の影響で、人間関係から受けるプレッシャーは大きく減りそう。そのため、これまでよりは、リラックスして過ごすことができるでしょう。ただ、3月下旬から7月上旬にかけては、「ルーズさ」を排除することが求められます。合理的に仕事や家事を進める、曖昧なものは排除する。そうして備えておくと、海王星が「逆行」する6 月下旬以降、問題が減りそうです。
 

うお座の「相手の星座別パートナーシップ」

 


占い・文/Saya アイシングクッキー製作/and Bake

Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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