「洋服を買わない250日(8ヶ月超)」を達成しました。
昨年(2021年)の6月5日から始めた、「洋服を買わないチャレンジ」。先日洋服を買わない250日を達成しました!(正確には今日で254日目です。まだまだ更新中。)丸8ヶ月、洋服を買っておりません。(トップ画は、ボーダーTをしまっている収納ケースの写真です。)
「洋服を買わない150日」を達成した時の過去記事は以下の通りです。↓
あれからさらに買わない100日が過ぎました。
「洋服を買わないチャレンジ」を始めたきっかけは、100人隊卒業生のきなこちゃんの記事(→①/②)でした。感化されるまでのプロセスは上記記事と重複するのでここでは割愛しますね。
実は一昨年2020年2月26日~6月15日にも「洋服を買わないチャレンジ100日」を達成しています。
なので、今回は2回目のチャレンジ。今回は100日と決めず、どこまで買わないチャレンジ出来るか…行けるところまで行ってみようかと。
ちなみにTB マルちゃんが、洋服を買わないチャレンジ300日を達成されています!(過去記事はこちら→ お洋服買わない300日チャレンジ達成の記録 )
さらに100人隊では、038 さとささんが、まさに今「洋服を買わないチャレンジ」中だそうですよ!(過去記事はこちら→【チャレンジ中】手持ち服をとことん着たい&スタイルのある人に憧れます)
以下、長文になりますが…私なりにチャレンジのメリットとデメリットを挙げ、最終着地点を模索してみました。
【まずは目次です!!】
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そもそも「洋服を買わないチャレンジ」とは
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服は買わないけれど、常に100人隊ブログをはじめECサイトもチェック。
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手持ち服と、とことん向き合う。服を買わないなら工夫する。
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さりとて、ファッション誌の公式ブロガーの1人。
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チャレンジ中に、新たに気付いたこと。チャレンジのメリット&デメリット
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チャレンジして、最終的にどこを目指すのか
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まだまだ「洋服を買わないチャレンジ」を続ける意味
それでは早速。
そもそも「洋服を買わないチャレンジ」とは
そもそも「洋服を買わないチャレンジ」とは、イラストレーターの松尾たいこさん著『クローゼットがはちきれそうなのに着る服がない! そんな私が、1年間洋服を買わないチャレンジをしてわかったこと』(扶桑社/2017年11月発行)の言葉から端を発します。
そして著書の中では、「服は買わないけど下着と小物(バッグ、帽子、アクセサリーetc.)は買ってもいい」というルールが逃げ道として書いてあるんです!なので、下着&小物OKというのは、公式ルールです!!(以前、小物はOKなんだよ〜という話をしたら、「ああ、マイルールねwww」と返されたことがあり笑。マイルールじゃないのです、公式ルールですよ!←大事なことなので2回書きました笑。)ちなみに著者の松尾さんは、チャレンジ中に靴だけでも1年に30足買ったそうです。(また、松尾さんの場合、小物や下着以外に、メディアへの露出などお仕事服も除く、という逃げ道も。)
服は買わないけれど、常に100人隊ブログをはじめECサイトもチェック。
…で、誤解のないように初めに書きますが、250日達成しましたドヤ!っていう話では全くありません…。
それに、洋服を買うこと、新しい洋服に袖を通すことって、やっぱりすごくワクワクすることだと思うのです。100人隊の皆さんのお買い物記事やファッション記事は見ていてワクワクしますし、皆さん自分に似合う洋服やスタイリングがよく解っていてそれぞれに素敵だなぁと毎度眼福の想いで眺めている1人です♡
いつだったか、私にしては珍しく(笑)、洋服だけじゃなく器も何もかも物欲が枯渇したことがありまして。その時は、定期的に見ていた100人隊サイトも、Instagramも何もかも遮断していたというか、眺める気にさえならなくて余計に物欲も湧かない、という状態でした。後から振り返ると、物欲って、少なくとも私にとっては生きる気力に近いものなのかなと。(物欲と生きる気力がイコールという意味ではなく、物欲の多寡が生きる気力のバロメーターになっている感じですかね…。)
今は、物欲が枯渇した訳じゃなく、LEEの誌面を読み返したり、ファッション関連のオンラインストアetc.いろいろアンテナは張りつつ、しかし洋服を買わずにいつつ、物欲を温めている状態です…!!何も見ない聴かない物欲が湧かないでは、私には不健全!という結論に至りました…。
松尾たいこさんの著書では、チャレンジ中の基本ルールの一つとして「ファッション誌を読まない、買わない」というのがありましたが。誘惑に勝てるのならどんどん読んだほうが心も潤って良い効果しかないです…!!いつか本当に欲しいと思える服に出会った時にすぐに直感が働くように、目を肥やしておきたいのです。
手持ち服と、とことん向き合う。服を買わないなら工夫する。
「服を買わない」で、毎日同じ服を着るだけなら誰でも出来る筈。手持ち服をなんとか活用してコーデを組めないかな?と、昨年の9月末から投稿し始めたのが、“【5days】”のタイトルで始まる、実際に着ていたリアルコーデ5日間の記録の記事です。(過去記事一覧は以下の通りです↓)
9月末/10月初旬/10月中旬/10月中旬(2)/10月下旬/11月初旬/11月中旬/11月中旬(2)/11月下旬/11月下旬(2)/12月上旬/12月中旬/12月中旬(2)/12月下旬/年末年始/1月初旬/1月中旬/1月下旬/1月下旬~2月初め/2月上旬
アラフォーの普通の主婦のリアルコーデなんて本当に誰得…?という感じですが、お蔭様でチラホラと「コーデ記録好きだよ!ずっと続けて!」とか、「いつも見てます」「参考にしてます」と言って頂けたり…、そんなお声が本当に励みになっています。ありがとうございます(涙)。
さりとて、ファッション誌の公式ブロガーの1人。
上記のように、毎日のコーデ記録を定期的に記事にしているものの、LEEというファッション誌の公式ブロガーの端くれ…。ファッションアイテム購入ネタ(コーデ記録ではなく!)を書かなくて良いのか?という葛藤は、なきにしもあらずでして。
しかしこの場は100人隊ブログ。私以外にも100人以上のブロガーさん達がいるので、私なんかよりもっとオシャレでハイセンスでスタイルの良い、自撮り上手な人達がファッションネタをアップされる筈…!以前先輩から「他にも隊員さんは居るからもっと気楽に」と声をかけてもらえて、最近はわりと気ままに無理なく投稿出来ていると思います。(そうかと言って、これまでは無理して買っていたか?というと、それも違うんですよね…。全部、好きで買ったものばかりです。)
幸いLEEはファッションだけじゃなくインテリア、料理、子育てなども網羅するライフスタイル誌なので、私は料理部で投稿してみたり…、
おでかけ部で投稿してみたり…、
コンビニやカルディ、100均やお取り寄せ、頂き物などの食べ物ネタなどなどを中心に投稿していました。
ちなみに150日達成〜今回の250日までの100日間、小物さえあまり買わなかったです…。100日間に投稿したなけなしのファッションネタ(コーデ記録を除く)はこちら。↓
チャレンジ中に、新たに気付いたこと。チャレンジのメリット&デメリット
「洋服を買わないチャレンジ」、150日だと気付かなかったけれど、250日達成で新たに気付いたことを以下に箇条書きで述べたいと思います。
まずメリットから。
●それは、服にお金がかからない分、小物(アクセサリーやバッグ)にお金がかけられるようになったこと!
●手持ち服で工夫して回すコーデ写真を撮り続けることで、クローゼットの洋服1軍2軍が一目瞭然に。逆に、LEEの誌面を読んで、「あの箪笥に眠っていたあの服、誌面真似っこコーデに使えそう!」と2軍服が1軍服に昇進することも◎
●それから、洋服やソックスのメンテナンスを念入りにするようになったこと。手持ちの洋服の毛玉取りやシミ抜きはもちろん、最近は大好きなミナペルホネンやマリメッコの、もう廃盤になった(=つまり、同じものは手に入らない)手持ちのソックスに穴が空いてしまって、それをダーニング(繕い)して履く、ということも始めて、ダーニングの楽しさに目覚めました。(お恥ずかしながら、これまで繕いもせず、もったいなくて捨てることも出来ず…、穴が空いたそのままでした。)ダーニングについては、また別記事で紹介してさせてください♩(* ˘͈ ᵕ ˘͈ *)✾
●また、以前は「100人隊デートだ…♡ 着て行く服を買いに行こう♡」と、デートが近付く度に街に繰り出していましたが(笑)、手持ちのGUやユニクロ服で自分なりの精一杯のオシャレを楽しめるように。
●150日過ぎたところでは、既に「手持ち服に改めて心ときめく」段階まで達していました。プチプラ服にも、「ああ、やっぱりコレはお気に入り♡」と惚れ惚れしたり…。買わない250日を過ぎた今は、洋服の1軍2軍は解ったので、3軍のものをやっと手放すようになりました!(150日目までは、断捨離に一切着手せずでした( ̄▽ ̄;))
●服を衝動買い(ネットでポチり買いなど)しなくなったので、小物や他のものも吟味するようになり、お買い物の失敗が格段に減った(但し、減っただけでゼロになったとは言い切れません笑)のも、「買わないチャレンジ」のメリットの一つだと思います。
ここからはデメリット。
●チャレンジをすることで、(日々雑誌は読んだりInstagramやECサイトをチェックしてはいたものの、)社会派ブロガー・ちきりんさんの呼ぶところの「マーケット感覚」は確実に鈍ったな…と思います。(ちきりんさん著『マーケット感覚を身につけよう』の紹介記事は右の通りです→ちきりん著『マーケット感覚を身につけよう』)以前は「この服いいな」と思ったらそれをパッと購入して記事に書くまでが1アクションでした。そこから「どのくらいで完売するかな…」までチェックして(暇人ですね…笑)、「あ、やっぱりすぐ売り切れた!買っておいて良かった♩」…というのを繰り返すうちに、なんとなく「あ、この服バズリそう…!」「コレはカブり買い続出しそう…!」等なんとなく感覚でピピッと解るようになっていたというか…。(※あくまで一介の主婦の勝手な感覚です。)今は「へ~、こういうのが売れてるのか~」とボーッと眺めているだけです笑。
購入に繋がっていないものって、やはり説得力に欠けるというか。たとえばインフルエンサーが楽天Roomでお気に入り登録している商品を紹介!などのコンテンツも興味皆無です。だってお気に入りに保存しているだけで実際買ってないじゃん…って。でもLEE100人隊の「今日のお買い物」は、隊員さん達が自分で良いと思って身銭を切って購入まで至っているものだから非常に説得力があって、ステマも業者バイアスもない、信頼できるコンテンツです。今までも、きっとこれからも!
●だからこそ、「今日のお買い物」というカテゴリーで洋服ネタが投稿出来ないのは、心苦しくもあり、LEEwebに貢献出来ていない申し訳なさもあります…。(それでも「買わないチャレンジ」を続ける理由は後述致します。)
●8ヵ月洋服を買わないと、「この服、今でも着てて大丈夫かな?」「ちょっと古い服だけど浮いてないかな?」等、なんとなく心配になって来る…というのもデメリットの一つとして挙げておきます( ̄∇ ̄)
チャレンジして、最終的にどこを目指すのか
今、その日のリアルコーデを置き画で記録していますが、本来、客観的に見て自分に似合っているかチェックするには自分の姿を全身写真で撮るのが最適なんですよね、きっと…。今の手持ち服は、今より体重が6〜10kg以上多い頃に買ったものがほとんどなので、近所のおばあちゃまに「ズボンが泳いでるわよ」と言われることもありました(°⌓°;) 体型に合っていなかったのでしょうね( ̄▽ ̄;)(あまりにも体型に合わないと思った洋服は処分しました。)
有名な『フランス人は服を10着しか持たない』を読んでみて、買わないチャレンジの先の、私の最終ゴールが見えた気がしました。
それは、自分に本当に似合う服を見つけること。本のタイトルのような、ワンシーズン10着で過ごすのは最初から諦めモードですが( ̄▽ ̄;)似合う服を着ることが最高のオシャレだという言葉に妙に納得したのです。これまで骨格診断やパーソナルカラー診断は興味がありつつもどこか「そういうのに縛られたくないな、自由に服を選びたいな」という気持ちが勝っていましたが、この本の中で、グリーンの服が全然貴方に似合ってないわよ、と著者がマダム・シックにバッサリ指摘されたくだりは、「確かに自分に似合う色、似合わない色があるのかも」と思い直すきっかけになりました。100人隊は、等身大のオシャレを楽しむ達人がたくさん居て、「私はこういう服は絶対着ないけど、このコーデはこの人にものすごく似合っているなぁ…」と思うことも多々。
私は元来、すごく人の目が気になる質(たち)でして…(人様は、そこまで自分のことをジロジロ見ている訳じゃないのに!)。世の中を基準にしてとにかく「普通でありたい」という欲求が比較的強いのだと思います(^_^;) 「人の目を気にせず我が道を行く」ような人に憧れもありますが、そんな境地に自分がなれるなんて到底思えず。とにかく、浮かず沈まず、TPOをわきまえ、身だしなみを整えて、人に不快感を与えない、かつ自分も着ていてテンションが上がるものに身を包んでいたい…と思っています。
まだまだ「洋服を買わないチャレンジ」を続ける意味
何度も書いておりますが、洋服を買うこと、新しい洋服を着てみることは、とても心浮き立つことです。何かのネット記事で読んだのですが、物を買う時には脳の興奮物質ドーパミンが分泌されるそうです。一方で、少ない物の中でシンプルに暮らすことをモットーとするミニマリストも、ミニマルな暮らしを達成することで、買い物をする時と同じようにドーパミンが出ている状態なのだとか…。…ということは、洋服を買わない、かと言ってミニマリストでもない私はドーパミンが出ていないということに…??だけど松尾たいこさんの「洋服を買わないチャレンジ」は、小物や下着は買ってOKという逃げ道があるので、洋服を買うことで分泌される筈のドーパミンは、小物(&食べ物など)を買うことで賄えそうです。
昨年6月5日から始まった「洋服を買わないチャレンジ」。まだ初春~初夏の季節を乗り越えていません。もう少し買わないチャレンジを続けてみたら、春夏の服の1軍2軍も見えて来るんじゃないかなと。
最近、斉藤孝先生著『退屈力』や森下典子さん著『日日是好日』を読み返してみると、ドーパミン(=刺激)が少ない日々でもいかに心豊かに過ごすか、人生哲学がてんこ盛りで、(けっして、ミニマリストを目指す訳でもないしミニマリストには絶対なれないと思いますが、)日々の小さな幸せを100%噛みしめて、精一杯「楽しい」「美味しい」等のプラスの気持ちを抱きしめながら、春夏秋冬にわたる自分なりのスタイルを模索して行きたいと思います…!
TB - はな
主婦 / 神奈川県 / LEE100人隊トップブロガー
41歳/夫・息子(13歳・10歳)・娘(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/大雑把な山羊座のO型。好きなものは器、アメリカンヴィンテージ、宝塚歌劇、マンガ、ミナペルホネン、オールドマンズテーラー、GU、ユニクロなど。インテリア・ファッションなどLEEで勉強中。両実家とも遠方で3人の子育てに日々奮闘。ドタバタと過ぎて行く日々の中でも「今」を大切に、小さな幸せを拾い集めながら成長して行きたいです。
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TB はな