モノクロでありながら子どもを魅了してやまない
マリー・ホール・エッツの絵本。
初めて読んだのは「もりのなか」、
続いて「またもりへ」でした。
淡々と繰り返される言葉と共に
大人も子どももいつのまにか森の中に引き込まれ
ファンタジーの世界に浸ることのできる不思議な本です。
今でも娘の大好きな絵本のひとつです。
ペニーさんのサーカス
エッツの描く作品の中に
・「ペニーさん」
・「ペニーさんと動物家族」
・「ペニーさんのサーカス」
というシリーズがあり、その第三作・完結編です。
第一作と第二作は版画で刷られた暗い印象の表紙なので
私もエッツの本だと知らなかったら
手に取ることはなかった絵本だと思います。
絵本にしては文字数が多く
親が読み聞かせをするには長い話ですが
子どもがひとりで読んでも物語に引き込まれて
話の長さを感じない本だと思います。
心優しいペニーさんと動物たちとのやりとりが
心温まるお話です。
puketti
40歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・美容部/シンプルなもの、上品なもの、特に器やインテリアが好きです。日々の小さなしあわせを大切に暮らしています。
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puketti