大人気シリーズ第4弾!
料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?
料理を仕事にする今井さんに「しんどい」の悩みを相談したら、「頑張りすぎなくてOKです。休んで!」ときっぱり。でも時に、逃れられないこともある……というわけで、そんなときでも何とか作れる、とっておきを教わりました!
「鉄板ルール」があれば乗り越えられます
「しんどいときは、何より“考える”のがイヤ!」という今井さんが編み出したのが、夜は調理法しばりで料理に取りかかるルール。「このルールで何度助けられたことか!」(今井真実さん)
ゆで豚の葉っぱ巻き&モロヘイヤのスープ
今週もやり切りました! ちょっと豪華にパーティ気分
調理時間60分
「わが家の定番は、とにかくコトコトゆでればOKのゆで豚。味つけは各自におまかせで、『お好きにどうぞ』がとっても気楽」(今井真実さん)
材料・2~3人分
- 〈ゆで豚〉
- 豚肩ロースかたまり肉……400g
- 塩……小さじ1
- A)
- 水……4カップ
- にんにく(皮ごと)……4かけ
- 酒……1/2カップ
- 梅干し(種を取り除いて叩く)……1個
- みょうがの千切り……1個分
- グリーンリーフなど好みのレタス、新しょうがの甘酢漬け、韓国ノリ、コチュジャン……各適量
- 〈スープ〉
- モロヘイヤの葉……5本分
- しょうゆ……小さじ1
- 塩……小さじ1/2
作り方
- (ゆで豚を作る)豚肉全体に塩を振り、10分ほどおく。出てきた水気をキッチンペーパーでふき取る。鍋に入れ、Aを加えて強火にかけ、沸いたらアクを取って弱火にし、表面がふつふつと動く状態を保ちながら40分ゆでる。
- 豚肉とにんにくを取り出し、豚肉がなんとか触れる程度の熱さまで冷ます。食べやすい厚さに切り分け、皮をむいたにんにくとともに器に盛る。梅干し、みょうが、新しょうがの甘酢漬け、韓国ノリ、コチュジャンを添える。別の器にグリーンリーフを盛る。
- (スープを作る)モロヘイヤはみじん切りにする。
- ②の鍋に残ったゆで汁(3カップ程度)の味を見て、しょうゆ、塩で調える。③を入れてお碗によそう。
※ゆで豚はゆで汁につけた状態で冷蔵庫で3日間保存可能。
Staff Credit
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE8・9月合併号(7/5発売)「料理家たちの「料理がしんどい日」何作る?」に掲載の記事です。