価格はお手頃、いろんな食材や味つけともなじむ、まさに家庭料理の救世主的存在のもやし。でも魅力的なレパートリーがなくて……と活用しきれていない人に朗報。

今井亮さんの手にかかれば、脇役に回りがちなもやしを主役にして家族も喜ぶ食べごたえしっかりの中華おかずができるんです！

調理時間10分

具は豚肉ともやしだけ、王道の焼きそばこそ食感が大切。調味料は麺だけにかけて、少し焦がしてからからめると香ばしい味に。

材料・2人分

• 焼きそば麺……2玉
• 豚バラ薄切り肉……100g
• もやし……1袋（200g）
• サラダ油……大さじ1 1/2
• Ａ）
  • しょうゆ……大さじ1 1/2
  • 酒……大さじ1
  • 鶏ガラスープの素（顆粒）……小さじ1
  • ごま油……小さじ1
• 粗びき黒こしょう……適量

作り方

1. 麺は袋のまま600Wの電子レンジで1分半加熱し、袋の中でほぐす。豚肉は5㎝幅に切る。もやしは洗って水気をふく。Ａは混ぜる。
2. フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、麺を広げて両面をカリッと焼き、取り出す。
3. 残りのサラダ油を熱し、豚肉を2分炒め、もやしを加えてさらに1分半炒める。
4. 麺を戻し入れ、Ａを麺にかけてよくからめたら、全体を混ぜ合わせる。器に盛り、黒こしょうを振る。

教えてくれたのは

今井 亮さん

料理家

京都の老舗中華料理店勤務後、料理研究家の道へ。雑誌、書籍、web、テレビなどで幅広く活躍中。『旬中華』（グラフィック社）、『野菜で中華』（成美堂出版）など著書多数。

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こちらは2023年LEE11月号（10/6発売）『「もやし」で安うま！ ガッツリ中華』に掲載の記事です。