ピリ辛味と素材の組み合わせが新鮮
カルビ肉+ブロッコリー・さといも中華風
肉は斜めにそぎ切りにして断面を広くすると、火が早く通ります。さといもはレンジ加熱でより時短に。
材料・4人分・直径24㎝
- 牛ステーキ用(厚切り)もも肉……4枚(600g)
- A)
- 酒……小さじ2
- しょうゆ……小さじ2
- さといも……8個(500g)
- ブロッコリー……1/2株
- B)
- オイスターソース……大さじ1
- 砂糖……大さじ1
- しょうゆ……大さじ1
- 酒……大さじ3
- ごま油……大さじ1
- 糸唐辛子(あれば)……適宜
作り方
- 牛肉を斜め半分に切り、Aをまぶして5分おく。Bを混ぜ合わせておく。
あらかじめ肉に下味をつけておけば、火にかける時間は短くても味が内側までよくしみ込んでおいしくなる。
- さといもは洗って水気をきり、ラップでくるんでレンジで5分加熱する。粗熱が取れたら皮をむき、半分に切る。
丸ごとのさといもなど火が通りにくい素材は、あらかじめレンジで加熱しておく。あとは焼き色をつけるだけ。
- 鍋を中火にかけてごま油を熱し、さといもを時々返しながら5分ほど焼く。
- ①の牛肉とBを加え、フタをして5分加熱する。小房に切ったブロッコリーを加え、さらに10分加熱する。
- 牛肉に火が通り、野菜に竹串がすっと通るようになるまで様子を見て、焦げるようなら途中で火を弱める。好みで糸唐辛子を散らす。
撮影/野口健志 スタイリング/朴 玲愛 取材・原文/藤井志織
こちらは2014年LEE11月号「ほったらかしで簡単、そして豪華!“鍋ごとサーブ”のロースト&煮込み」に掲載の記事です。
渡辺麻紀
料理家
フレンチをベースとした、スパイスやハーブを使った料理、手順は簡単なのに味わいは本格的なボリューム満点の肉料理などが得意。東京・目黒で料理教室を主宰。著書に、『QUICHES キッシュ』(池田書店)、『ごちそうマリネ』(河出書房新社)、『涙がでるほどおいしい スープと煮込み』(主婦の友社)など、多数。