ささ身のだしと卵のマイルドな味
鶏と豆腐の中華がゆ
「中華がゆはサラッと仕上がるので食べやすいですね。お米が割れて『花が咲く』のがベストな炊き上がり。卵でやさしい味と食感に」(堤 人美さん)
材料・2人分
- 米……1/4合
- 鶏ささ身……2本
- 絹ごし豆腐……1/2丁
- ごま油……大さじ1
- 塩……小さじ1/2
- A)
- 水……600〜800㎖
- しょうがの千切り……1かけ分
- 溶き卵……2個分
- 香菜(シャンツァイ)、味つきザーサイ……各適量
作り方
- 米は洗ってザルに上げ、15分ほどおいてごま油をまぶす。ささ身はひと口大に切り、塩をまぶす。豆腐は5㎜角に切る。
- 洗った米にごま油をまぶしてまんべんなくコーティングすると、粘りが出なくていい状態で炊ける
- 鍋に①のささ身とAを入れて中火にかけ、沸騰したらアクを除き、①の米を加える。そのままフタをせず、中火で1時間ほど煮込む。途中、1〜2回、鍋底から混ぜる(頻繁に混ぜると粘りが出るので注意)。米が割れて花が咲いたようになったら、①の豆腐を加えてさっと温め、溶き卵をふんわりと回し入れる。
- 器に盛り、葉先を摘んだ香菜とザーサイを添え、好みで塩、こしょう(分量外)を振る。
撮影/松村隆史 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
2022年2月号【買い物に行けてない? でも大丈夫! 卵と豆腐があればなんとかなる!】より
堤 人美
身近な素材にひと工夫加えた、作りやすいのに新鮮なおいしさのレシピで人気。雑誌や書籍のほか、企業のレシピ開発やCMの料理制作など幅広く活躍。近年韓国エンタメに夢中になっていることから、韓国料理の研究にも余念がない日々。