時を経て気づく、四季のある風情、丁寧な手仕事 大人はそろそろ「和」を楽しみたい
かじきまぐろの卵とじ/<野村友里さんが母から受け継ぐ和の心とレシピ>【LEE DAYS】
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野村友里
2022.01.22 更新日:2024.09.04
煮る
かじきまぐろの卵とじ
手順そのものは、とても簡単、ただ絶品の半熟に仕上げるには、長年の勘がものをいいます。
「祖母、母と作り続けてきた味をそのままに」(野村友里さん)
材料・2人分
- かじきまぐろの切り身…2枚
- 塩…適量
- 酒…大さじ1
- 溶き卵…2個分
- 三つ葉のざく切り…1/3束分
- A)
- だし…1/2カップ
- 酒…大さじ2
- しょうゆ…大さじ1
- みりん…小さじ1
作り方
- かじきまぐろは両面に軽く塩を振り、15分ほどしたら出てきた水気をキッチンペーパーでふき取る。2㎝幅に切り、酒を振りかける。
- 浅鍋にAを入れて中火にかける。煮たったら①を並べ入れ、1分ほど煮る。8割がた火が通ったら、卵を流し入れ、半熟になったところで三つ葉を加え、ふたをして1分ほど蒸らす。
フードディレクター
野村友里さん/Yuri Nomura
のむら ゆり●「eatrip」主宰。東京・原宿で「restaurant eatrip」を営むほか、表参道に、都市と産地をつなげる場、「eatrip soil」をオープン。食を通じて、人や場所、ものをつなげる活動を続ける。母は、おもてなし教室を主宰する野村紘子さん。http://www.babajiji.com/
撮影/伊藤徹也 取材・原文/福山雅美
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