覚えておきたい! 折り&卵液ワザ
ミルフィーユピカタ焼肉
薄切り肉はシンプルに、2つ折りにしたら厚み2倍。「卵に包まれてまろやかになった薄切り肉に、甘味のある焼肉のタレが、絶妙に合うんです」(きじまりゅうたさん)
材料・2人分
- 豚ロース薄切り肉……300g
- 溶き卵……1個分
- いんげん……10本
- しいたけ……2個
- 小麦粉……大さじ2
- サラダ油……適量
- 好みのタレ(写真はピリ辛コチュジャンダレ〈作り方はこちら〉)……適量
作り方
- いんげんは5本まとめて3カ所つま楊枝で刺してから、長さを3等分に切る。しいたけは軸を切り落とし、半分に切ってつま楊枝を刺す。
- フライパンにサラダ油少々を中火で熱し、①を両面焼いて取り出す。
- 豚肉を半分に折りたたみ、小麦粉をまぶして押さえる。
- ②のフライパンにサラダ油大さじ1/2を足して中火で熱し、③に溶き卵をからめて並べる。焼き色がついたら裏返し、2分ほど焼く。
- ②をフライパンに戻し、フライパンごと食卓にのせ、タレをつけて食べる。
薄切り肉を2つ折りにして、手軽に食べごたえアップ。
さらに卵液をからめてしっとり感もプラスする。「中途半端に厚い肉より、こっちのほうがしっとりしていて噛み切りやすいから、むしろ子どもには食べやすいですよ」(きじまりゅうたさん)
串打ち野菜は、“打ってから切る”
野菜が串打ちしてあると、それだけで焼肉感が出るし、何よりバラけなくて食べやすい。「玉ねぎは、繊維を断ち切る向きに切れるように置き、つま楊枝を刺してから切るだけ。わかれば簡単でしょ?」(きじまりゅうたさん)
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
2021年10月号【焼くだけ&片付けもラク! 豚肉・鶏肉で安うま!フライパンで焼肉】より