豚肉入りで、ボリューム&満足感アップ
台湾風卵焼き
切り干し大根をたくあんに替えて、台湾風卵焼きをアレンジ。具だくさんだから、しっかりごはんのおかずになります。フライパンは大皿感覚。料理ができたら、そのままどーんと、アツアツを食卓へ。
「ハンバーグや卵焼きなど高さを出したほうがおいしそうなものは、あえて直径の小さいフライパンで作ると、いいボリューム感になりますよ」(渡辺麻紀さん)
材料・4人分
- 卵……6個
- たくあん……60g
- 長ねぎ……1本(緑の部分も使う)
- 豚バラ薄切り肉……100g
- 塩、こしょう……各少々
- サラダ油……小さじ1+大さじ1
- ごま油(好みで)……小さじ1
- A
- しょうゆ……大さじ2
- 酒……大さじ2
- 砂糖……大さじ1
- タレ
- オイスターソース……大さじ1
- しょうゆ……大さじ1
- 水……大さじ1
- 砂糖……小さじ1
- 酢……小さじ1
作り方・直径18〜20㎝のフライパンを使用
- たくあんは千切りにする。長ねぎは5㎜幅の小口切りにする。豚肉は5㎜幅に切って、塩、こしょうで下味をつける。
- 卵をボウルに割り入れ、菜箸でざっくりとほぐす。
- フライパンを中火にかけ、サラダ油小さじ1を引いて①を炒める。長ねぎがしんなりしたら、Aで味つけをする。
- 熱いまま、③を②のボウルに加え、混ぜる。
- フライパンをさっと洗い、中火にかける。サラダ油大さじ1を入れ、④の卵液を流し入れて木べらで大きく4〜5回混ぜる、フタをし、弱火で7分間加熱する。
- フライパンに皿などを当てて返し、卵焼きを一度取り出す。皿からすべらせるように戻し、フタをして、裏面を弱火で5〜6分焼く。
- 中心まで火が通ったら、好みでごま油をフライパンの縁から回し入れ、すぐ火を止める。
- まな板などに取り出し、好みの大きさに切り、フライパンに戻す。合わせたタレを添える。
2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず より
撮影/福尾美雪 スタイリスト/朴 玲愛 イラストレーション/飯山和哉 取材・文/福山雅美
渡辺麻紀
料理家
フレンチをベースとした、スパイスやハーブを使った料理、手順は簡単なのに味わいは本格的なボリューム満点の肉料理などが得意。東京・目黒で料理教室を主宰。著書に、『QUICHES キッシュ』(池田書店)、『ごちそうマリネ』(河出書房新社)、『涙がでるほどおいしい スープと煮込み』(主婦の友社)など、多数。